仮面ライダーAP アナザーメモリ   作:ダス・ライヒ

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ライダー名:仮面ライダーズワルド
本名:皇 魁星(すめらぎ かいせい)
性別:男
年齢:38
簡単な外観の特徴:仮面ライダーダイモンをベースに左側頭部と左肩にある赤と銀の角のような装飾とマントを無くし、オレンジの部分を深い金色にして額の角の代わりに仮面ライダーセイバーのライダーのように所持している聖剣を模した角を付けている。
武器:聖剣『魔導剣降魔(まどうけんごうま)』(外見は大体ザンバットソードのザンバットバット抜き)
剣先で五芒星を描くことで聖剣の魔力を完全に解放させ、剣撃の威力や攻撃範囲を爆発的に増大させるが、負荷が重く5分が限度。
必殺技:
『降魔居合』
聖剣を腰のホルダーに納刀し、トリガーを引きながら放つ抜刀術
『魔皇蹴撃覇』
悪魔のような羽根を生やして飛行しての連斬&必殺キック。
ブックを閉じて聖剣の柄で再度ドライバーのボタンを押して開くことて発動する。
『デモンズディザスター』
魔力を解放した状態でライドブックを聖剣に読み込ませて再度バックルに戻して開くことで発動する最強の必殺技。
剣を振るって強力な虹色の光線を放つ、あるいは直接斬り付ける。
変身方法:変身プロセスは仮面ライダーカリバー(ジャアクドラゴン)
とほぼ同じ。
使用アイテムは『グランドデーモン』ライドブックと聖剣ズワルドライバー
『かつて、魔界の深淵にて大いなる悪魔が覇を唱えたという……』
概要:仮面ライダーセイバー本編とは異なる歴史を歩んだ並行世界(スパ◯ボ世界のごとく人類の驚異が多数存在する代わりにメギド達やイザクが最初から味方)の聖剣使いの一人である軍服を着た白髪の偉丈夫。
強面で厳格ではあるが非情ではなく、たとえ罪を犯してしまった相手でも突き放さず、償いかたを共に模索する懐の深さを持つ。
剣士のなかでもベテランの一人であり、卓越した剣技と聖剣を用いた多彩な魔術による隙の無い戦いを行う。
キャラ提供はRararaさん

ライダー名:仮面ライダーウブ(MASKEDRIDER UV)
簡単な外観の特徴:星と蝶を彷彿とさせる仮面に銀色のアンダースーツの上に黒色の装甲を纏っている。複眼の色は緑。
武装:聖鞭ウブラウザー、鞭型のラウザー。
必殺技:スパークルストライク
『BEND、GLEAM。SPARKLE STRIKE』
2、6のカードを使ったコンボ。
光を纏ったラウザーで相手を打ち据える。
スパークルマッシュ
『TRAMP、GLEAM、PREDICT。SPARKLE MASH』
5、6、9のカードを使ったコンボ。
跳び上がり相手の抵抗を回避しつつ、追尾する光を纏った垂直落下キックを放つ。
概要:仮面ライダーディケイドのカメンライドの一つ。
提供はひかつちさん
設定が多過ぎるので、ディケイドの形態の一つにしてしまった。ひかつちさん、ごめんなさい。


集結するライダーたち その5

 専用のバイクに跨り、bard・ドーパントと共に標的であるアルファⅡが居るアジトへ向かおうとする仮面ライダーリベンジを、ディケイドの専用のバイクに間が立って追撃しようとしたが、アダプト・ドーパントこと青沼赤慈(あおぬま・あかじ)に妨害された。

 

「行かせねぇぞ! 仮面ライダー!!」

 

「こいつを倒すしか、なさそうだな」

 

 急停止がてら、バイクで轢かれたアダプトであるが、既にその攻撃を覚えていたのか、起き上がってディケイドに襲い掛かる。これにディケイドは、アダプトを突破しなければリベンジを終えないと判断し、襲い掛かるドーパントに剣を振るう。

 

「ぐわっ! へへっ…!」

 

「マゾか? ならばもういっちょ!」

 

 斬撃を受けているのに、よろけながらも笑うアダプトに対し、ディケイドはもう一撃を振るったが、能力である耐性獲得で剣の攻撃を覚えており、ダメージは減っていた。

 

「効いていないのか!?」

 

「どうした? もう一回やってみろ!」

 

 痛がる素振りを見せないアダプトにディケイドは警戒するが、相手は自分の胸を叩き、更に攻撃するように挑発してくる。相手が耐性獲得の能力を持っていることに気付かず、ディケイドは乗って更なる斬撃を叩き込む。アダプトは肉体と耐性の強化の為、敢えて斬撃を受け続けていた。

 

「おっと、何か当たったか?」

 

「耐性強化か。厄介だな!」

 

「別に俺達は最初からこうだった訳じゃないんだぜ? 我慢して我慢して、耐えて耐え続けた末に気が付いちまったんだ…耐えてるだけじゃ何も変わらないって事によ!」

 

 ディケイドが気付く頃には、アダプトの全身は赤く染まり、顔も泣きっ面も怒りの形相へと変わっていた。十分に攻撃を受けて強化したところで、アダプトは自分の過去を語りながらディケイドに一撃の拳を見舞う。

 

「雑草を抜く時に根ごと抜かないと、何度でも生えてくるだろ? それと一緒さ。どんだけ表で出てる葉を刈っても、そいつらを生み出し支援する根を抜かなきゃ、何度でも生えてくる。例えば、シェードを支援している奴や改造人間を作ってる施設とかな!」

 

 それにノバシェードのテロが終わらないのは、裏で支援している組織が居るからだと雑草に例えて語り、更に攻撃を強める。

 これにディケイドは少し距離を取った後、ノバシェードに関わる物全てを破壊するまで止めないのかと問う。

 

「ノバシェードに関わる全ての人間や施設を破壊しつくまで、あんた等は止まらないって言うのか!?」

 

「じゃあ教えてくれよ、仮面ライダー様よ。お前達は今まで敵対してきた全ての敵を、一度も殺さずに来たのか?」

 

 このディケイドからの問いに、アダプトこと赤慈は逆に今まで戦ってきた敵を一度も殺さずに来たのかと問うた。その問いにディケイドは、自信満々にあるカードを取り出してから答える。

 

「あぁ。全部とは行かないが、殺さずに済んで仲良くなったこともある。相手と話し合って見れば、少しは分かって、仲良くなれるもんだぜ!」

 

 今までの事を思い出しながら自信満々に答えたディケイドは今のカードを抜き、ベルトに新しいカードに切り替える。

 

『カメンライド、ウブ!』

 

 ディケイドがカメンライドのカードを切り替えれば、全く別の仮面ライダーへと変身する。

 緑色の複眼を持ち、星と蝶を彷彿とさせる仮面に、銀色のアンダースーツの上に黒色の装甲を纏った仮面ライダー、その名も仮面ライダーウブへと変化したのだ。

 

「耐性を強化されるなら、耐え切れないくらいのダメージを当たるまでだ! 必殺技のフルコースだ! たっぷりと味わえ!」

 

 仮面ライダーウブに変身したディケイドは、アダプトに必殺技のフルコースを味わえと告げた後、鞭型のラウザーからカードを取り出す。

 

「必殺技のフルコースだと? フン、俺を余計に強化するだけだぞ!」

 

 自分に必殺技のフルコースを味合わせると告げるウブに、アダプトは余計に自分を強化するだけだと返して突っ込んでくる。

 

『ベント』

 

「ぐわっ!?」

 

 これにウブは裏側に2と書かれたカードを切り、電子音声が流れ、アリクイの怪人の姿が現れた後、鞭を振るう。ただの鞭であるが、カードを影響で鞭の殴打力は強化されており、鞭で叩かれたアダプトは火花を散らしながら吹き飛ぶ。アダプトが吹き飛ぶ中、ウブは更に5と書かれているカードを切る。

 

『トランプ』

 

 また電子音声が流れ、キリン型の怪人が倒れたアダプトに強烈な踏み付け攻撃を繰り出す。数回ほど踏み付ければ姿を消すが、その頃にはウブは次のカードである6を切っていた。

 

『グリーム』

 

 キノコ型の怪人が姿を見せて消えた後、鞭型のラウザーが光り輝いていた。直ぐにそれを振るえば、またもアダプトは火花を散らして吹き飛ぶ。

 

「前菜は上手いか? 今度はメインディッシュだ!」

 

『BEND、GLEAM。SPARKLE STRIKE』

 

 立ち上がろうとするアダプトに、ウブは2と6のカードを使ったコンボを行う。

 

「うぉぉぉ!? う、動けんぞ!?」

 

 6と同じく光を纏った鞭型のラウザーを振るえば、その振るわれた鞭はアダプトの身体に纏わって拘束する。それにアダプトの耐性強化が追い付かない程のダメージであり、徐々に力が抜けていく。

 相手を拘束したところで、ウブはメインディッシュとなる必殺技である5と6、9のカードを使ったコンボを決める。そのコンボは、ウブの右足を追尾する光で覆っていた。

 

「さぁ、メインディッシュだ!」

 

『TRAMP、GLEAM、PREDICT。SPARKLE MASH』

 

 そう言った後、ウブは飛び上がり、光を纏った右足を拘束されて動けないアダプトに向けて放つ。スパークルマッシュ、いわゆるライダーキックだ。

 

「う、うわぁぁぁっ!?」

 

 ウブのライダーキックを受けたアダプトは絶叫を上げながら爆発する。爆発が晴れた後、変身を強制的に解除された赤慈はその場に倒れる。

 

「済まないな。デザートは無いんだ」

 

『カメンライド、ディケイド!』

 

 相手の背後へ回っていた仮面ライダーウブは倒れた赤慈にデザートは無いと告げた後、元の仮面ライダーディケイドに戻った。

 

 

 

「貴様達の怒り、憎しみ、嘆きは理解した。ならばこそ此処で止まるがいい。心までも私が切り捨てるべき怪物になる前に」

 

 ハロウィン・ドーパントの戯堂遊大(ぎどう・ゆうだい)やエジプト・ドーパントの遠来呉羽(とおら・くれは)の前に立ちはだかったのは、仮面ライダーズワルドこと皇魁星(すめらぎ・かいせい)であった。

 

「何が止まれだ、仮面ライダー!」

 

 ズワルドの止まれの言葉にハロウィンは怒りを覚え、青白い炎を放つ。

 

「倒して進むのに!」

 

 エジプトも激怒しており、頭部両側から刻まれた目から怪光線を放った。

 

「止まらないと言うか。ならば、斬る!」

 

 ハロウィンやエジプトから放たれる攻撃に、ズワルドは言葉では止まらないと判断し、斬バットソードに似た聖剣『魔導剣降魔(まどうけんごうま)』を抜き、剣を振るって飛んでくる青白い炎の球や怪光線を弾いた。

 自身の攻撃を弾かれた事に驚くハロウィンとエジプトであるが、それでも恐れずに剣を持って向かってくるズワルドに立ち向かう。

 

「無駄だ! そんな布切れでは俺は止められん!」

 

 先に攻撃を仕掛けたのはエジプトであり、布でズワルドを拘束しようとしたが、巻き付かれる前に剣で切り裂かれる。

 

「死ねっ!」

 

「フン!」

 

「うわぁぁぁっ!?」

 

 その次にハロウィンが得意の跳躍力を生かした格闘戦を仕掛けるも、ズワルドの変身者は達悦↓剣技を持つベテランの剣士だ。攻撃が届く瞬間に腹を突かれ、ハロウィンは火花を散らしながら吹き飛ぶ。

 

「ならばこれで!」

 

「無駄だと言っている!」

 

 ハロウィンが突きで吹き飛ばされる中、エジプトは両肩のアーマーからピラミッド型のエネルギー波を放ち、対象であるズワルドをその内部に拘束しようとするが、またしても剣士の仮面ライダーはピラミッド型のエネルギーの網を切り裂いて見せた。

 

「そんな物で、俺は拘束できん!」

 

「くっ、うわぁぁぁっ!」

 

 拘束技全てを弾いたズワルドに、二体のドーパントは後退るが、勇気を出して破れかぶれで挑んだ。

 これにズワルドは冷静に対処し、飛び掛かるハロウィンの攻撃を最低限の動きで躱してから斬り、背後から専用武器であるエジプサイズで斬りかかるエジプトの斬撃を防ぎ、蹴飛ばして怯ませ、胴体を斬る。

 

「こ、こいつ!」

 

 胴体を斬られたエジプトが吹き飛ぶ中、また斬り飛ばされたハロウィンは更に怒る。これに体勢を立て直したエジプトは、金装飾部分から太陽光に匹敵する光を放ち、ズワルドの目を眩ませようとする。

 

「うっ!? 目晦ましか? だが、俺は目を瞑ってでも、剣を振るえる!」

 

 目晦ましを受けたズワルドであるが、鍛錬で目を瞑っていても、相手の気配を感じて剣を振るうことが出来る。エジプトがその隙に斬りかかるも、相手の気配で位置を特定でき、剣を手足のように自在に操れるズワルドは、見事に剣先を相手に当てた。

 

「な、なぜ見える!?」

 

「お前たちの殺気は分かりやすい。それにこれで終わりだ!」

 

 なぜ見えるのかと問うエジプトに対し、剣先で五芒星を描き、聖剣の魔力を完全開放させた。魔力を解放した聖剣は威力を爆発的に増大させるが、負担が重く、五分が限界だ。ズワルトはその五分の間に、二体のドーパントを仕留める自信があるからこそ、解放したのだ。

 再び斬りかかるエジプトに、ズワルドは突き出されたエジプサイズを弾き、直ぐに胴体に向けて剣を振り下ろす。

 

「きゃぁぁぁっ!!」

 

 魔力が解放された聖剣の斬撃は高く、エジプトは火花を散らしながら吹き飛んで爆発した。爆発が晴れた後、そこには変身を強制的に解除された呉羽が横たわっていた。

 

「こ、この野郎! うぉぉぉっ!!」

 

「仲間をやられて激昂したか。ならば、ここで止まれ」

 

 激高して飛び掛かるハロウィンに対し、ズワルドは聖剣を腰のホルダーに納刀して居合の構えを見せる。左手でトリガーに指を掛け、相手が間合いに入ったところで、引き金を引いて聖剣を放つ。鞘から放たれる聖剣の取っ手を直ぐに取り、それを横に向けて振るった。

 

「ぐ、グァァァ…!」

 

 居合の間合いに入っていたハロウィンは斬られ、膝から崩れ落ちて倒れた後、爆発して変身を強制的に解除される。エジプトと同様に、元の姿に戻った遊大が倒れていた。敵を倒したことを確認したズワルドは、聖剣の魔力を抑え込み、元の状態へ戻す。

 

「その結果は、お前たちが止まらなかったからだ」

 

 倒れた呉羽と遊大に向け、ズワルドは自分に敗れたのは、止まらなかった所為だと告げる。

 

「まだ止まらぬ者たちが居るな。まだ戦いは続きそうだ」

 

 まだ戦いは続いているので、ズワルドは別のドーパントの対処へ向かった。

 

 

 

 仮面ライダーディケイドが率いるライダー軍団が人類守護戦線を足止めしている頃、吾郎こと仮面ライダーGは、アルファⅡが居るアジトへ単独で襲撃していた。

 

「こ、これが…仮面ライダーの…!」

 

 襲撃したのは、ライダー軍団がデンライナーで人類守護戦線の目前に現れる前からであり、既にアルファⅡが居る部屋まで辿り着いていた。

 道中、幾つかの改造人間が居たはずだが、旧シェードの基準に満たない改造人間では歴戦の仮面ライダーであるライダーG相手に敵うはずが無く、通った道には倒された改造人間らが転がっている。

 

「…仮面ライダーか!? 俺の物を奪いに来たか!」

 

 傷を負うことも無く、息さえ乱さずにアルファⅡの下に集った改造人間らを倒し尽くしたライダーGに、アルファⅡこと斎田喜治は座っていた玉座から立ち上がり、部屋に入って来た仮面ライダーを睨み付ける。

 

「奪う? 違う、その危険すぎる力から、君を救いに来たんだ」

 

 睨み付けるまだ青年の喜治に対し、ライダーGは奪うのではなく、救いに来たと返す。だが、始祖怪人に近い戦闘力を持つアルファⅡの力を取り上げられることを嫌う喜治は、それを拒否した。

 

「救うだと? ふざけるな! 俺からこの力を奪うつもりだろ!? もう奪われるだけの惨めな斎田喜治は居ない! 俺はアルファⅡ、新人類たる改造人間だ!」

 

「どうやら、力尽くで取り上げるしかないな…」

 

 前の惨めな斎田喜治は居ない。今の自分はアルファⅡであり、新人類の改造人間だと怒りを露わにしながら主張するアルファⅡに対し、ライダーGは説得は通じないと判断して、剣を構える。

 

「やはりお前を俺から奪うつもりか!? ならば、お前の命を奪うまでだ!」

 

 剣を構えたライダーGに、喜治は自分の力を奪いに来た者と断定し、青年の姿からフィロキセラワームの色違いの怪人体「アルファⅡ」へと変貌した。

 怪人体となったアルファⅡは、頭部の両脇にある触覚を触手のように飛ばしてライダーGを攻撃する。

 

「死ねっ! 仮面ライダー!!」

 

 繰り出される触手に対し、ライダーGは剣で弾き、アルファⅡの真正面から向かって行く。

 

 かくして、仮面ライダーG対アルファⅡ怪人との戦いが始まるのであった。




ライダーGとリベンジの戦いは、同時並行で行っていきたいと思います。

次回も応募した仮面ライダーが出るぞ!
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