スマイルプリキュア!~選択する少女達~   作:ディロイ・ファントム

8 / 28

 かなり長くなってしまった・・・


2人の人外!タマヨリヒメと灰の少女

 

 あれから数日が経ったある日の放課後。プリキュア達が屋上に集まって話しをしていた。因みに黒羽と幸は屋上への扉から盗み聞きをしていた

 

 

れいか「所で、プリキュアは本当に5人なんですか?」

 

 

なお「れいか、それはどう言う事?」

 

 

れいか「あのタマヨリヒメと言う巫女を名乗る方は私達と違い、技を使っても平気で戦闘をしてたんですよね?」

 

 

なお「うん。れいかちゃんも聞いた通り、あたし達に対して『技として破綻してる』って言ってた位だから技だけは絶対的にタマヨリヒメの方が上なんだよね」

 

 

れいか「はい。それにみゆきさんの話しでは初めて変身した時に現れたそうですし、私達の事を知ってる人が変身しているとしか考えられません」

 

 

あかね「うちらの知ってる人で変身出来そうなのって言ったら・・・誰がおる?」

 

 

やよい「あ、あの・・・五十嵐さんじゃ無いでしょうか?」

 

 

みゆき「え?なんで?」

 

 

やよい「髪の色も似てますし武器の扱いにも長けているみたいですから。それに強いですし」

 

 

なお「んー・・・なーんか引っかかるんだよねぇ」

 

 

れいか「引っかかる、と言うのは?」

 

 

なお「偶然かもしれないけど、タマヨリヒメと黒羽の喋り方が似てる気がするんだよね」

 

 

黒羽「誰と誰が似てるって?」

 

 

なお「く、黒羽・・・」

 

 

黒羽「話し、聞かせてよ。少し聞こえちゃったし」

 

 

幸「私も居るよー」

 

 

れいか「えっと・・・何処から聞こえてました?」

 

 

黒羽「私とタマヨリヒメ?の喋り方が似てるって所から」

 

 

あかね「じ、実は最近」

 

 

黒羽「その手の話しは通用しないから。どうせプリキュアとか言うのの話しでしょ?話してみてよ。と言っても、タマヨリヒメの事を教えて欲しいけどね」

 

 

みゆき「あ、うん。実は・・・」

 

     少女説明中・・・

 

黒羽「成る程ねぇ・・・取り敢えず私の意見としてはプリキュアとはまた別の勢力なのはほぼ100%ね。しかもその勢力の上層部の様な存在からプリキュアの抹殺、協力、おまかせの内どれかの命令を与えられてるけど・・・まぁ、協力は無いわね。そうすると考えられる内の抹殺命令になる訳だけど・・・こちらも考えられない」

 

 

あかね「いやなんでそうなるねん」

 

 

黒羽「抹殺命令が下ってるなら既にプリキュアは全員既に抹殺されてる。にも関わらずまだプリキュア、つまり貴女達が生きてるって事は抹殺命令は出ていない。じゃぁお任せ命令は?ってなるけど、多かれ少なかれ敵対してるとは言え協力してくれるのなら辻褄が合うと思わない?」

 

 

なお「・・・ねぇ、黒羽。誰もここに居る全員がプリキュアなんて言って無いよ?」

 

 

黒羽「雰囲気で何となくは察せれるよ」

 

 

幸「仮に黒羽ちゃんが全部知ってたとしても黒羽ちゃんは黒羽ちゃんだから関係無いでしょ?」

 

 

なお「・・・やっぱり、貴女がタマヨリヒメなんじゃないの?どうなの黒羽?」

 

 

黒羽「その根拠は?」

 

 

なお「ピースとビューティが覚醒した時、共通して近くに居たのが貴女だけだったから」

 

 

黒羽「・・・」

 

 

 黒羽は少しだけポカーンとした表情をするも、すぐに笑い始めた

 

 

黒羽「・・・アハハッ!凄いねなおちゃん!良くそこまで導けたね!」

 

 

なお「黒羽・・・」

 

 

黒羽「でも・・・それだと50点かな」

 

 

れいか「50点?では実際はどうなのですか?」

 

 

黒羽「教えたく無いけど・・・2つだけ教えてあげる。1つは私はタマヨリヒメであってタマヨリヒメではないと言う事。もう1つは上の命令の事。貴女達を如何するかは任せるって命令されてるの。あの狼男達諸共・・・ね」

 

 

なお「ならなんで攻撃するのさ!」

 

 

黒羽「あんたらが居るから、満足に今を楽しめないってだけ。勿論首を突っ込まなければ良いじゃん何て言わないでよね?私達にとっては食事や睡眠と似た様な物なんだから」

 

 

なお「・・・せめて、個人的に質問させて」

 

 

黒羽「なに?」

 

 

なお「・・・なんで、これを見せた時に、本当に知らないって感じになってたの?」

 

 

 なおは黒羽にキュアデコルを見せながら言った

 

 

黒羽「貴女達プリキュアの事は見てたから知ってた。でも、それの事は何一つとして知らないし、存在だってあの時に見せられたから発覚した事。・・・話しは終わった?そろそろ帰るから。幸、帰るよ」

 

 

 黒羽と幸が帰ろうとすると、上空からマジョリーナが降りてきてキュアデコルを奪い去っていった

 

 

マジョリーナ「キュアデコルゲットだわさ!運がいいだわさ!」

 

 

 マジョリーナはそう言うと辺りをバットエンド空間にしてしまい、バットエナジーを回収し始める

 

 

タマ『・・・タマ!アイツ許さない!黒羽!』

 

 

黒羽「・・・いいよ。やろうか」

 

 

 黒羽はマジョリーナに対し、木刀を投げつける。するとマジョリーナが持っていた本が破れてしまい、バットエナジーを集めるのが中断はれてしまう

 

 

マジョリーナ「なんでこんなので破れるだわさ!というかなんでお前らは動いてられるだわさ!」

 

 

黒羽「・・・今の私は貴女で、今の貴女は私。そうでしょ?」

 

 

タマ『黒羽・・・うん!だからアイツをやっつける!』

 

 

黒羽「・・・うん。そうだね」

 

 

なお「誰と話してるの・・・」

 

 

黒羽「・・・グロウ!」

 

 

 黒羽がカードを持ち、宣言をする。すると黒羽の下に長方形の光の線が出現し、更にその光の線から同じ大きさの光の線が四つ連なって上に上っていく。すると光が通った所からタマヨリヒメへと変化していく

 

 

マジョリーナ「あの強い奴だっただわさ!?こうなったら・・・」

 

 

 奪ったキュアデコルと赤っ鼻の素を組み合わせて出来た赤っ鼻を偶然マジョリーナの目に入ったゴミ箱に投げる。するとそれがアカンベェになる。そのアカンベェは定規の翼にペットボトルのロケットエンジン、バレーボールの頭にバレーコートのポールを武器として2つ持っており、体はゴミ箱で出来ていた

 

 

あかね「あんなの反則や!」

 

 

みゆき「みんな!いくよ!」

 

 

 みゆき達はプリキュアへと変身する。そして

 

 

ハッピー「うぅぅ!気合だ気合だ!」

 

 

タマ「・・・何をする気?」

 

 

 キュアビューティ意外が必殺技をいきなり使うが、全て外れてしまう。勿論キュアビューティは止めたが、それでも撃ってしまっているのでタマヨリヒメはプリキュアに対して完全に諦めた

 

 

タマ「・・・絶対に当てれると分かって無いのに出来損ないの技を使うのは愚か者のする事。よく見て、よく考えてみるといいわ」

 

 

 タマヨリヒメがそう言い放つと、今度はアカンベェに対して言葉を放った

 

 

タマ「良かったね。私が相手で・・・グロウ」

 

 

 タマヨリヒメ(白)はタマヨリヒメ(赤)へと姿を変え、銃を1つ展開する

 

 

タマ「アーツ、一致爆結」

 

 

 タマヨリヒメ(赤)は一致爆結を2度使って翼とロケットエンジンを破壊した。その為アカンベェが地面へと落下する。タマヨリヒメ(赤)はそれを追う様に下へ飛び降りる。その際に再度グロウを行い、今度はタマヨリヒメ(青)へとなっていた

 

 

幸「流石黒羽ちゃん。私もっ!」

 

 

ビューティ「五十嵐さん!」

 

 

 幸もタマヨリヒメ(青)を追う形で屋上から飛び降りた。が、幸は無傷で地面に降りる事に成功していた。痛そうにしている様子も無い

 

 

タマ「援護して!」

 

 

幸「勿論!」

 

 

 タマヨリヒメ(青)は長剣を展開し、アカンベェに突撃する。アカンベェもバレーボールを口から打ち出して迎撃するが全て避けられ、接近されてしまう

 

 

タマ「アーツ、ホーリー・グランドスラム」

 

 

 アカンベェもバレーのポールで反撃するも、ホーリー・グランドスラムで両方共斬られてしまう

 

 

幸「黒羽ちゃん!」

 

 

タマ「幸ちゃん!」

 

 

 アカンベェの正面に居たタマヨリヒメ(青)とアカンベェの背後に居た幸は武器をお互いに投げ、武器を入れ替える。そのまま幸が背後からアカンベェを切り裂く

 

 

ピース「す・・・凄い・・・」

 

 

マーチ「あたし達(なおと黒羽)だってあそこまでの連携はまだ出来ないのに・・・」

 

 

タマ「グロウ」

 

 

 タマヨリヒメ(青)は再度グロウを行い、タマヨリヒメ(白)となった。更に、槍を展開してアカンベェに襲いかかる。アカンベェを引き裂くかの様に攻撃をしたので赤黒い血の様な物が引き裂かれた場所から溢れ、タマヨリヒメ(白)の槍にもそれが付着する。しかし、タマヨリヒメ(白)は気にもしてない

 

 

ハッピー「・・・」

 

 

ピース「あ・・・あぁ・・・」

 

 

マーチ「一方的過ぎる・・・」

 

 

サニー「あれが・・・タマヨリヒメの本気なんか・・・」

 

 

ビューティ「何もかもが・・・異常過ぎます・・・っ!」

 

 

 プリキュア達は驚いている。それは当然で、自分達よりも強いのは分かっていたが、それを上回る強さを見せられたのだ。一方タマヨリヒメ達は完全に相手の動きを封じてしまい、留めを刺そうとしていた

 

 

タマ「アーツ・・・ファフニールッ!」

 

 

 ファフニールによってアカンベェは完全に破壊されてしまう。タマヨリヒメ(白)はマジョリーナにターゲットを切り替え、ファフニールを撃とうとするが、既に逃げられていた。

 因みに、戦っていた時のタマヨリヒメに対し、マジョリーナ曰く「アイツは・・・タマヨリヒメは化け物だわさ!無茶苦茶過ぎるだわさ!」との事

 

 

タマ「・・・幸ちゃん、戻ろっか」

 

 

幸「うん」

 

 

タマ「捕まってて」

 

 

幸「はーい」

 

 

 タマヨリヒメは幸を抱いて屋上まで数回ジャンプして戻ってくる。プリキュア達は変身を解除し、タマヨリヒメもそれに続く形で元に戻る

 

 

黒羽「・・・貴女達は弱過ぎてお話しにならない。そんな貴女達は如何したいの?」

 

 

 誰もが如何したいかを、答える事が出来なかった

 

 

黒羽「・・・何をしたいのかは知らないけど、私は私。それだけ。それじゃぁね」

 

 

みゆき「・・・待って!やっぱり一緒に戦おうよ!」

 

 

黒羽「・・・幸ちゃんは如何したい?」

 

 

幸「私?私は黒羽ちゃんと一緒なら何処にでも!」

 

 

黒羽「・・・私と幸の両方を仲間にして。そして私の仲間達には手を出さない。この2つは守って」

 

 

なお「それって・・・」

 

 

れいか「つまり・・・」

 

 

黒羽「・・・さぁね?」

 





 これは・・・仲間になったと捉えて良いのでしょうか?

 ・・・仲間になってて下さいお願いします!(無意味な願望)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。