スマイルプリキュア!~選択する少女達~ 作:ディロイ・ファントム
やよい「はぁ、はぁ・・・!」
なお「また速くなったよ!」
みゆき「やよいちゃんすごーい!」
あかね「やったやーん!」
やよい「はぁ・・・はぁ・・・!」
リレーの練習をしていた5人。それを黒羽と幸は眺めていた
黒羽「・・・」
幸「・・・あっ!ねぇ待ってよ!」
が、黒羽はもう良いのかその場から去り、幸もその後を追う
幸「・・・ねぇ、私達は練習しなくても良いの?」
黒羽「私達は私達で一応やってるし、対して問題ない。それに、私達は私達でやらないといけない事もあるから」
幸「まぁ、それはそうなんだけどね・・・」
その日の放課後。さっきまで屋上で軽く打ち合ってた黒羽と幸は帰る為に2年2組の教室の前を通ろうとしていた。そこに教室の扉の前に居たやよいを発見する。そして、教室の中からクラスメイトと思わしき声が聞こえて来た
岡田「リレー大丈夫なの?」
井上「ってか何で黄瀬ぇ?」
岡部「絶対ぇ負けんじゃん」
尾ノ後「練習はしてるみたいだけど・・・」
井上「ってか、勝たねぇと意味ねぇし!マジなんとかなんねぇかなぁ」
岡部「じゃあお前、代わりに出たら?」
井上「超出てぇよ!ぶっちぎるぜ!」
岡田「じゃあ男子リレーもぶっちぎりだよな」
井上「ったりめーよ!任せとけ!」
やよい「・・・」
黒羽「最低よね、あれ」
幸「流石にダメだよね、あれ」
やよい「あ、2人共・・・」
黒羽「気にしなくて良いよ、あんなの」
やよい「・・・え?」
黒羽「気にするだけ時間の無駄。それに、運動会なんて所詮はお遊び。勝ったから何かある訳でも無く、負けたからと言ってペナルティがある訳でも無い。なら楽しむのが1番だと思わない?」
やよい「それは・・・」
幸「まぁまぁ・・・・・・でも、昔みたいに何もペナルティが無い私達って、幸せ者なのよね」
やよい「・・・え?それって」
黒羽「こっちの話し。で、どうする?帰る?」
やよい「・・・はい」
結局やよいは教室に入る事なく立ち去るのだった。やよいを待つ4人
れいか「やよいさん、遅いですね」
みゆき「あ、やよいちゃん!・・・あれ?黒羽ちゃんと幸ちゃんも一緒なんだ?」
あかね「ほんまやな?」
キャンディ「やよいー!何してたクル、遅いクル~」
やよい「あ、ごめんなさい」
黒羽「遅くなってたのは私達と少し話してたからよ」
みゆき「帰るよー!やよいちゃん!」
あかね「せや!ほんで晩御飯いっぱい食べて体力つけるで~!」
キャンディ「クルクル~!」
幸「あのね火野さん。体力をつけるのは一夜程度じゃ無理なんだよ?それよりもちゃんと体力を回復させるのを優先しようね?」
あかね「トホホォ・・・」
黒羽「あのね幸?今のはダメよ」
あかね「せや!もっと言ってやってな!」
黒羽「もっとしっかり言ってあげなくちゃ」
あかね「いやそっちの味方かーい!」
そして次の日。体育祭当日。選手宣誓から始まり様々な競技をしていく生徒達。たが、やよいだけは浮かない表情で参加していた。次の競技は2年生女子のクラス対抗リレーの様だ。ルールは1クラス7人の参加で、1人に付きトラックを半周。最後の1人のみ1週すると言うものだ
アナウンス「只今より、2年生女子によるクラス対抗リレーを行います。選手の皆さんはトラックに集合してください」
みゆき「リレー!ついに来たよぉー!」
あかね「よっしゃ!」
みゆき「ドキドキしてきた~!」
なお「リラックスリラックス!」
生徒達「「「「わぁぁーーーっ!!」」」」「「「「ファイトー!おぉー!」」」」
みゆき「緊張する・・・」
れいか「こういう時は深呼吸です」
みゆき・れいか「はぁーーーー・・・はぁ・・・」
やよい「あ・・・」
やよいは不安げな表情で陰口を言っていた生徒の方を見る
幸「・・・怖かったら怖いって言えば良い。何か言いたいならハッキリ言ってみるのも大事だよ」
やよい「幸ちゃん・・・」
黒羽「今日はギャフンと言わせてあげなさい」
やよい「・・・」
黒羽「(流石にまだ難しい、か)」
なお「みんな!」
みゆき・あかね・れいか「ん?」
なお「今はこのバトンを繋ぐことだけを考えよう!7人の力を合わせて、最後まで走り抜こう!」
みゆき「うん!」
れいか「もちろんです」
黒羽「バトンを繋いで走りきり、あわよくば優勝をって事?」
なお「そう言う事!」
アカオーニ「なーにが力を合わせるだオニ!そんなの必要ないオニ!」
上空から見下ろすアカオーニ
キャンディ「アカオーニクル!」
椅子の下にいるキャンディ
アカオーニ「力なんか合わせなくても、俺様は一人で十分強いオニ!世界よ、最悪の結末、バッドエンドに染まるオニ!白紙の未来を黒く塗りつぶすオニ!」
本に黒い絵の具を塗りつけると、空が赤くなり、生徒たちがバッドエナジーを放つ
アカオーニ「はっはっはっ!人間どもの発したバッドエナジーが、悪の皇帝ピエーロ様を甦らせていくオニー!いでよ!アカンベェ!」
アカンベェ「アカーンベェ!」
玉入れのカゴの姿をしたアカンベェが出現する
みゆき「体育祭をめちゃくちゃにはさせないんだから!行くよ!みんな!」
あかね・やよい・なお「「「うん!」」」
れいか「ええ!」
スマイルパクト「レディ?」
5人「「「「「プリキュア!スマイルチャージ!」」」」」
スマイルパクト「ゴー!ゴーゴー!レッツゴー!」
キュアハッピー「キラキラ輝く、未来の光!キュアハッピー!」
キュアサニー「太陽サンサン!熱血パワー!キュアサニー!」
キュアピース「ぴかぴかぴかりん!じゃんけんポン♪キュアピース!」
キュアマーチ「勇気リンリン!直球勝負!キュアマーチ!!」
キュアビューティ「しんしんと降り積もる、清き心・・・キュアビューティ!」
5人「「「「「5つの光が導く未来!輝け!スマイルプリキュア!!」」」」」
黒羽「グロウ!」
アカオーニ「出たなプリキュア。アカンベェ!」
アカンベェ「アカーンベェ!」
アカンベェは手の平から紅白玉を発射する。が、十字炎タマヨリヒメが2丁の銃で全て撃ち落とした
アカンベェ「カン!?アカンベェ!」
アカンベェは紅白玉では対処されると判断し、手のひらから鞭のようなロープを発射する
タマ「グロウ!はぁぁッ!」
だが、青鈍の巫女タマヨリヒメの剣でロープも切り落とされてしまう
アカオーニ「やっぱりお前は強いオニ・・・だが!アカンベェ!」
アカンベェ「アカンベェ!」
アカンベェは再度ロープを発射する
タマ「何処に向けて・・・まさか!?」
青鈍の巫女タマヨリヒメの予感は的中した。ロープはタマヨリヒメでは無く、プリキュアを狙っていた。不意打ちを食らってしまったプリキュア達はそのまま紅白玉をモロに受けてしまう
アカオーニ「はっはっはっはっ!やっぱり5人揃っても弱いオニ!力を合わせたって、弱いやつは弱いオニ!だから俺様は一人オニ!足手まといはいらないオニ!」
キュアピース「あ・・・」
キュアマーチ「違う!!」
アカオーニ「オニィ?」
タマ「確かに弱い奴は足手まといになるかもしれない。けどね、仲間が居ると言うだけで安心出来るものなのよ?現に、今がそうだから。ねぇ?」
青鈍の巫女タマヨリヒメは一拍置いてからその名を告げる
タマ「幸?」
幸「はぁぁぁッ!」
幸の握っていた特製の木刀でアカンベェに背後からダメージを与えた
アカオーニ「えぇ!?そんなバカなオニ!」
キャンディ「みんなの力を合わせるクルー!」
5つのデコルを出現させる
アカンベェ「アカンベェ~・・・」
キュアピース「なおちゃん、みんな!」
キュアハッピー「ん?」
キュアピース「バトン、絶対に繋ごうね!」
キュアサニー「もちろんや!」
キュアビューティ「ええ!」
キュアマーチ「みんなで頑張ろう!ふふっ」
アカオーニ「プリキュアめ・・・これで勝ったと思うなオニ!」
アカオーニが逃げ、バッドエンド空間が解除される。その為生徒や親、教師が立ち上がり、体育祭が再開される
審判「位置について!」
尾ノ後「あかねー!」
金本「日野さーん!」
審判「よーい!」
ピストルが鳴り、リレーがスタートする。2年2組の色は赤である
アナウンス「今、2年生女子リレーがスタートしました」
なお「あかねー!」
れいか「あかねさーん!」
アナウンス「紫、リードしています」
尾ノ後「あかねー!」
あかね「みゆきーー!!」
みゆき「はい!」
あかね「よっしゃ!」
北原「すごい!2位!がんばれーっ!」
若林「みゆきー!」
れいか「はぁーーー・・・はぁ」
みゆき「はっ、はっ、はっ・・・れいかちゃんっ!」
れいか「はい!」
アナウンス「ただいまトップを走っているのは、紫、続いて赤」
金本「青木さーん!」
木村「すげぇすげぇ!まだ女子2位だぁ!」
あかね「やよいー!みんながついてんで!」
みゆき「やよいちゃーん!」
アナウンス「第4走者にバトンが渡りました」
れいか「やよいさん!」
やよいさん「はっ、はっ・・・」
アナウンス「緑、青、黄色、赤に迫っています」
クラスメイト「あぁ~・・・」
北原「5位まで落ちちゃった・・・」
やよい「(あきらめない!絶対にバトンを繋ぐんだ!)」
そう意気込むが、徐々にオレンジが迫ってきていた
やよい「うっ・・・!ふっ、ふっ・・・!はぁ、はぁ・・・!」
皆がやよいを見守る中、みゆきが大声で応援しようと準備をする
みゆき「はぁーーーー」
井上「がんばれー!黄瀬ーーっ!!」
みゆき「え?」
井上「負けたら承知しねーぞー!」
岡部「黄瀬―!頑張れーっ!」
だが、それより先にやよいがリレーに出るのをよしとしてなかった生徒が声を上げたのだ
みゆき「あはは・・・!やよいちゃーん!!」
あかね「やよいー!!」
れいか「頑張ってー!」
やよい「はぁ・・・はぁ・・・!」
徐々にオレンジを引き離す事に成功するやよい
井上「いいぞー!」
岡部「すげぇ!」
やよい「ふっ、ふぅっ・・・!」
なお「うん・・・!」
やよい「なおちゃんっ!!」
みゆき「やよいちゃん!すごいよ!」
やよい「はぁ・・・はぁ・・・!」
バトンを受け取ったなおが走り出し、青、黄色を抜き去る事で3位へと上がったのも束の間、
なお「はっ、はっ、はっ・・・あっ!」
足がもつれ、転倒してしまった
なお「うっ!うぅ、はっ、はっ、はっ・・・!幸!」
幸「任せて!」
転倒してもなお起き上がり、幸にバトンを託す。そしてあっという間に緑を抜かし、紫と並んだ。そんな状態でアンカーである黒羽にバトンを渡す
幸「黒羽ちゃん!」
黒羽「任せなさい!」
黒羽はすぐに紫を抜かし、1位へと躍り出た。そして、そのままゴールテープを切った
黒羽「私達の勝ちね」
幸「うん!」
れいか「最後まで、バトンをつなぐ事ができましたね」
なお「わたしも・・・みんなと走れて良かった!」
黒羽「ここまで見てくれた方々、ありがとうございます」
幸「ここからはアンケートの話しになります。今回は戦闘中の『タマヨリヒメ』の名称を今までの『タマヨリヒメ(赤)』や『タマヨリヒメ・ウトゥルス』から、それらの元となったカード名に変更しました」
黒羽「何故変更したのかと言うと、1番の理由として『皆さんがそもそもどう言う見た目かと言うのをあまり分かって無いのでは?』と言う疑問を持ったからです。ですのでアンケートを取り、名称の変更をした方が良いのかを調べたいと思います」
幸「アンケートの期限は11月4日までとさせて頂きます。また、『こうしたら良いのでは?』と言う案や意見、質問がある場合、非ログインユーザーからも感想を受け付けていますので是非活用して頂けると幸いです」
ルリグの名称は今まで通りが良いか今回の様に元となったカード名が良いか
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今まで通りで
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カード名の方に変えて欲しい