スマイルプリキュア!~選択する少女達~   作:ディロイ・ファントム

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れいかの悩み

 

 ある日の昼休み。屋上でテストの点が赤点があるかを話していた

 

 

黒羽「幸、テストの結果はどうだった?」

 

 

幸「赤点は回避したよ。黒羽ちゃんは?」

 

 

黒羽「私も。これで心置きなくトレーニングが出来る」

 

 

タマ『黒羽ー、赤点ってなーにー?』

 

 

黒羽「赤点って言うのは、テストの点が合格点より低い事を言うの。赤は危険を知らせる事に使われる事が多い色だから、点数が赤い、つまり、危険、アウトという意味で赤点って言うのよ」

 

 

タマ『タマ!勉強になった!』

 

 

黒羽「なら良かったわ。あ、そうそう。一応言っておくけど、これに関しては諸説あるから鵜呑みにしないでね?」

 

 

タマ『はーい』

 

 

黒羽「幸、折角だし、今からやらない?」

 

 

幸「賛成!」

 

 

 と、残りの時間を模擬戦に費やすのだった

 

 

 その日の帰りにみゆきから質問をされた

 

 

みゆき「テストの点どうだった!?」

 

 

黒羽「いきなりね・・・赤点は回避してある。勿論幸もね」

 

 

みゆき「なら、2人はどうして勉強しないといけないと思う?」

 

 

幸「勉強する意味?」

 

 

黒羽「それは人それぞれ。だから自分で考えて。幸、帰るよ」

 

 

幸「あ、待ってよー!」

 

 

 そう言って2人は帰る。が、校門でれいかと遭遇してしまう

 

 

黒羽「・・・4人ならまだ教室だよ」

 

 

れいか「・・・お2人は、何故勉強するんですか?」

 

 

黒羽「同じ事を聞くんだ?」

 

 

幸「・・・私達はね?本当は勉強する意味は無いんだよ?」

 

 

れいか「え?何故なんです?」

 

 

黒羽「私達は小学6年生の勉強が終わった時点でもう勉強する必要性が無くなる。でも勉強はする。それはね?私達なりの目標があるからよ」

 

 

幸「私達は医学を知りたくて勉強してるの」

 

 

れいか「・・・」

 

 

幸「・・・何を考えてるのか、何を思ってるのかは分からないけど、いっその事丸投げしたりしても良いんじゃ無い?だって、私達はまだ中学生なんだもん!」

 

 

黒羽「・・・帰るわ」

 

 

幸「今日は何処でやるの?」

 

 

黒羽「白窓の部屋」

 

 

幸「はーい」

 

 

れいか「・・・」

 

 

 白窓の部屋に来た2人は模擬戦をせず、話し合っていた

 

 

黒羽「まさか、あのれいかがあそこまで悩むなんてね・・・」

 

 

幸「正直、私も驚いてる」

 

 

黒羽「そもそも、私達は中学の勉強なんてどうでも良いし、もっと言えば学校に行く必要性が無いから余計にアドバイスが出来ない・・・」

 

 

幸「私達の場合、強いて言えば義務教育だから中学に行ってるってのと、テストで赤点は再試があるからだもんね」

 

 

黒羽「それが無ければ既に行ってないって言える訳が無い」

 

 

幸「だよね・・・結局の所、」

 

 

黒羽・幸「「あの人次第だからね(だもんね)」」

 

 

黒羽「なら、もう口出しし無くても問題無いわね」

 

 

 そう言ってから2人は模擬戦を始めるのだった

 

 

 数日後の放課後。れいかから相談を受けていた。内容は「みんなが放課後をどう過ごしてるかを見て知りたい」だそうな

 

 

黒羽「私達は問題無いけど・・・」

 

 

幸「そうなると白窓の部屋には行けないね?」

 

 

黒羽「・・・事情は話して置くから、幸は模擬戦場への案内をお願い」

 

 

幸「はーい」

 

 

れいか「っ!ありがとうございます!」

 

 

 そうしてプリキュアの4人の元へ訪れ終わったれいかは、幸の元へ来ていた

 

 

幸「中々大変そうだね?」

 

 

れいか「そうでもありませんよ」

 

 

幸「ふーん。取り敢えずいこ?」

 

 

 そう言って模擬戦場に移動した2人。既に着いていた黒羽とレイラに合流する

 

 

黒羽「幸、軽く運動はしておきなさい」

 

 

幸「はーい」

 

 

れいか「あの、これから何を?」

 

 

黒羽「まぁ、見てれば分かる事よ」

 

 

レイラ「幸!準備は良いか!」

 

 

幸「いつでも!」

 

 

れいか「刀と槍?」

 

 

レイラ「行くぜぇぇ!!」

 

 

黒羽「ッ!」

 

 

 黒羽と幸の攻撃を自慢のパワーだけで圧倒するレイラ。勝負にならないと言う表現は少し大袈裟だが、それでもレイラが圧倒しているのは事実だ

 

 

レイラ「どーした!その程度か!」

 

 

黒羽「全く・・・ドーピング無しでこれはやっぱり異常よ・・・」

 

 

幸「同感だね・・・はぁッ!」

 

 

 ガシッ!

 

 

レイラ「模造刀だし、ルリグでも無いからってのもあるんだろうけどさぁ・・・」

 

 

 そこまで言ってから刀を放し、言葉を続ける

 

 

レイラ「2人掛かりなのに弱すぎ。せめてドーピングぐらい使わせろよ」

 

 

黒羽「ルリグでも無いのに貴女に勝てる人は居ないわよ」

 

 

レイラ「はっ!そーかいッ!」

 

 

 そう言って目の前に居た幸を蹴り飛ばし、黒羽も殴り飛ばす

 

 

レイラ「・・・で、これで満足か?」

 

 

れいか「・・・あの、結局なんなのですか?」

 

 

黒羽「ゲホッゲホッ!・・・これは模擬戦。基本的に私対幸でやってるけど、時折他のルリグに頼んで手合わせして貰ってるの。本来は白窓の部屋でやってるけど、貴女が見たいと言うから無理言ってこっちに来て貰ったの」

 

 

レイラ「それはそうと、お前は原初の力を使い切れてないとは言え、ルリグになればそれなりには渡り合えるから意味が無いって言って始めたのがこれだもんな。イカれてる。だからもうちょっと頑張んな」

 

 

幸「レイラ・・・いっか。れいかちゃん、私達は、まだセレクターじゃ無いから、こうやって鍛えて貰ってるの。セレクターになってから苦労しない様にね」

 

 

れいか「セレクター?」

 

 

黒羽「そうね・・・プリキュアになれる種族と言えば分かりやすいかしら?最も、プリキュアじゃ無くてルリグだけど」

 

 

幸「まぁ、セレクターを説明しようとすると結構難しいし、そもそも話せない事もあるから・・・」

 

 

れいか「そう・・・ですか・・・」

 

 

黒羽「・・・まだ、悩んでるの?」

 

 

れいか「・・・えぇ。皆さんが何かに対し、夢中になっているのは分かりました。ですが・・・私は・・・」

 

 

レイラ「なんか悩んでんなら、さっさとぶっ飛ばせばいい!気に入らねぇならぶっ飛ばせ!使える物はなんでも使え!いーじゃねーか悩めば!なぁ?」

 

 

黒羽「脳筋ねぇ・・・」

 

 

幸「でも、レイラらしい」

 

 

黒羽「まぁね」

 

 

れいか「・・・」

 

 

黒羽「・・・今日はもう帰りなさい。私達は本来、白窓の部屋に居なければならないから」

 

 

れいか「・・・そう・・・します・・・」

 

 

幸「(相当悩んでる・・・何かしら出来れば・・・ううん。私達が口を挟むのはダメ!何を考えてるの私は!)」

 

 

 更に数日後、模擬戦を終えた黒羽と幸はNo Limit(ノーリミット)の3人と商店街に行っていた

 

 

黒羽「にしても珍しいわね」

 

 

平和(ヒラナ)「何がー?」

 

 

幸「平和達がその姿でいるのが」

 

 

昭乃(アキノ)「確かに・・・」

 

 

令(レイ)「まぁ、私達はそもそも外に出れないし、出るにしても白窓の部屋のルリグと一緒じゃ無いと出れないからね」

 

 

黒羽「それに、どうせ戦ってる方が楽しいんでしょ?」

 

 

平和「あ、バレた?」

 

 

黒羽「当たり前よ」

 

 

令「ついでだから聞きたいのだけど、貴女達もセレクターよね?」

 

 

黒羽「え?まぁ、まだなっては無いけど、一応は」

 

 

令「なら、私達でも白窓の部屋に行ける様にするにはどうしたらいいか知ってる?」

 

 

幸「うーん・・・私は知らないかな」

 

 

黒羽「そうね・・・令はそもそも、私達と貴女達の差ってなんだと思う?」

 

 

令「実力差じゃないの?」

 

 

黒羽「それもあるけど、大事なのは見込みがあるかどうか」

 

 

令「見込み?」

 

 

黒羽「まぁ、強いて言うなら今の私達にも、そして、あの夢限様にも、どうにも出来ない事だから諦めなさい」

 

 

令「・・・分かった」

 

 

黒羽「・・・あぁそうだ。言い忘れてたけど、このやりとりも含めて貴女達には話せない事だってあると言う事は覚えといて」

 

 

令「えぇ・・・」

 

 

 と、呑気に会話をしていたが、いきなり夕方になってしまう。それだけでなく、周囲の人々が突然倒れ込んでしまった

 

 

幸「黒羽ちゃん!」

 

 

黒羽「懲りないわね・・・3人共!一緒に来て!」

 

 

 そうして敵の居る所に行く。そこにはアカオーニと問題集アカンベェが居た

 

 

黒羽「見つけた!グロウ!」

 

 

3人「「「オープン!」」」

 

 

 4人はそれぞれのルリグとなった。そして問題集アカンベェに攻撃しようとする。が

 

 

アカンベェ「タマヨリヒメ!」

 

 

サニー「なぁぁマズいぃぃ!!」

 

 

タマ「アーク・オーラ」

 

 

アカンベェ「問題!円周りtグワァァ!!」

 

 

 問題集アカンベェが「円周率が幾つかを答えよ」と言おうとする。しかし、その最中に攻撃をしないタマヨリヒメではなかった

 

 

アカオーニ「はぁぁぁ!?おかしいオニ!ちゃんと問題には答えろオニ!」

 

 

タマ「お生憎、私にはそんなのに答える義理は無いのよ」

 

 

アカオーニ「ぐぬぬぬぬ・・・」

 

 

タマ「・・・遅かったじゃない?待ちくたびれたわよ?ねぇ?キュアビューティ?」

 

 

 いつの間にか居たれいかをタマヨリヒメが1番最初に感じ取っていた

 

 

アカオーニ「遅刻オニ!道に迷ってたオニか?」

 

 

れいか「確かにわたしは迷いました。わたしの、本当にやりたいことは何なのかと・・・。でも・・・わたしは、わたしの意志でここに来ました!人々を嘆き悲しませる悪事、私には見過ごせません!」

 

 

アカオーニ「お前ひとりでこのアカンベェに敵うものか!」

 

 

キャンディ「れいか!変身クル!」

 

 

れいか「はい!」

 

 

スマイルパクト「レディ?」

 

 

れいか「プリキュア、スマイルチャージ!」

 

 

ビューティ「しんしんと降り積もる、清き心・・・キュアビューティ!」

 

 

ビューティ「わたしがお相手いたします」

 

 

アカオーニ「アカンベェ!あいつもコテンパンにしてやれオニ!」

 

 

 そしてアカンベェがビューティに対して他のプリキュアに出した問題を出したが、全てが即座に答えられてしまう

 

 

アカオーニ「こうなったら・・・アカンベェ!絶対に分からない問題を出してやれオニ!」

 

 

アカンベェ「問題!原初のルリグを答えよ!」

 

 

ハッピー「えぇっ!?何その問題!?絶対に答えられる訳が無いよ!?」

 

 

アカオーニ「ふははは!どうだ!わからないオニ!?俺様もさーっぱりわからないオニ!」

 

 

ビューティ「タマヨリヒメ」

 

 

タマ「それと、イオナもね」

 

 

アカンベェ「アカンベェ!?」

 

 

 プリキュア達と違い、アカンベェの目の前に二重丸が出現し、それがアカンベェへのダメージとなる

 

 

ヒラナ「まぁ、その位はね・・・」

 

 

アキノ「私達からすると常識の範囲内だよね」

 

 

レイ「ただ、それは私達の常識であって、彼女達からするとよく分からない物の原初を答えさせられてる訳だから凄いわ」

 

 

タマ「ビューティ、ヒラナ、アキノ、レイ。私達の力、魅せるわよ!」

 

 

4人「「「「了解!!」」」」

 

 

ヒラナ、アキノ、レイ「ピース発動!GloryGrow

!(グローリーグロウ)」

 

 

タマ「アーツ、ファフニール」

 

 

ビューティ「プリキュア!ビューティブリザード!」

 

 

アカンベェ「アカーンベェェ」

 

 

アカオーニ「進んで勉強をやるなんて、信じられないオニ!」

 

 

タマ「いや知りたいから勉強を・・・って、もう居ないし」

 

 

 そう言ってタマヨリヒメから黒羽に戻り、タマも出て来る

 

 

レイ「貴女達いつもあんなのと戦ってたの?」

 

 

黒羽「ここ最近はね。かれこれ15体位は倒してるはず」

 

 

タマ「タマは楽しいから何体でも同じかなぁ」

 

 

ヒラナ「流石はタマヨリヒメだね・・・」

 

 

黒羽「で、貴女は吹っ切れたのかしら?」

 

 

れいか「えぇ。お蔭様で」

 

 

黒羽「そう。・・・5人共、買い物の続きに行くわよ」

 

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