スマイルプリキュア!~選択する少女達~ 作:ディロイ・ファントム
戦闘から戻った黒羽達は無限の元に来ていた
黒羽「夢限様、報告があります」
夢限「報告?珍しいな」
黒羽「はい。敵にファフニールを撃った時、それが破壊されました」
夢限「・・・・・・それだけか?」
黒羽「はい。それだけです」
アークエナジェA「それだけの為に夢限様との面会とは何事ですか!」
アークエナジェB「どの様な報告かと思えば、日常的に起こる事を報告する為とは!」
夢限「落ち着きなさい・・・だが、確かに納得はいかない」
幸「確かに、それだけならここへは来ません。今回来た目的は、別にあります」
夢限「別か・・・」
タマ「タマ、なんか嫌な予感がする・・・」
黒羽「・・・タマがこう言ってるのもありますが、過去にここから逃げた、或いは野良となったルリグが居ないかを聞きに来ました」
夢限「・・・調べておく。結果はリワトを通して伝えるが、時間はかなり使う事を肝に銘じておけ」
黒羽「はい。では、失礼します」
そう言って退出する
夢限「・・・逃げたルリやか野良と化したルリグ。居るとは思えないが、一応調べはしよう」
時は過ぎ修学旅行当日。新幹線の中で班毎に座って話していた
黒羽「・・・」
幸「zzz」
女子生徒A「白月さん、悩み事でもあるんです?」
黒羽「・・・え?あぁ、うん。私の姉がコッソリ着いてきてないか心配でね」
女子生徒C「え?お姉さんが?」
黒羽「そ。ほら、私って弱いじゃない。今日だって『お前は弱いんだ。本当に私が居なくてよかったのか?今からでも遅くは無い』って」
女子生徒B「うわ過保護ぉ・・・」
黒羽「まぁでも、事実だし。それに、私の姉が強いからこそ助かってる部分もあるから」
女子生徒A「白月さんって意外と優しいんだ」
黒羽「さぁね?じゃ、私も少し寝るわ」
そう言って黒羽も寝た
女子生徒C「・・・なんか、こうして見てみると姉妹って感じもするけど」
女子生徒A「夫婦って感じもするよね」
その後、京都に着いたので班員に起こして貰い修学旅行を始めた
黒羽「金閣寺の水って意外と汚いのね。掃除されてるのかしら?」
幸「ううん。これが正しいんだよ?」
黒羽「?」
幸「こうやって濁ってる方が良く映るでしょ?」
黒羽「成る程。ん?幸、助けに行くよ」
幸「はーい」
黒羽達の先にあったのはみゆきが池に落ち掛けている所であった
黒羽「いくよ?せーのッ!」
黒羽と幸が本気で引っ張りあげたので投げ飛ばした様になってしまった
先生「大丈夫ですか!?」
みゆき「いてて・・・な、なんとか・・・」
黒羽「ゴメン・・・やり過ぎた」
その後、自由行動となったので路地裏にていつもの戦闘訓練をしていた
黒羽「別にみたい物とかも無いから隠れて戦うのは良いけど」
幸「狭いからあんまり動けないね・・・」
と、あまり戦闘訓練としては成り立って無かった様だ。そして次の日。前日と同じく戦闘訓練をしていた
黒羽「・・・狭いとやっぱり訓練には向かないわね」
タマ「なら観光すれば良いんじゃないの?」
幸「タマちゃん・・・正論だけど行く所が無いの」
タマ「そうなの?」
黒羽「そんなものよ」
文句を言いつつも戦闘訓練を続ける3人。しかし、途中でバッドエンド空間が展開される
黒羽「・・・なんでこうなるのかしら・・・行くわよ」
バッドエンド空間の発生地点に向かう3人。その場所には既にアカンベェが居た
黒羽「タマ」
タマ「うん!」
黒羽の一言でタマはカードになる
黒羽「グロウ!」
ハッピー「タマ!?」
タマ「グロウ!」
タマヨリヒメはタマヨリヒメ(赤)となり、銃撃に依る援護主体で戦い始めた
タマ「意外と楽ね?」
マーチ「良いところに!ハッピーがパクトを落としちゃってレインボーヒーリングが使えないの!」
タマ「・・・いいわ。一撃で終わらせてあげる。アーツ、一致爆結」
アカンベェはタマヨリヒメ(赤)に手も足も出せずに撃破された
アカオーニ「ばかなオニ!?」
タマ「・・・何がしたかったのかしら?」
れいか「あの、折角ですし一緒に回りませんか?」
黒羽「・・・それも良いわね」
タマ「タマも一緒に回る!」
あかね「いや、タマは制服とか持って無いやろ?流石に」
黒羽「あるわよ?ほら、着替えてきなさい」
タマ「はーい!」
なお「いつの間に・・・」
幸「確かタマちゃん用のしおりもあったよね?」
黒羽「当たり前よ」
れいか「用意周到ですね・・・」
黒羽「寧ろ想定して当然のことよ?」
幸「ほら、良く言うでしょ?木を隠すなら森の中って」
れいか「確かにそうですが・・・」
タマ「着替えてきたよー。あと、はい!パクト」
みゆき「これって私のパクト!?」
タマ「着替えるからついでに取って来ちゃった」
黒羽「・・・そ。じゃぁ、何処に行こうかしらね」
と、何処かへ行こうとした時、突然リワトが現れた
黒羽「リワト?珍しいわね。平日のこんな時間に会うなんて」
リワト「・・・すいませんが、3人に話しがあります」
なお「話し?それなら私達も聞きたいかな」
みゆき「うん。わたしも興味があるし」
リワト「すいませんが、セレクターにだけしか話せない事です」
黒羽「・・・分かったわ。路地裏に行きましょう。でも、行くのは私だけ」
幸「え!?なんで!?」
黒羽「・・・幸が来たら、良くない気がするから」
幸「・・・分かった」
タマ「・・・あれ?タマは?」
黒羽「タマは・・・一応ここに居て?」
タマ「分かった!」
その後路地裏に移動する2人。路地裏に着くとリワトが話し始める
リワト「話しと言うのは、数日前に話していた野良ルリグの事です」
黒羽「・・・」
リワト「・・・結論から言いますと、野良ルリグ・・・いえ、逃げたルリグでしょうか?その存在は居ます」
黒羽「やっぱり居たのね・・・それで、どんなルリグなの?」
リワト「黒のルリグが1体。名は───と言います。ですが、彼女は封印されたと聞きましたが・・・」
黒羽「・・・聞いた事無いわね。そもそも、封印されてるならどうやって・・・まさか!?」
リワト「恐らくはそうかと。ただ、ルリグとして発見していたのは3年前に2、3日だったので知ってる方の方が少なかったのもあるかと」
黒羽「3年前・・・」
リワト「何か気になる事でも?」
黒羽「・・・もしかして、そのルリグってセレクターで、名前は───だったりしない?」
リワト「えっと・・・はい。そうです」
黒羽「・・・連れて来なくて正解ね。リワト、この事は誰にも・・・特に、あの2人の耳にその事を絶対に入れないであげて欲しい」
リワト「・・・分かりました。では、私はこれで」
リワトはその場から立ち去った
黒羽「・・・やっと点と点が繋がったと思ったら、また疑問が出てくるの、どうにかして欲しい所ね」
そう言って黒羽も路地裏を出てみゆき達と合流し、一緒に京都を回った