今年もこの作品をよろしくお願いいたします。
「シャアアアアアアアアアアア!!」
「「ぎゃあああああああああああああ!!?」」
長い舌を出しながら襲い掛かるリッカーに耳郎と電気は叫び声をあげるが俺は冷静に考えて雷をリッカーに何度も落とすとリッカーは黒焦げになって地面に落ちた。
「…銃でも殺せるクリーチャーが個性を持ってる俺達に勝てるわけないだろ」
「あっ!?確かに!」
『………チッ、やっぱりアクション寄りのホラー映画のクリーチャーじゃ駄目だな』
そんな声が聞こえて俺達は驚いていると声が再び聞こえた。
『はいヒーロー!ようこそ私の映画の世界へ!』
「お前が連続失踪事件を行っている
『
「好きな映画を知ってもらいたいという気持ちは分かるが…無理矢理することじゃねえな」
「そうだそうだ!ホラー映画が嫌いな奴だっている!さっさとウチらをここから出せ!!」
「…耳郎…涙目で言っても意味ないって…」
「うるさいバカ!!」
「ただの悪口!?」
俺達がそう言っていると
『まあまあそう焦らずに…これからが本番ですから』
そう言うとまた世界が変わり、バイオハザードとは全く別な感じの風景になった。
「今度は何だ?」
「今度はどんな敵が出てくるんだ………あれ!?大志!耳郎がいねえ!!」
「何!?…そうか此処は
「やべえ!?探そう!!」
そう言うと俺と電気は耳郎を探し始めた。
大きな声で耳郎を読んでいたが俺は周りの風景をよく観察をしながら考えていた。
「おーい耳郎!!どこだー!!うん?どうかしたのか大志」
「風景で作品が分かるかと思って周りを見ていたんだ。そのおかげで分かりやすいのを見つけたぞ。あそこ見てみろ」
そう言って俺は指をさす方向を電気が見ると時計塔があった。
「どうやら此処はイギリスのロンドンだな」
「じゃあロンドンが舞台の映画さえ分かれば対処できるってわけか!」
「ああ、すぐ思い出すから少し待ってくれ」
そう俺が何の映画なのかを考えていると…。
『ロメロ、フルチ、オバノン等、名立たる監督たちによって定着したゾンビ映画でしたが21世紀にイギリス人監督よってゾンビ映画は新たなステージに到着します』
「っ!?今のって!?」
「ああ、
「ぎゃああああああああああああああ!!!!」
「「!?」」
急な
「救!?救け!!?」
「耳郎!」
「どこにいたんだよ!心配したぜ!」
「救けてえええええええええええ!!!?」
耳郎がそう叫びながら言うと曲がり角から大量のゾンビが走りながら出てきた。
「ちょっ!?」
「うわあ!?こっちくんな!?」
そう言って俺達も走って逃げると映画のタイトルが分かった。
「ロンドンに走るゾンビ…この映画はダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本の「28日後…」か!?」
「気付くのが遅せえよ!?」
俺達は走って逃げているとショッピングモールがあって俺は電気と耳郎を抱えて屋上まで飛んでやっと安堵した。
「し、死ぬかと思った~!!」
「28日後の感染者は嚙みつくことでウイルスが感染するからそれさえ気をつければ何とかなるが…あの数だからな…」
「感染者?ゾンビじゃねえの?」
「正確にはゾンビじゃないんだ……ところで耳郎は何処にいたんだよ?心配したぞ」
「うぅ…叶達がいなくて教会に入ったら、いっぱい人がいたから話かけたら襲ってきて………滅茶苦茶怖かった!!」
「「ドンマイ」」
「…貴方達も閉じ込められたの?」
「「「!?」」」
そう声が聞こえ俺達は声がした方向を見ると白いワンピースを着た金髪の女性がいた。
「貴方は?」
「私も貴方達と同じ映画に閉じ込められたの…でももう無理…このままずっと映画の中に閉じ込められるんだ…」
「そんなことさせない!!ウチらが何とかしますので心配しないでください!!」
耳郎はそう言うと女性の手を握って安心させていると女性も安心したのか笑みを浮かべた。
『どうやら楽しんでいただけている様で私も嬉しいです』
「ッ!?また
「テメェ!!いい加減にしろ!!俺らを出せ!!」
『まあまあ怒らないで…これからが面白いところなんでね!』
俺は周りを見渡すと電気と耳郎がいなくなっていた。
「はぁ…今度は俺だけか」
そう呟くといきなり電話が掛かってきて俺はそれを手に取った。
『ハローヒーロー。基本的なクイズといこう。ジェイソンは斧、フレディは鉤爪、レザーフェイスはチェーンソー…ではこの映画の殺人鬼の武器は?』
そう
遠くでポップコーンの袋が膨らむ音が聞こえているが俺はもうこの映画のタイトルが分かっていた。
「ナイフだろ?だってこの映画はウェス・クレイヴン監督、ケヴィン・ウィリアムソン脚本のホラー映画、「スクリーム」だ」
『そう…正解だ!!』
そう
俺は手首に手刀を当て、ナイフを落とすと腹部に何発か拳を叩き込んだ後に服を掴んでマスク越しに顔面を殴打し、すぐさま蹴りを放って壁までスクリームを飛ばした。
「何でよりによってスクリームなんだよ。スクリームは女性の人が殴って蹲るほど弱いんだぞ?日々、ヒーローなるために訓練している奴に勝てるわけないだろ?」
『ん“ん”~!!』
「うん?」
俺は外から呻き声みたいな音が聞こえてきたので、俺はカーテンを開けると椅子に拘束されている電気と耳郎がいた。
「電気!?耳郎!?」
俺は外に出て椅子の拘束を破壊した。
「大丈夫か?」
「サンキュー大志!急に世界が変わったと思ったら拘束されて焦ったんだ」
「もう帰りたい…」
そう話をしていると後ろから視線を感じて振り向くとスクリームが立っていた。
俺達は戦闘態勢に入るとスクリームもとい
「どうですか?素晴らしいでしょう。私の映画は?」
「良い加減ウンザリだ。お前のせいでホラー映画の名作が台無しだ。一体、何が目的だ」
「さっきから言っているではないですか。私はホラー映画の素晴らしさを伝えているだけさ。そのためにホラー映画の世界に招待しているのさ」
「さっきから言ってるだろ!!ホラー映画が苦手な奴だっているって!見てみろ!耳郎がもう小動物みたいだ!」
「うっさい…バ上鳴…」
「声が小さくなってるぞ?苦手な映画を無理に進めるのは良い迷惑だ。お前がやっていることはただの自己満足でしかねえよ」
「黙れ!!ホラー映画こそ至高なのだ!!まだ理解していないなら分からせるだけだ!!」
◆◆◆
世界が変わり、大志は精神病棟みたいなところにいた。
大志は周りをよく確認すると映画のタイトルが思いついた。
「…今度はジョナサン・デミ監督、テッド・タリ―脚本の「羊たちの沈黙」かよ」
大志は奥に向かって歩いていくと鉄格子に閉じ込められている電気と耳郎がいた。
「大丈夫か?二人共」
「大志!すまん救けてくれ!」
「もうヤダ…」
大志は鉄格子を破壊しようとするが謎の力で大志がいくら攻撃を加えても壊れなかった。
「嘘だろ!?大志の個性でも破壊できないのかよ!!」
「二人を出さない様にこの鉄格子に個性を強めに使っているんだろ。二人は待っていてくれ。俺は
「分かった。気をつけろよ!」
「ごめんね…叶…」
「気にするな」
そう言って上鳴達と別れて奥に進むとガラス張りの独房に中年男性がいた。
「ようやく会えたな」
「どうですか?これでも否定できますか?」
「羊たちの沈黙は確かに名作だ。それは俺も否定はしない。けどな…映画は楽しむものであって人を拉致したりする道具じゃねえんだよ」
「…貴方とは分かり合えると思っていたのですがね。全く最近の映画はデジタルばかりで辟易します」
「じゃあお前はどうなんだよ?」
「勿論、クリーチャーはアナログに限りますよ」
そう
「おいおい、羊たちの沈黙にフレディかよ!」
大志がそう言うと
大志は大きく後退すると
頭は「バイオハザードⅡ アポカリプス」のネメシスに「ヘルレイザー」のピンヘッド。
身体は「13日の金曜日」のジェイソン。
右手は「エルム街の悪夢」のフレディの鉤爪。
左手は「悪魔のいけにえ」のレザーフェイスのチェーンソー。
尻尾は「エイリアン」のエイリアン。
といった怪人・クリーチャーを合体させたような姿になった。
「おいおい、ホラー映画の怪人やクリーチャーのオンパレードだな」
大志がそう言うと世界が再び一変し、映画のフィルムがうごめく異空間になった。
「人間の感情の根源は恐怖だ!!ホラーだ!!だからホラー映画は廃らせない!!私がいる限り!!!
そう言いながら
大志は個性で強化した拳で殴打しようとするが再び、フィルムの中に姿を隠した。
「お前達みたいな輩がいるからホラー映画の風当たりが強くなる!!何がカンヌだ!!ベルリンだ!!ヴェネチアだァあああ!!!そんな気取った映画よりポップコーンムービーのが100倍ッ!いや、1億倍面白いィいい!!」
背後のフィルムから飛び出して鉤爪で攻撃しようとするが、大志は鉤爪を躱した。
「映画の価値は「人がどれだけ無惨に殺される」かのみだ!!だからお前も無様に死ぬんだ!!」
「何だコイツ…一人で熱くなってやがる」
背後のフィルムからチェーンソーの音が聞こえるとチェーンソーで切りかかってきた。
大志は個性でバリアを展開すると火花が激しく散り、フィルムの一部を焦がした。
大志は腹部を殴り、
「…そうか、映画に関連する個性なら…!」
大志はそう言うと炎を辺り一面に放出してフィルムを燃やし尽くしていった。
「止めろォ!!火は駄目だ!!マナーを守れ!!」
「『ガラディーン』ッ!!」
大志は炎の剣を創り出し、
「あァああああ!?光が…闇に消えていく!!私の映画が…ああああああああ!!!!」
「名作映画を私物化するのもコレで終わりだ!」
そう言うと世界が崩壊し始めて大志や上鳴と耳郎、そして囚われていた人達は劇場に戻ってきていた。
大志は近くを見ると
◆◆◆
俺達は事件が解決した後、スターと警察を呼んでいた。
スターは警察に報告している間、俺達は建物の近くに立っていた。
「これで映画の中に囚われていた人達は全員解放したな」
「もうウチはホラーはこりごり…」
「だな~…そういえば「28日後…」で会った女性は見当たらないな」
「そういえばそうだな…警察に聞きに行くか」
俺達は「28日後…」で出会った女性の姿がなく、もう帰ってしまったのかを確認するために警察に聞きに行った。
「あの、すみません」
「はい?どうかしましたか?」
「白いワンピースを着た金髪の女性はいませんでしたか?映画に囚われていた一人なんですが…もう帰られましたか?」
俺達はそう言うと警察が答えた。
「えっ?そのような人は被害者の中にはいらっしゃいませんが?」
『………えっ!?』
警察から衝撃的なことを言われて俺達は困惑した。
「でも、確かにいたのですが…」
「リストを確認しましたがいらっしゃらないですね…幽霊でも見たんじゃないですか?この場所は有名な心霊スポットですし」
『!?』
そう言うと警察は別の場所に移動するのを見ていたが、俺達は冷や汗をかいていた。
「ということは…」
「俺達が会ったのは…幽霊…!?」
「できなかった肝試しができたな………うん?耳郎?」
耳郎から全く返事がなくなり、俺と電気は顔を覗いてみたら真っ白な状態で立ったまま気を失っていた。
「耳郎!?大丈夫か!?」
「しっかりしろ!?お~~い!?」
これにて連続失踪事件は最後までホラー満載で幕を下ろしたのであった。