本名:木之下頼次(キノシタヨリツグ)
性別:男
年齢:37歳
簡単な外観の特徴:仮面ライダーWに登場するナスカ・ドーパント(青)を機械的にした上で、カラーを蒼メインに差し色に黄色…マフラーは朱色。人間態時は、年より若くかつイケメンでありパンクなファッションに身を包む。
簡単な能力:電気系に属しており、自身の筋肉に作用させ反応速度や瞬発力を強化したり、また地面に拳を叩き付け、自身の周りに放電させたり等行う。
概要:人類守護戦線の構成員の一人。このAP世界においてはメンバーの大半は知らないが、かの『仮面ライダー羽々斬』『ハイドラ・レディ』事羽柴夫妻の第二子であり、幼少期に木之下家に養子に出されていた。
戦線入りする前は諜報機関上がりでありと戦線の情報関連の重要人物である。
性格は社交性やユーモアに富んだおネエ系であり、良く男性が好きだと誤解されるが恋愛対象は女性である(苦笑)…戦士としてはテクニカルなタイプであり、状況を把握した上で不利なら撤退も辞さない上にメモリーとの相性はそれなりなものの、応用力も高い為油断大敵な人物である。
キャラ提供はエイゼさん
人類守護戦線の襲撃によって改造人間の壊滅と参加戦力の半減により、小久保一派の軍事クーデター計画は始まる前から頓挫したも同然であった。
もはや彼らが夢見る改造人間を主戦力とする軍事国家日本の実現は不可能に等しい。それでも小久保一派は戦うことを止めず、玉砕するように人類守護戦線のドーパント等に挑み続ける。
「全く、どれも同じでつまらないわね」
「何だこの化け物!? オカマか!?」
「おネエでしょ! 訂正しなさい」
仮面ライダーWと交戦した事がある青いナスカ・ドーパントを機械的にしたような外見を持つライトニング・ドーパント、
「はっ! 説教垂れんじゃねぇよ!」
「俺たちが政権を取った暁には、テメェ見てぇなオカマは一人残らず改造人間にしてやるぜ!」
「その前に、テメェはここで死ぬ運命だがな!」
「まぁ、なんて下劣で品の無い人たち! もう一度生まれ変わって学び直しなさい!」
訂正を求めたのに対し、三名の軍用マス・ライダーは侮辱的な言葉を返して対装甲用剣を抜いて襲い掛かる。その際まだ勝てると思い込んでいるのか知らないが、自分らが政権を取れば、頼次のような者は改造人間にすると口にしていた。
これにライトニングは激怒し、殺すつもりで自分の両手に能力である電気を流し込んで帯電させる。電気を纏う右手で握り拳を作ろうとする最中に、一人目のマス・ライダーが対装甲用剣を振り下ろしてくる。これにライトニングは、身体を屈めるように躱しから相手の腹に右足の膝打ちを叩き込んで怯ませる。
「はっ!」
「う、ウワァァァッ!?」
相手が体勢を立て直す前に、帯電した右手の握り拳を軍用マス・ライダーの胸に打ち込んだ。すると、右拳を伝って放電し、軍用マス・ライダーの全身に流れ、全身が感電して悶え苦しみ始める。
「こいつ!」
「フフっ、つるんでも無駄よ」
仲間の一人が流し込まれた高圧電流で苦しむ中、残り二人は訓練通りの連携攻撃を仕掛けるが、ライトニングは鼻で笑いながら連携攻撃を躱し、電流を纏った左手の裏拳を左手のマス・ライダーに食らわせ、右手の方には同じく電流を纏った右足の蹴りを食らわせる。電流を纏った打撃を受けた二名のマス・ライダーは感電し、全身に高圧電流が流れ込んで最初の一人と同じく苦しんでいた。空かさず二撃目を左右二名にとどめの一撃を同時に入れ込み、感電死させた。
「ワァァァッ! アァァァッ…! う、うぅ…や、止めてくれ…! これ以上は…!」
高圧電流で苦しんでいた一人目のマス・ライダーは、全身から煙を吹きながらライトニングに命乞いを行うが、目前のドーパントは無慈悲に帯電した右手の人差し指で相手の額に触れ、再び高圧電流を流し込んで二名のマス・ライダーと同様に感電死させた。
「言ったでしょ? 死んでからやり直せって」
感電死した軍用マス・ライダーに向け、ライトニングはそう呟いた後に自分に向けて機銃掃射を雷の力で防ぎつつ、自分に向けて撃っている機銃陣地に向け、地面を強く蹴って飛翔して飛び掛かる。空を舞うライトニングに機銃陣地に居る数名の歩兵がライフルなどで対空射撃を行うが、雷を全身に放電させているドーパントには効かない。
機銃陣地に落下している最中にライトニングは再び拳に電気を纏わせ、72式機関銃の背後へ着地すれば、即座に電気を纏った拳を地面に叩き付けた。強力な電流が地面を伝って放電し、機関銃陣地に居た数名は吹き飛ぶか、ベストに入っていた予備の弾倉の弾薬が電流の所為で暴発して死亡した。
「私にロケット弾は効かないわよ?」
次にカールグスタフm3でロケット弾をライトニングに撃ち込むも、全身を電気で纏っているドーパントに当たる前に、雷で迎撃されて意味がなく、ロケット弾を撃ち込んだ敵兵は、装填手諸とも左手を翳して放たれた雷に打たれて死亡する。
その付近で小敵兵やドーパント、軍用マス・ライダーと戦うジークフリート・マルコシアンことグレイハウンド・ドーパントは、かつて祖国に侵攻して来たシェードと戦い、散って行った部下たちの事を口にしつつ、彼らと違うと敵である彼らに告げる。
「最期まで戦い続ける意思には敬意を表そう! だが、貴様らは違う! ファルツ中佐、バレンストロート大尉、ロスマン中尉、そしてイェンセン少尉。私の部下達は皆、祖国を守るため、改造人間共との戦いで死んだ。皆、良き父親であり、良き軍人だった。しかし、貴様らは改造人間を生み出したシェードと変わらん! 諸外国、否、世界中を屈服させ、自分ら日本人を神と祭り上げ、支配したいだけだ!!」
グレイハウンドは小久保一派らの目標を否定し、両手の鋭利な爪でドーパントを何度も切り裂き、変身を強制的に解除させ、生身の人間に戻った者を死ぬまで踏みながら続ける。
「貴様たちのやっていることは国家再生計画などではない! 敵対する者のみならず、マイノリティーや障碍者、性的少数者等を改造人間にせんとする貴様らなどの計画など、世界を恐怖のどん底に叩き落す悪魔の計画だ! よって貴様らをこの場で皆殺しにする!!」
小久保一派の軍事クーデターを悪魔の計画と罵ったグレイハウンドは、背後から来る軍用マス・ライダーの斬撃を最低限の動きで躱した後、相手の対装甲用剣を持つ右腕を掴み、思いっ切り引っ張って地面に叩き付けた。それからとどめの一撃を倒れた相手の腹に叩き込み、完全に息の根を止めた。
「お前ら、そんなことを考えていたのか?」
「それがどうした? 国家の足を引っ張る者は、全て兵器である改造人間にする。それこそ最善の策だ! それを邪魔する貴様らは、我らが築き上げる日本国の敵だ! 貴様も四肢を削いでから改造人間にしてくれる!!」
グレイハウンドの言う事を聞いていたベアー・ドーパントこと上野良太は、目前の小久保一派のドーパント等に本当なのかと問う。これにドーパントに変身している議員や自衛官の幹部らは嘘偽りでないと答え、四肢を削いでから改造人間にしてやると言って襲い掛かる。
この小久保一派の幹部らの返答に、ベアーは彼らに絶対に政権を渡してはならないと理解する。
「政治の事は良く分からねぇが、お前らに政権を渡しちゃならねぇってことは良く分かった。纏めてぶっ殺す…!」
『ドラゴン!』
向かってきた一番手の腹に大斧の柄を打ち込んで怯ませた後、纏めてメモリブレイクを行うため、ベアーはドラゴンのガイアメモリを取り出して起動させ、切り替えを行う。無論、ドラゴンのガイアメモリも他のガイアメモリとは違う電子音声が流れる。
ベルトの差し込み口に取り換えたドラゴンのメモリを入れ込めば、ベアーの外見はドラゴンのような風貌をしたドーパントへと変貌する。大柄なベアーとは違い、ドラゴン・ドーパントは機動性を重視した形態だ。
「弱体化したか!? 死ねっ!!」
ベアーからやや細いドラゴンになった良太に、小久保一派のドーパント等は弱体化したと思って襲い掛かったが、俊敏性もあり、攻撃は次々と躱されていく。ドラゴンは敵のドーパントが繰り出す攻撃を躱しつつ、何処からともなく火を吐くドラゴンのようなデザインをしている拳銃を取り出し、攻撃を加えようとするドーパントに向けて発砲する。
「うぉ!? こいつ!!」
相手が拳銃を出したことに驚くも、怯まずにドラゴンに襲い掛かる。だが、ドラゴンの機動性により、受け流されるか、躱されて背中にドラゴン型の拳銃から放たれる火の玉を撃ち込まれたり、蹴られるだけで、敵の攻撃が全く当たらない。
『マキシマムドライブ!』
自分に襲い掛かる全ての敵ドーパントを弱らせたところで、ドラゴンは一気にメモリブレイクを行う為にマキシマムドライブを行う。手にしているドラゴン型の拳銃に解放されたエネルギーが流し込まれ、後は敵が纏まったところを狙って撃つだけである。その状況を作り出すため、ドラゴンは敵が纏まるように動く。
「こいつ! バラバラにしてやる!!」
「ありがとよ、纏まってくれて」
何度も攻撃を受けた小久保一派のドーパント等は、ダメージが蓄積して冷静な判断が出来なくなっており、ドラゴンの読み通りに纏まって攻撃して来た。これにドラゴンは銃口を向け、引き金を引く。マキシマムドライブによって強化されたドラゴン型の拳銃は、炎を吐くドラゴンのデザインの通り、強力な炎を向かってくるドーパント等に浴びせた。
「う、ウワァァァッ!?」
強力な炎のようなマキシマムドライブによる銃撃を浴びたドーパント等は、メモリブレイクを食らって変身を解除され、差し込んでいたメモリを破壊された。
「うっ!? そ、そんな…」
「まだ残ってるな。よし」
一体だけドーパントが残っていたが、まだマキシマムドライブは続いているので、ドラゴンは逃げようとするそのドーパントに銃口を向け、引き金を引いてメモリブレイクを行った。
変身を解除されてメモリを破壊された変身者等は、余りの激痛に地面の上でのた打ち回っていた。これをドラゴンは一人ずつ腹を強く踏み付け、次々と殺害していく。
「や、止めろ! お、俺は、俺は出来心で参加しただけだ! 頼む、見逃してくれ!」
オマケで倒されたドーパントの変身者である議員は、這いずりながらドラゴンに命乞いを行っていたが、それを許す良太ではない。這いずってでも逃げようとするその議員の足を踏み付け、自分を見て怯える表情を浮かべる議員の顔面に銃口を向け、引き金を引いて殺害した。
これで敵のドーパント等は全滅した。残りのクーデターに参加している歩兵大隊の将兵たちは、人類守護戦線のドーパント等に殺害されていく。
このクーデターに参加している自衛官たちは、失敗すればどうなるか分かっており、死ぬまで戦い続ける者もいたが、出来心で参加した者たちは戦うのを止め、先の議員と同じく命乞いをするも、憎しみに囚われている人類守護戦線の者たちは無慈悲に殺した。
「もう軍事クーデターは出来ませんね。無駄な抵抗は止めて、自決したらどうですか? 介錯してあげますよ?」
小久保一派で残っているのは、武将型マス・ライダーを身に纏う首領の小久保左近のみであった。銃声が殆ど聞こえなくなったところで、退治している仮面ライダーリベンジの慎藤は無駄な抵抗は止めて自決しろと告げる。
リベンジの言う通り、時間が経つごとに銃声が減っていき、グレイハウンドを初め、こちらへ集まる人類守護戦線のドーパントが増えつつある。側近も敵にやられたのか、後は小久保一人のようだ。
それでも小久保は諦めず、自分一人でもクーデターを成功させると豪語する。内なる不安を打ち消すための虚勢に見えるが、武将型マス・ライダーを身に纏う小久保なら、例え失敗すると分かっていても、やりかねないだろう。
「黙れ小僧が! 例えワシ一人になろうとも、覇権国家への回帰たる計画を成し遂げて見せるわ!」
「貴方の後に続く者が居るとでも? ネットでは、相当嫌われているみたいですが」
「フン、いい歳をして働きもせず、漫画やアニメやゲームなどに現を抜かし、挙句に自らを真の愛国者と自称する日本の恥晒し共などに好かれるなど、恥ずかしいわ! ワシが政権を取った暁には、あのような極潰し共全員、改造人間にして日本の為に使ってくれる!」
「それだから嫌われるんですよ、貴方は!」
そんな一人でも軍事クーデターを行わんとする決意を見せた小久保に、リベンジはネットでは嫌われており、続く者が居ないのではと問う。これに小久保はネットを相当嫌っており、自分が政権を取った暁には、全員改造人間にして兵器として扱うと答え、リベンジに向けて大太刀を振るい降ろす。
振り下ろされる武将型マス・ライダーの大太刀の刃にリベンジは横に身体を転がせて躱し、ソードを胴体に叩き込むも、やはり重装甲の前に傷一つ付かず、火花が散るばかりだ。
「無駄だ! その程度でワシの憂国の意思は砕けん!」
そう叫んだ小久保は、武将型マス・ライダーのパワーアシスト機能で強化された拳をリベンジに叩き付けて吹き飛ばす。だが、それこそリベンジの狙いであった。吹き飛ばされたリベンジは直ぐに体勢を立て直し、ガイアメモリの力を解放させるマキシマムドライブを行う。メモリの解放されたエネルギーは右足に溜まり、使用者である慎藤がその力を振るうのを待っている。
『マキシマムドライブ!』
「ぬァァァッ!!」
「ハァァァッ!!」
リベンジがマキシマムドライブをした後、小久保は大太刀を振り下ろさんと雄叫びを上げながら向かってきた。これにリベンジは立ち上がり、同じく雄叫びを上げて突っ込む。相手の大太刀の間合いに入ったところで、リベンジは紙一重で躱し、相手を左足で蹴ってから高く舞う。
「何っ!?」
「やァァァッ!!」
驚きの声を上げる小久保が直ぐに大太刀を上げ、反撃の構えを見せる中、空高く舞ったリベンジは右足を相手の方へ向け、仮面ライダーの必殺技であるライダーキックを行う。リベンジの叫び声と共に、ライダーキックのポーズのまま、武将型マス・ライダーの小久保へと一直線に向かう。
「そのまま叩き切ってくれるわ!!」
自分に向かって一直線で来るリベンジに対し、小久保は大太刀を振るったが、その刀身はマキシマムドライブで強化されたライダーキックの前に砕かれた。
「ば、馬鹿な!? ウワァァァッ!!」
怪人体の改造人間ですら容易く切り裂く刀身が砕かれた事に驚く小久保は、そのままライダーキックを胴体に受け、吹き飛ばされた。マキシマムドライブのライダーキックは武将型の重装甲を破壊するほどの威力があり、着用者である小久保は血達磨となっていた。
「ぐ、グゥゥ…き、貴様ら…! 何をしたのか、何をしたのか分かっているのか…!?」
地面に叩き付けられた衝撃で全身の骨が砕かれており、後は死を待つだけだ。そんな小久保は力を振り絞り、血反吐を吐きながら仮面ライダーリベンジこと慎藤に、自分や国の為に成すべきことを台無しにしてくれた事を責め立てる。
「ワシは、ワシらはこの国の為に立ち上がったのだぞ…! その大義を、その大義を国家の為に働かん馬鹿共と売国奴、恥晒し共を守るためや、改造人間殲滅と言う貴様らの下らん目的の為に潰しおって…!」
こちらを無言で見つめているリベンジに、小久保は睨み付けながら更に続ける。自分ら人類守護戦線の目的を下らないと吐き捨てた小久保に、まだドーパント状態のフォートレスは怒りを覚えるが、近くに居る同志等に抑えられる。
「お前たちのやった事は無意味だ…! 愚かで無意味なことだ…! 今の我々を世間は狂った連中だと思っているが、時が来れば我々の正義を理解するだろう…! その時こそ、日本を蝕む売国奴や国賊、不良外国人、反社会的勢力、社会不適合者、ネット、萌え等という電子麻薬は滅び去り、理想たる日本国が誕生する正義の時だ…!」
自分らが死んでも、それを理解して後に続く者が現れ、その時こそ自分が理想とする日本となると言った後、小久保は自分を哀れな目で見るか、嫌悪な目付きで睨み付ける人類守護戦線の者たちに向け、自分を殺すように告げる。
「さぁ、殺せ…! もう悔いは無い…!」
笑みを浮かべて自分を殺せと言うが、誰も応じることなく、全員が変身を解いてその場を後にし始める。もう敵は居ないと判断しての事だ。変身を解除して自分に背中を向けて離れる慎藤に、なぜ殺さないのかと苦しみながら問う。
「な、何故だ…! なぜ殺さない…!? ワシは、ワシはお前たちの、お前たちの敵なんだぞ…!」
速く楽にしてくれと言わんばかりに、離れていく人類守護戦線の者たちに問う小久保に対し、慎藤は皆を代表して答える。
「もうじき死ぬ貴方を、殺す必要があるので?」
「そ、そんな…! 頼む、殺してくれぇ…! 苦しみながら死ぬのは嫌だ…!」
その無慈悲な答えに先に見せた誇り高き愛国者の姿は何処へやら、今の小久保の姿は早く楽にしてくれと願う哀れな老人であった。
そんな殺してくれとせがむ老人を背に、慎藤は無表情でアジトへの帰路へ向かっていた。
次回から読者応募の仮面ライダー登場かな?