スマイルプリキュア!~選択する少女達~ 作:ディロイ・ファントム
今日は5月13日。現在黒羽、幸、タマの3人は白窓の部屋・・・では無く、ランドでトレーニングしていた(因みにランドは文字で書くとW-LANDと書くらしい。何故W-が付くのかは誰も知らない)。外でやるよりは良いらしい。今は休憩中の様だ
幸「ねぇ黒羽ちゃん」
黒羽「いきなりどうしたの?」
幸「今日は母の日って知ってる?」
黒羽「あれ?今日だったっけ?」
タマ「母の日?」
黒羽「(そっか・・・記憶障害も・・・)本来は、自分の母親に日頃の感謝を伝える日の事。ただ、私は肉親をこの手で殺してるから関係の無い話しだけど」
幸「私はまだ両親は居るけど、その内殺さないといけないから・・・ちょっと不安かなぁ」
タマ「え!?殺しちゃうの!?」
黒羽「殺す方が、何かと都合が良いのよ。・・・最も、幸の両親は殺さなくても良いかもしれないけどね」
幸「そうなの?」
黒羽「・・・折角だし、私の両親・・・いや、私の過去を教えてあげる。あれは、まだ私が小学2年生の、冬休みの事だった・・・」
そう言って黒羽の過去を話し始めた
黒羽「私の母は酷い人でね、私の事を常日頃から憎んでいたの。そのせいか何かあればすぐに私に手を出してきた事を始めとして色んな嫌がらせを受けてた。なんなら父や私の事を奴隷か何かとでも思ってたんだと思う。でも私の父は、こんな私を受け入れてくれていた。
ある日、両親が旅行に出かけると言う話しをコッソリ聞いていたの。でも、その時の私は既にセレクターだった。だから、私の母を殺そうと思った。私ね?昔は少しでも時間があれば兎に角色んな事を調べたの。そうしたら気になる一文があったわ。だから聞いた」
黒羽(小2)『ねぇお姉さん。これってどう言う事なの?』
図書室のお姉さん『え?あぁ、それはまだ早いかなーってお姉さんはおm』
黒羽(小2)『早くないよ!知りたいから教えて!』
図書室のお姉さん『・・・分かったわ。これはね・・・』
黒羽「そうしたら私に取っては朗報だった。だって、人が死んだら保険としてお金が手に入るんだもの」
幸「え!?そうなの!?」
黒羽「そう。だから計画を実行した。家で殺すんじゃない。外で、しかもバレない様に殺す。勿論それは難しかったからひたすら耐えてた。そうしたら旅行に行くと行っていたのが聞こえてた。だから場所を特定して、方角も調べて、ひたすら耐えてた。そして、その日が来た」
母『私らが帰って来るまでに綺麗にしとけよ!』
父『・・・すまないな。留守番をさせて』
黒羽(小2)『ううん、大丈夫。私は、幸せに・・・』
父『え?』
黒羽(小2)『あ、ううん。なんでも無い。気を付けてね』
父『・・・あぁ、頼んだぞ』
黒羽(小2)『・・・・・・よし。居なくなった。確か、緊急時に使える力の出し方は・・・あった!それじゃぁ・・・』
黒羽「私は、緊急用の力を使ってその場所まで行き、先回りをしていた。幸いな事に行き先も分かっていたから、確実な張り込みが出来ていた。1度休憩して体力を回復させ、殺して逃げる為の体力を温存させていた。そして、その時がやってきた」
黒羽(小2)『ッ!』
母『がぁッ!?テメェ・・・何でここにィ!』
黒羽(小2)『いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも!私に手を出したり食事を抜いたり!挙げ句の果てには真冬で外に閉め出して!もううんざりなのッ!死ねェェェッ!』
黒羽「あぁ、やっと殺せれる・・・そう思ったけど、母は父を盾として使った。多分、そうすれば私の動きを止めれて、しかも殺せれると思ったんだと思う。確かに、実際は私の手で父を殺した。でも、現実は違った」
母『は・・・はは・・・ははは・・・はははははははははははははは!大好きなこの人を殺しちゃったねぇwこれからどうs』
黒羽(小2)『・・・で?・・・だから?・・・何?』
母『・・・え?』
黒羽(小2)『そんな事で・・・死ねェェェッ!』
黒羽「私は躊躇わずに持ってたナイフで刺した。そしてキチンと死んだのを確認してから逃げた。・・・まぁ、その代償として結構吐血したし、何日も動けなかったりしたけどね」
幸「そんな事が・・・」
黒羽「懐かしいわ・・・さて、私の過去の話しはお終い。そろそろ終わる時間だし、帰るわよ」
幸・タマ「「((だとしても・・・なんでそんなに、嬉しそうなの))」」
そう言って3人はそれぞれ自分達の家に帰る。そうしたらいきなり黒羽の家の電話が鳴り響いた
黒羽「もしもし、白月です」
みゆき『黒羽ちゃん!助けてぇぇ!!』
黒羽「・・・はぁ。一体何があったの」
みゆき『幸ちゃんも連れて不思議図書館に来てぇ!』
黒羽「・・・分かったわよ。ちょっと待ってなさい」
そう言って幸に連絡をしたのち、不思議図書館に訪れた
黒羽「で?助けて欲しい事って言うのは?」
みゆき「2人共!私の特技って何だと思う!?」
黒羽・幸・タマ「「「・・・は?((へ?))」」」
なお「ほら、今日って母の日でしょ?」
黒羽「・・・そうね。でも、それと何が関係してるの?」
なお「まだお母さんへのプレゼントを用意してないんだよ。しかもさっきまで忘れてたみたいだし」
黒羽「・・・みゆき」
みゆき「ん?」
黒羽「貴女バカなの?」
みゆき「」グサッ!
黒羽「タマみたいに全く関係無ければ兎も角、関係ある貴女が忘れててどうするの?私が言える事じゃ無いけど貴女人として終わってるわよ?自覚してる?」
みゆき「」グサグサグサッ!
あかね「いやトドメを刺してどうすんねん!」
黒羽「事実を言っただけ。・・・で、みゆきの特技だっけ?」
幸「うーん・・・頭の回転は遅いし全部ノリだけでやっちゃうし・・・」
タマ「タマ、気合だと思う!」
黒羽「・・・タマの方が優秀ね。それなら私達の知り合いがやってる店に行きましょ?」
1度みゆきの家の前に集まり、目的の場所に行くことになった
やよい「あ、あの。何処に向かってるんですか?」
黒羽「知り合いの店・・・あ、遊月ねぇ!」
遊月「ん?あぁ、黒羽!それに幸とタマも!今日はどうしたの?幸は分かるとして黒羽とタマは何の用?」
幸「あ、ううん。今日はこの子の付き添いなんです」
遊月「そうだったか。まぁ、ゆっくり選んで行きなよ」
みゆき「ありがとうございます!」
なお「ねぇ、この人って何者なの?見た感じ結構若そうなんだけど」ヒソヒソ
黒羽「この人は紅林遊月。この花屋を経営してる、この前まで高校3年生だった人だよ」
幸「私達3人が所属してる・・・グループ?サークル?のメンバーの1人なんだよ」
なお「へぇ・・・そのメンバーって後誰が居るの?」
黒羽「そうね・・・後1人居て、名前は水嶋清衣。あの人は私達とは比べものにならない程には賢い。後、やろうと思えば相手の心を読めるとか」
れいか「え?相手の心って読める物なのですか?」
黒羽「まぁ、あれは種も仕掛けもあるから、正確には心を読めるって訳じゃ無いよ。それに、あの人の体質意外じゃ意味ないから」
幸「当たり前だけど、キチンと事前準備をしておかないと心は読めないし、読めても限定的にしか読めないから・・・」
※コードピルルクorアロスピルルクのピーピングの事を言っています。なので嘘は言ってません
やよい「・・・あ、あの。もしかしてあの時助けに来てくれた2人なんですか?」
幸「あ、覚えてたんだ」
やよい「さっきまで忘れてましたけどね」
黒羽「なら分かるでしょ?この人達の強さ」
そんな会話をしていると、みゆき、あかね、キャンディが出て来た。どうやら花を決めたらしい
黒羽「へぇ?カーネーションにしたんだ?」
みゆき「うん!やっぱり母の日って言ったらカーネーションだし!」
遊月「因みにだけど、3人はカーネーションの花言葉って知ってる?」
黒羽・幸・タマ「「「ううん。全く」」」
遊月「まぁ、そうだよな・・・カーネーションの花言葉は無垢で深い愛。まぁ、言ってしまえば、『子供から母親への感謝』なんだよ。だから母の日にはカーネーションって訳さ」
ウルフルン「はっ!愛なんぞ下らない!」
ウルフルンはそう言うとバットエンド空間を展開し、みゆきの持っていたカーネーションをアカンベェに変えた
遊月「・・・へぇ?やってくれるじゃん?」
ウルフルン「あぁ?なんでお前は影響を受けていない?」
黒羽「自分で考えたら?・・・タマ」
タマ「うん!」
遊月「アンロック!」
黒羽「グロウ!」
5人「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!」」」」」
タマヨリヒメと遊月が一足先に攻撃を仕掛ける。最早当たり前と言わんばかりにアカンベェが追い詰められる。遅れてプリキュア達も出現する
幸「みんな、言いにくいんだけど・・・もう終わっちゃうよ?」
プリキュア達&キャンディ「「「「「「・・・え?(クル?)」」」」」」
遊月「龍降地固!」
タマ「ファフニール!」
ウルフルン「なっ・・・オレ様のアカンベェがこうも簡単に・・・」
遊月「愛を愚弄するからさ!」
タマ「・・・そうね。タマ、ありがとう」
タマ「えっへへっ!」
黒羽「・・・遊月、私の様な色の花を幾つかくれるかしら?」
遊月「良いけど・・・なんの為に?」
黒羽「・・・墓参りでもしようかなって・・・そう、思っただけよ」
遊月「それならすぐに用意するな。えーっと・・・これとこれと・・・あとこれもだな。はい」
黒羽「ありがと。じゃぁ、私はこれで」
遊月「まいどありー」
その後黒羽は数時間程歩いた。その先にある1つの墓の前で立ち止まった。その墓には『白月 蔚(しらつき しげる)』と書かれていた
黒羽「・・・お父さん。こうやって会うのは何年ぶりだろうね?私は元気にやってるよ。・・・私さ、まだ何年先になるのか分からないけど、この世界から居なくなろうかなって思ってるの。勿論その時にはまた来るよ。・・・最も、中学卒業位はしたいけどね。って、そもそも私が中学生って事知らなかったよね?ごめんね。話せなくって」
黒羽は1度話しを区切り、持ってきた花を添える
黒羽「私の髪色に合わせたの。・・・私は受け入れる。選択者の理を。・・・でも、私は私だから」