スマイルプリキュア!~選択する少女達~ 作:ディロイ・ファントム
今回は布石を1つ仕込みます。その仕込みを使う事になったら今度はこのシリーズの本来やりたかった事を始動させます。
それでは本編どうぞ!
あれから数日後、黒羽は偶の朝のトレーニングをしていた。相手はレイラだ
レイラ「お前の力は本来より落ちてるのは昔から知っている。が、だとしても少しお粗末だ」
タマ「なら・・・ッ!」
レイラ「今のは良かったが、力みすぎだ」
タマ「難しいね、これ・・・」
リワト「お2人共、そこまでです」
レイラ「ちっ・・・もうかよ」
黒羽「もう学校に行く時間?ありがとう。行って来るね」
レイラ「どうせなら、気に入らねぇ奴を」
黒羽「いやぶっ飛ばさないよ?」
レイラ「・・・大人だねぇ」アタマポリポリ
黒羽「そう?まぁいいや。行って来まーす」
いつもの様に途中で幸と合流し、いつもの様に学校に着く2人。だが、そんな2人にあかねから知らせが届く
あかね「2人共!大変や!」
黒羽「・・・何?下らない事なら後で」
あかね「やよいが・・・やよいが転校するんや!!!!」
黒羽「・・・幸」
幸「・・・うん」
黒羽と幸は下らないと言わんばかりにあかねの事をスルーした
あかね「あの2人・・・クラスメイトの事を何とも思ってなかったんかァ!?」
別に何とも思って無い訳では無い。黒羽は朝レイラに言われた事に悩み、幸は幸で自身の事を悩んでいた。その為端から見るとどうでも良い、何とも思って無いと感じるだけである
黒羽「・・・黄瀬さん。貴女に依頼があるの」
やよい「な、何でしょう・・・」
黒羽「貴女に書いて欲しい漫画があるの。詳細についてはこの紙に書いてあるのだけど、良いかしら?」
やよい「え・・・こ、これだけ?」
黒羽「えぇ。それだけ。勿論報酬が欲しければ出来る範囲で用意するわ」
やよい「・・・わ、わかった!・・・あ、でも、期限って」
黒羽「そうね・・・速ければ速いほど良い。とだけ」
そう言って黒羽はやよいの元から立ち去った
そして昼休みとなり、珍しく黒羽達がやよいの元へ訪れていた
黒羽「・・・聞くのを忘れていたけど、私が依頼・・・黄瀬さん?それは?」
やよい「あの・・・えっと・・・」
やよいは全てを話し始めた。が、黒羽と幸は何の事らやとちんぷんかんぷんになっていた
黒羽「・・・取り敢えず私の認識なんだけど、そのエイプリルフールって言うのは『幾ら騙してもよい日。但し、やるなら徹底的にやる事を条件とする』と言うものなんだけど?」
やよい「そ、そんなに物騒じゃ、無いです。と言うか、なんで知らないんですか?」
黒羽「小2で人間辞めた人(?)にそんなのを求めないでよ(-ω-;)」
やよい「え!?そうなんですか!?」
黒羽「・・・何騙されてるの?嘘に決まってるじゃない」
やよい「で、ですよn」
黒羽「人間を辞めたのは小1の時よ」
やよい「・・・」ボーゼン
幸「(記憶違いかと思った・・・)」ホッ
これは良くない空気かな?と黒羽が思い、咳払いをし、話しを続ける
黒羽「取り敢えず、本来であれば嘘を、しかもかなり大きな嘘をついてるから、今後何があっても保証は出来ない。でも嘘に可哀想な真実に聞こえる嘘を重ねたらどうなると思う?」
やよい「・・・え?それってどう言う・・・」
幸「・・・それ、本当にやるの?」
黒羽「?勿論だよ?」
幸「・・・一応、黄瀬さんに教えよ?」
黒羽「ん・・・要は今日の放課後辺りにクラスメイト達が構ってくれるだろうから、その時にあたかも貴女が私達に『どうしたらみんなともっと仲良く話せれる様になるか』って相談した事にして、私達が『転校すると嘘をつけば良い』とアドバイスした事にすれば良い」
やよい「え?でもそれじゃぁ・・・」
黒羽「勿論ブチ切れものでしょうね。でもそれが少し私が脅した形にすれば?更に言えばそれを私が少し嘲笑いながら『よかったね』と言えば?」
やよい「ヘイトが黒羽さんに向く・・・」
幸「そうやってヘイト管理出来れば黄瀬さんは転校は嘘と分からせれる上に何も言われない。どう?乗ってみない?」
やよい「いいん・・・ですか・・・?」
黒羽「良いから言ってるの」
やよい「ありがとう・・・ございます・・・」
細かい部分の作戦会議をしていた矢先、みゆきが屋上にやってきた。そして訳の分からないまま自分達のクラスに入れられた。そうしたらクラス総出で送別会をやろうとしていた
黒羽「(想定より速い・・・黄瀬さんは・・・あ、ダメね。助け舟を出し黄瀬さん!?)」
黒羽と幸が逃げたやよいを少し遅れて追いかける。グラウンドに行ったのを見た2人は「1人にした方が良いのかも」とも思ったが、何かあるといけないのでやっぱり追いかける事にした
黒羽「・・・黄瀬さん。責めてる訳じゃ無いけど、もう少しだけ、あと少しだけこらえてくれればさっき話してた作戦が出来たの」
やよい「・・・」
黒羽「・・・でも、私としても想定してなかった・・・いえ、想定が甘かったからこそ対応が遅れた部分もある。だから、気にしなくて良いわ」
やよい「黒羽さん・・・」
やよいを落ち着かせる事が出来たと思えば、今度はプリキュアメンバーが来てしまう
黒羽「(タイミングが最悪過ぎる・・・PTSDを発症し無ければいいけど・・・)」
更にタイミング悪くアカオーニも来てしまい、バッドエンド空間も精製されてしまう
幸「黄瀬さん、大丈夫そう?」
やよい「う、うん!」
5人「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!」」」」」
黒羽「タマ、今回は任せるわ・・・グロウ!」
アカオーニ「出でよ!アカンベェ!」
アカンベェ「アカンベェ!」
アカオーニ「いけ!アカンベェ!」
タマ「タマ!本気出す!」
タマヨリヒメはプリキュア達と真っ正面からアカオーニを向かい撃ちに行く。アカンベェも突撃してくるが、パンチの構えをとり、タマヨリヒメも殴りに行く形で受け止める体制をつくる。だが、実際にしてきたのは回し蹴りであった
アカオーニ「面白いオニ!次はアイツらを轢いてしまえオニ!」
タマ「それなら・・・アーク・オーラ!」
プリキュア達は飛んで回避し、タマヨリヒメは向かい撃とうとする。が、案の定プリキュア達は攻撃をくらい、タマヨリヒメは反撃に成功した
アカオーニ「面白ろ過ぎるオニ!バカオニ!」
ハッピー「さっきから嘘ばっか!」
サニー「最低やなあんた!」
タマ「そーなの?せんじゅつ?としては良いみたいだよ?」
アカオーニ「嘘をつくのは面白いオニ!そうだよなぁ?キュアピース?」
黒羽『マズい・・・タマ!すぐに代わって!』
タマ「え?う、うん」
アカオーニ「騙されたお前の仲間をお前の代わりに嘲笑ってやるオニ!」
ビューティ「アカオーニは一体何がおかしいのでしょうか?」
4人が4人共、状況を掴んでいない。この方が幸せではあるかもしれないが、それを良しとしないタマヨリヒメがドスの効かせた声でアカオーニに言葉を放つ
タマ「・・・お前さ、いっぺんだまろか?」
アカオーニ「はっ!そんなのお断りだオニ!」
タマ「ふーん・・・お前さ、あのクソ魔女から聞いてないの?私の姿の事」
アカオーニ「・・・あー・・・確か・・・悪魔みたい?だとか?」
タマ「それ・・・こっちはもう一度やっても良いんだけど?」
アカオーニ「(な、なんだ!?奴の雰囲気が急にドス黒く・・・なんなんだオニ!これは!)」
タマ「・・・チッ・・・黙んなら最初からほざくなよ」
タマと黒羽以外「「((えっ・・・怖・・・絶対怒らせない様にしよ・・・))」」
タマ「・・・?」
幸「タマちゃん!」
タマ「わかった!グロウ!」
タマヨリヒメはタマヨリヒメ(青)へと変化した。当然この場でやる事なんて1つだ
タマ「アーツ!ホーリー・グランドスラム!」
アカンベェは破壊され、ついでにアカオーニの鼻も掠った
アカオーニ「ぐっ・・・覚えれてろオニ!」
そして教室まで戻る途中、黒羽はやよいに「自分1人で大丈夫」と言われてしまったので様子見に徹してたが、結局様子見も不要そうであった
そしてその日の放課後、白窓の部屋に居る純白の女性の下と来ていた
黒羽「・・・現状を報告します。まずプリキュアの・・・」
黒羽説明仲
黒羽「・・・以上が報告です」
純白の女性「そう・・・分かった。所で、もしも人手が欲しいなら、その時は呼べは良いから」
黒羽「無限様・・・・・・では、その時には。失礼します」
無限「・・・紡槍(ぼうそう)アークエナジェ達よ、彼女らの『アレ』の準備を。いつか、使う時が来るでしょうから」
アークエナジェ×2「「分かりました」」