仮面ライダーAP アナザーメモリ   作:ダス・ライヒ

17 / 25
ライダー名:仮面ライダージンガ
本名:神城 鋼我(しんじょう こうが)
性別:男
年齢:22
簡単な外観の特徴:ランペイジバルカンを黒くして目を銀色にした感じ、装甲がより鋭角的になり鋼鉄の爪が着いている。
必殺技:ゴッドファングブレイク
相手を鋼鉄の爪で刺し空中へジャンプ、相手の体重+自分の体重+落下エネルギーを足した右拳で地面ごと砕く
変身方法:ランペイジバルカンとほぼ同じ、ただし腕力で無理矢理開けない。
神埼の野望阻止の為現れたライダーの1人。
黒いスーツにロングコート、タバコの代わりにココアシガレットを咥えた黒髪黒目を優男。
子供達の笑顔を守る為なら汚れ仕事も笑って引き受ける。基本的には善人だが、大人として間違った行動をする人間には一切手加減しない。一人称はオレ。
キャラ提供はカイン大佐さん

ライダー名:仮面ライダーティーゲル
ライダー形態:武装SS戦車兵将校服の様なライダースーツを身に纏い、ティーガーⅠ風重ボディーアーマーを装備した仮面ライダー。頭部は旧ドイツ軍のガスマスクで、上から制帽を被っている。
必殺技
88mmランチャー:ティーガー重戦車の主砲である88mm戦車砲を模したランチャー。
徹甲弾キック:右足についている装置に徹甲弾を装填し、それをキックした相手に撃ち込む。所謂ライダーキック。
概要:仮面ライダーディエンドが召喚したライダーの一人。二体召喚された。
名前が被ってるので、誠に勝手ながら変更させて頂いた。申し訳ございません、このような登場で。
キャラ提供はG-20さん

ライダー名:仮面ライダーアンガロス
簡単な外観の特徴:仮面ライダーイクサのセーブモード時の姿から全体的に装甲を減らし、その上にシスター服を模したような黒い装甲を追加している。全体的にファンタジーに登場しそうなシスターをイメージした、女性的な容姿に近いフォルムとなっている。そのため、頭部の十字架を模した顔もより十字架に近い形状になっている。
必殺技
・『ミハイルピュリフィケイション』
リリーフシューターにエンジェリックマガジンの一つ、『ミハイルマガジン』を装填し、アンガロスドライバーに認証させることで発動できる必殺技。リリーフシューターに金色の浄化のエネルギーをチャージし、相手に狙いをつけて放つ。着弾した相手を光の力で浄化し、精神と肉体の両方にある悪性を取り除く。射程距離が長く、エネルギー弾は狙いをつけた相手を追尾する。
・『ガブリイルラピッドリライブ』
リリーフシューターにエンジェリックマガジンの一つ、『ガブリイルマガジン』を装填し、アンガロスドライバーに認証させることで発動できる必殺技。リリーフシューターが翠色に光り、対象の相手を複数同時に狙いをつける。対象は仄かに翠色に輝く。そのまま引き金を何度も引くことで緑色の小型の弾幕をばら撒く。対象の数だけ弾丸は飛んでいき、一人に付き一発のみ命中する。
一番の特徴は、殺傷能力そのものが存在しないことである。この技を受けたものは精神面での悪性のみを取り除き、浄化することが出来る。これにより、暴走した仲間や洗脳された一般人といった『ライダーの力でそのまま攻撃するのは不味い相手』に対して、強い特攻となる。
・『ラファエルプロミネンス』
リリーフシューターにエンジェリックマガジンの一つ、『ラファエルマガジン』を装填し、アンガロスドライバーに認証させることで発動できる必殺技。リリーフシューターが赤く輝き、銃そのものが炎を纏う。引き金を引きっぱなしにすることで、銃口から火炎放射器の要領で周囲を燃やし尽くす。
こちらは肉体に強いダメージを与えることが可能で、射程距離こそ短いものの、一度に複数の近くの敵達に炎による浄化を行うことが出来る。そのため、肉体だけを焼き尽くし、その中にあるものを救出したり、解き放つために使用することが可能になる。
概要:ディエンドが召喚した仮面ライダーの一人。
キャラ提供は妄想のkiokuさん

版権キャラ&オリジナルキャラ

仮面ライダーディエンド/海東大樹
仮面ライダーディケイドのストーカーではなく、士よりも前から世界を旅する仮面ライダー。理由はお宝を巡ってである。
士に頼まれ、慎藤ことリベンジ等を足止めしに来た。

アルファⅡ/斎田喜治
旧シェードの施設より保護された改造人間の被験者の中で唯一の成功体の改造人間。
元はいじめられっ子で力を渇望しており、自分を怪人に改造したシェードを崇拝し、その力を取り上げられることを嫌い、改造人間無効化手術施設を破壊して脱走した。

※Megaponさん、誤字報告サンクス。


集結するライダーたち その7

「お前の相手はオレか」

 

 仮面ライダー・ランペイジバルカンを黒くして目を銀色して、装甲がより鋭角的な鋼鉄の爪を付けた外見を持つ仮面ライダージンガこと神城鋼我(しんじょう・こうが)が対峙したドーパントは、榊竜之助が変身している五体のヴェロキラプトルであった。

 

「お前に僕たちを倒せると思っているのかい?」

 

「そう思っているつもりだ。無駄口をたたいていないで、かかってきたらどうだ?」

 

「フン、八つ裂きにしてやる!」

 

 対峙したヴェロキラプトルはジンガを挑発するが、相手の仮面ライダーは挑発で返してきた。これに苛立ったヴェロキラプトルは激怒し、五体同時に襲い掛かる。

 最初の一体が引っ掻き攻撃を凌いだが、直ぐに二体目の攻撃が来る。そこから三体目、四体目、五体目という数を活かした戦法に、ジンガは防御に徹するしかない。

 

「どうしたんだい? 僕たちを倒すんじゃなかったのか?」

 

 五体による攻撃に対し、防御するばかりのジンガを煽るヴェロキラプトルであるが、相手は挑発に乗らない。それに相手の動きを読み、徐々に攻撃パターンを覚え、防御することなく、最低限の動きで攻撃を躱していた。数秒後にはカウンターまで行うようになり、一体のヴェロキラプトルの頭部に拳を叩き込んで吹き飛ばしていた。

 

「くっ、それで僕たちの動きを読んだつもりか!?」

 

 一体を殴ったジンガに、ヴェロキラプトル等は連携攻撃を仕掛ける。先ほどと同様、一体の攻撃を躱せば、直ぐに二体目の攻撃が来る。違うのは、両側面や背後からの攻撃が来ることだ。少しばかり攻撃を受けたランペイジバルカンであるが、背後から仕掛けるヴェロキラプトルの顔面に蹴りを入れ込んだ。

 蹴飛ばされた一体に関わらず、他のヴェロキラプトルが間髪入れずに仕掛けて来るも、パターンを覚えたジンガは攻撃を躱しつつ、カウンターを的確に入れていた。

 

「ふん!」

 

 真正面から仕掛けて来るヴェロキラプトルの一体に、ジンガは攻撃を躱した後、離れようとするその一体の首を強く掴んで圧し折った。首を圧し折られたその一体は地面に倒れて消滅する。

 

「くっ、一体を倒したところで、調子に乗るなよ!」

 

 一体を倒したが、ヴェロキラプトルは一体でも生き残っていれば、メモリブレイクされずに生き残ることが出来る能力を持っているので、全てを倒さねば、ジンガは勝てない。自分の分身を倒したジンガに対し、ヴェロキラプトルは激怒する。

 

「なるほど。その口ぶりだと、お前を全て倒す必要があるようだな」

 

「ちっ、それに気付いたところで、僕たちに勝てるものか!」

 

 相手が一体と言う事で、全てのヴェロキラプトルを倒さねばならないとジンガが睨む中、相手は気付かれたと思い、再び数を活かした戦法で仕掛ける。

 

「無駄だ。お前の攻撃は全て見抜いている。いたずらに消耗するだけだぞ」

 

「ほざけ! 僕の両親を改造した奴らに味方する奴が!!」

 

 同じ戦法で仕掛けるヴェロキラプトルに、無駄に消耗するだけだと警告するジンガであるが、相手は効く耳を持たず、更に激昂して突っ込んでくる。

 ジンガの言う通り、同じ戦法を繰り返すヴェロキラプトルが消耗するだけであった。真正面からの攻撃を避け、背に蹴りを入れ込んで吹き飛ばした後、両側面から来る二体同時攻撃を躱し切り、頭部に拳を叩き込んだ。空かさず来る背後の攻撃に対しても、肘打ちを頭に叩き込んで怯ませ、相手が体勢を立て直す前に巴投げを行い、とどめである鋼鉄の爪を腹に突き刺し、二体目を倒す。

 

「クソ! こうなれば!」

 

 五体の内、二体を喪ったヴェロキラプトルは冷静さを失い、三体同時に襲い掛かる。

 

「纏めて片付けてやる!」

 

 これにジンガは一気に片付けるべく、右手で一体目を鋼鉄の爪で刺し、そのまま空中へとジャンプした。そこから一定の高さまで到達した後、相手と自分の体重、落下ダメージを足した叩き付け攻撃を行う。その名もゴッドファングブレイクだ。

 

「ゴットファングブレイク!」

 

 技名を叫びながら相手を地面、残り二体のヴェロキラプトルに向けて叩き付けた。

 

「グワァァァッ!?」

 

 相手と体重、落下ダメージを合わせた叩き付け攻撃であるゴットファングブレイクは、地面ごと砕いていた。その威力は凄まじく、残り二体のヴェロキラプトルを吹き飛ばした。吹き飛ばされた一体のヴェロキラプトルはダメージが凄まじかったのか、地面に叩き付けられた個体と同様に消滅する。だが、まだ一体残っているので、変身は強制解除されない。

 

「まだだ…! まだ僕は…!」

 

 かなりのダメージを負っているが、ヴェロキラプトルは戦意を失っておらず、未だにジンガに挑もうとしてくる。そんなヴェロキラプトルに対し、ジンガはとどめを刺すべく、一気に瀕死のドーパントに迫る。

 

「もう、止まれ…!」

 

「そ、そんな…! まだ仇も、取れてない、のに…」

 

 そのとどめの一撃にヴェロキラプトルは躱すことも出来ず、胸に強く鋼鉄の爪を突き刺された。ジンガがその爪を引き抜けば、ヴェロキラプトルは爆発し、爆発が晴れた後に、変身を強制的に解除された榊が地面に倒れる。

 

「俺は子供たちの笑顔を守るためなら、どんな汚れ仕事でも笑って引き受ける。お前たちの行動は、その笑顔を奪う可能性があり、大人として、間違った行動だ」

 

 倒れて動かないが、ジンガはまだ息があって気絶している榊に向け、自分は子供たちの笑顔を守るためならどんなこともい問わないと語り、それに大人として間違った行動を取ったと指摘した後、落ちているガイアメモリを踏み潰した。

 

 

 

「少し分が悪いな。諸君、ここへ来てくれたまえ」

 

 仮面ライダーリベンジこと慎藤やbard・ドーパントの烏丸を初めとするドーパント等を、仮面ライダーGがアルファⅡを倒すまで足止めするべく、仮面ライダーディエンドである海東は、自分一人では分が悪いと判断し、カメンライドで予め召喚していた二体の仮面ライダーを呼び寄せた。

 

「同じ仮面ライダーが二人!?」

 

「紹介しよう、仮面ライダーティーゲルだ。ここを制圧するために、予め召喚しておいた仮面ライダーだ」

 

 ディエンドが二体も召喚した仮面ライダーとは、仮面ライダーティーゲルであった。将校用制帽を被り、その顔である仮面は旧ドイツ軍のガスマスクだ。武装SSの将校用戦車兵服の上からティーガーⅠ重戦車のアーマーを身に着けている。

 人類守護戦線が来る前に、このアジトの改造人間を全滅させていることから、かなりの戦闘力を持っているようだ。

 

「おっと、まだ一体召喚できたんだ。さて、彼女にも手伝って貰おう」

 

『カメンライド!』

 

 まだ一体の仮面ライダーを召還できるので、ディエンドはディエンドライバーの読み取り装置にライダーカードを差し込み、装填機構を前方にスライドし、トリガーを引いてカードに描かれている仮面ライダーを召還した。

 

『アンガロス!』

 

 カードに描かれていた仮面ライダーの名は、仮面ライダーアンガロス。仮面ライダーイクサのセーブモードから全体的に装甲を減らし、その上にシスター服を模したような黒い装甲を身に着け、全体的にファンタジー作品に登場しそうなシスターをイメージした女性的な容姿を持つ仮面ライダーだ。その為に頭部の顔部分は、十字架に近い形状になっている。

 

「仮面ライダーが、更にもう一人!?」

 

「済まないね、一気に三人も召喚してしまって。でも、そちらも大勢いる。僕の方が不公平じゃないか」

 

 アンガロスを召還したことに驚くリベンジ等に対し、ディエンドは謝罪しながらも、そちらの方が数が多いから自分には非が無いと告げる。

 

「何人いようが知った事か! ぶっ殺してやる!!」

 

「勢いで突っ込んでくるか。こちらも対処させて貰おう」

 

『アタックライド!』

 

 三体の仮面ライダーを召還したディエンドに、人類守護戦線のドーパント等は突っ込む。これにディエンドは、アタックライドのカードをディエンドライバーに差し込み、召喚した仮面ライダーたちの特殊能力を発動させる。

 アタックライドで特殊能力を使えるようになった一体のティーゲルは、召喚されたティーガーⅠの88ミリ戦車砲を模したランチャーを手に取り、MG34汎用機関銃を持つ同個体と共に、突っ込んでくるドーパント等に向けて発砲する。

 

「仮面ライダーらしくない攻撃をしおって!」

 

 二体のティーゲルによる攻撃を避けるため、上空へと飛翔したbardは、上空より攻撃するその二体を倒そうとするが、アンガロスも射撃武器を持っていた。

 

「うわっ!? あのシスターのようなライダーも!」

 

 アンガロスはリリーフシューターと呼ばれる十字架のような銃で、上空を飛んでいるbardを射撃する。リリーフシューターから放たれる銃弾に対し、bardは躱しつつ射程外まで上昇しつつ、ハーブによる攻撃を始めようとするが、アンガロスもアタックライドの影響で、特殊能力を使えるようになっていた。

 

「ライガーが立ち塞がろうとも、この私は止められない!」

 

 MG34機関銃を持つティーゲルに対し、リベンジは果敢に挑み、脚力で機関銃の掃射を躱しつつ、剣で一太刀を入れた。

 

『ミハイルビュリフィケイション』

 

 腰に巻き付けているアンガロスドライバーに認証させた後、リリーフシューターの通常マガジンをミハイルマガジンと呼ばれるマガジンに切り替え、敵に狙いを付けた。

 

「ここまで来れば、射程外だろ! 食らえ!!」

 

 それに気付かず、bardはハーブによる鎌鼬による攻撃を行う。飛んでくる鎌鼬をアンガロスは躱しつつ、狙いを定めたbardに向け、躱している間に金色の浄化エネルギーを溜め込んだ弾丸を放った。

 

「うぅっ! この距離で届くのか!?」

 

 bardは射程外まで飛んだのに、当たったことに驚きを隠せないでいた。直ぐに回避行動を取るが、次に放たれた弾丸は、bardの位置が分かるかの如く追尾して着弾する。

 放たれたのは、ミハイルビュリフィケイションと呼ばれるエンジェリックマガジンの一つだ。着弾した相手を光の力で浄化し、精神と肉体の両方にある悪性を取り除く。まさに浄化の弾丸である。

 射程外まで飛んでいたbardに届いたのは、射程距離が長く、一度当たった相手を追尾する機能もあるのだ。

 

「あいつさえ仕留めれば!」

 

「おっと、邪魔はさせないよ!」

 

 二体のティーゲルの掃射から逃れていた複数のドーパントは、アンガロスを仕留めるために向かうが、ディエンドはそれに気付いており、ディエンドライバーで銃撃し、直ぐに次の特殊能力を初襖させるアタックライドを差し込む。

 アタックライドをディエンドに発動された影響か、アンガロスは次なるマガジンを取り出し、リリーフシューターのマガジンをそれと取り換える。

 

『ガブリイルラビッドライブ』

 

 そのマガジンに取り換えれば、リリーフシューターは翠色に光り、アンガロスは空へ向け、何度も引き金を引いて弾丸を発射した。銃口から放たれたのは翠色であり、それが小型の弾幕となって、対象に降り注ぐ。

 

「うわっ!? な、なんだ? 妙に落ち着くぞ!?」

 

「おっと、この技は特効薬だったな」

 

 だが、ガブリイルラビッドライブは殺傷能力が無く、精神面で悪性のみを取り除き、浄化することが出来る技だ。暴走した仲間や洗脳された一般人相手ならば効果的だが、相手のドーパント等は憎しみで暴走しているだけなので、変に冷静にさせるだけであった。

 

「痛いが、妙に落ち着く! これでも、食らえ!」

 

 ミハイルも殺傷能力はあるが、同様の効果を持っており、bardを冷静にさせ、的確な反撃を許してしまう。

 

「落ち着いてるところ申し訳ないが、少し慌てて貰おう!」

 

『アタックライド! ブラスト!』

 

 それに気付いていたディエンドは敵の冷静さを奪うべく、自分の能力を発動させるため、再びアタックライドを差し込み、ディエンドライバーを撃った。その名もディエンドブラスト。電子音声が流れると、火力が強化された銃弾が分裂し、それぞれ狙った目標へと飛んでいく。

 

『グワァァァッ!!』

 

 その威力はガブリイルを遥かに上回り、ドーパントを一撃で変身解除させる程の物だ。逃れようにも弾丸には追尾機能がついており、ブラストから逃れられたドーパントは一体たりとも居なかった。

 

「ほぅ、これは珍しい。ネオディエンドライバーのブラストを受けて、耐え抜くドーパントが居るとは」

 

「うぅ、何という威力だ…!」

 

 ディエンドライバーのブラストを受けても、耐え抜いたドーパントが居た。それは、烏丸が変身しているbardであった。倒れている鳥型のドーパントを見てディエンドは感心するが、確実にとどめを刺すため、あるカードを取り出し、それをディエンドライバーに差し込んだ。

 

『ファイナルフォームライド!』

 

「痛みは一瞬だ」

 

 それはファイナルフォームライドであり、仮面ライダーを武器やアイテムに変形させるカードであるが、ディエンドは別の用途で使用する。次にディエンドはディエンドライバーをアンガロスと88ミリランチャーを撃っているティーゲルに撃ち込んだ。その後にファイナルアタックライドと呼ばれるカードを差し込み、アンガロスと88ミリランチャーを発射しているティーゲルに、必殺技を使用させる。

 

『ファイナルアタックライド!』

 

『ラファエルプロミネンス』

 

 ファイナルアタックライドが使用されれば、アンガロスはリリーフシューターに必殺技を使うために必要なラファエルマガジンを装填し、赤く輝かせた。ティーゲルはリベンジと交戦しているもう一体を除き、88ミリランチャーを手放してから腰のホルダーに収まっている徹甲弾を取り出し、それを右足についている装置に装填する。

 

「う、うぅ…!?」

 

 リリーフシューターにラファエルを装填したアンガロスは、動けないでいるbardに近付き、銃口を向けた後に引き金を引いた。銃口から炎が火炎放射器の要領で発射され、bardの全身を浄化の炎が焼いていく。こうして近付いたのは、射程距離が短いからだ。

 

「ぐ、グワァァァッ! アァァァッ!!」

 

 浄化の炎で焼かれたbardは悶え苦しむが、これはガイアメモリの毒素を浄化しており、それに伴う苦痛が変身者である烏丸の身体を襲っているからだ。

 やがてガイアメモリの毒素の浄化を終えれば、変身は強制的に解除され、烏丸は浄化に伴う激痛で気を失い、その場に横たわった。排出されたbard・メモリはラファエルの炎でまだ燃えており、数秒後には完全に灰と化した。

 

「っ!? まだだ!」

 

 一方でもう一体のティーゲルと交戦中のリベンジに、右足に徹甲弾を装填したティーゲルが、ライダーキックを行おうとしていた。これに気付いたリベンジは交戦中の一体を蹴飛ばし、紙一重の所で躱し切ることに成功した。ライダーキックを行って躱されたティーゲルは、地面に徹甲弾を撃ち込み、床に巨大なクレーターを作り上げる。

 

「中々やるね。この世界、いや、ガイアメモリの仮面ライダーさん」

 

 随伴していたドーパント等を召還したアンガロスと共に壊滅させたディエンドは、ティーゲルのライダーキックを躱したリベンジを褒め称える。

 

「この私がここで止まるわけには、行かないんですよ!」

 

 これにリベンジは剣から拳銃に切り替え、ディエンド、アンガロス、ティーゲル二体を合わせた合計四体のライダーに、己の復讐を完遂させるために挑んだ。

 

 

 

「はぁッ!!」

 

 同時刻。

 仮面ライダーリベンジよりも先にアルファⅡ怪人と交戦を開始した仮面ライダーGは、激しい死闘を繰り広げていた。

 アルファⅡが放つ頭の二本の触手を剣で弾き、接近して一太刀を浴びせるライダーGであるが、相手も負けじと反撃して吹き飛ばす。火花を散らしながら吹き飛ばされたライダーGは直ぐに体勢を立て直し、追い打ちを仕掛けるアルファⅡの胴体を斬って怯ませ、蹴りの追撃を入れ込んで転倒させた。

 

「やぁっ!!」

 

 倒れたアルファⅡに対し、ライダーGは剣を突き刺そうとするが、起き上がりの際の蹴りを受けて怯まされ、反撃の拳を連続で叩き込まれる。それでも負けじと頭突きを入れ込み、空かさずに繰り出される触手攻撃を転がりながら避け、剣で的確に弾いて突きを腹に入れ込み、アルファⅡを吹き飛ばす。

 

「うぉぉぉ!!」

 

 同じ頃、仮面ライダーリベンジもディエンドやアンガロス、ティーゲル二体を合わせた四人の仮面ライダーに果敢に挑んでいた。拳銃を撃ちながら向かってくるリベンジに対し、ディエンドは銃撃を避けつつ、右手に持つディエンドライバーの銃撃で撃ち返す。アンガロスはリリーフシューターを、二体のティーゲルはMG34汎用機関銃や88ミリランチャーで撃ち返す。走っているために当たらないが、背後では外れたランチャーが床に着弾し、爆発を起こしていた。

 

「やぁぁっ!!」

 

 手近な距離に居たティーゲルへの接近に成功したリベンジは、拳銃から直ぐに剣に切り替え、相手の胴体を切り裂いた。斬られたティーゲルの胴体から火花が散る中、他三体の仮面ライダー等はリベンジに銃撃する。

 

「ぐわっ!」

 

 放たれる三挺の銃からの攻撃にリベンジは避けようとするも、避け切れずに被弾してしまう。

 

「殺してやるぞ、仮面ライダー!」

 

 ライダーGもまたアルファⅡの触手に捕まれ、首を絞められていた。これにライダーGは、触手を切り裂こうと右手に持つ剣を振り回す。

 

「おっと、やるね!」

 

 リベンジが一発被弾した後、更に何発も被弾するが、左手で銃を抜いて何とか反撃する。だが、気付いたディエンドは避け、アンガロスとティーゲルと共に銃撃を始める。

 

 仮面ライダーとドーパントとの戦いは尚も続く。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。