自分は騎士系の敵は嫌いだけど好きです。
見た目は好きなんだけどジャスガタイミングが分かりづらくて嫌いだわ。
旧市街地にてどうしたものかと首をひねる男、ジョーダン。
さてはていったいなにに首を捻っているのかと言うと、これだった。
人間大の大きさの瓦礫である。そう、ここには崩れた家屋などの瓦礫が集められているのだが、邪魔だから退けてくれという依頼があったのだ。
どけてくれと言われても一体どうしたものか。
一日以上かかることは確実であるし、処分の方法も考えなければいけない。
一度、いっその事燃やして溶かしてしまえば良いのでは?とこの前のクソトカゲを思い出しつつ検討してみるが。
アミュレットを通して手を伸ばしてみるも立地が悪いのかその手は薄く、ダメ元で優しく手をつなごうとしてみるもペシッと払い除けられてしまった。『勝手に居なくなっておいて今更か!都合のいいそんざいなのか!ふん!』
駄目みたいである。
それに、前よりも本数が少なかったような?
まあ、それにこんな町中で前みたいなことが起こっても大変だからいいっちゃいいんだが。
はてさて、ツルハシで砕くにしても時間が掛かるし何より破片が散らばると一人だから大変だ。
うーん、学校の生徒達に手伝って貰おうか、それなら先生方に説明と企画と安全策はどうしたものか、う〜ん。
「ちょっとどいてどいて危ないから!」
いつの間にやら座り込んでしまっていたらしい。
これはいけないと立ち上がると、
ドガアアアアアン!
爆風が発生した。
????
何事かと振り向くと太ももの代名詞プラスαが満足げな顔をしている。
呆然と見ていると、数に任せて砕けた瓦礫を運んでいってしまった。
瓦礫と共に仕事も片付けられてしまった昼下がり。
生活費どうしようと、また座り込んでしまったのであった。
◆◆◆◆◆
小妖精の森の奥の奥。
流星の古城の下部水路へと来ていた。
何をしにきたかと言われたら金策である。
あの後、結局働かなかったからと給料を貰えず、最近大量に金を使い込んだせいでツケにしてくれとも言いづらくなってしまったからだ。
そこで完成したツルハシを受け取りに行った時になにか無いかと相談したところ、鉱石や鉄全般が不足しているらしい。
なんでもこの島はそもそも鉱石があまり取れず、金物屋が少ないのも輸入のせいでもあるがそれも原因に入るそうだ。
今まで知らなかったことにへー、と相槌を打ちながら閃いた。
小妖精の森で遊び尽くしたとも言えるジョーダンは森の奥に鎧が歩いているのを知っているし、その先が城に繋がっているのも知っていた。
ズバリ、作戦はこうだ!
あまり人が近づかないであろう城に潜入し、鎧やお宝をたんまり持って帰って金物屋に売りつける。
そしたら自分が小金稼ぎが出来るし、じっちゃん達も仕事が出来る。
Win-Winというやつだ。
さて、日が暮れる前に始めるとしよう。
漁師達に送って貰う事になっているが決めた時間にいないと置いていかれることになるだろう。
さっそく手頃な石を放り投げて引き付ける。
コォーン
んんんん?!
思ったより音が響いたというか、そんなでかい音を出すつもりは無かったというか。
やばいやばいやばばばば。
今ので3体くらいが振り向いた。
急いで隠れたがガシャリガシャリと音を立てて近づいてくるのが分かる。
意を決して躍り出る。
あまり近づかれるとこの狭い場所では不利になる。
ならば、ここですこしでも数を削ってやる。
つまりまぁ、ヤケクソというやつだった。
炎の槍を作り、アトラトルに乗せ、投げる!
「ちぇい!」
放った槍は緩やかな線を描いて落ちていき、スコーンという音を立てて一体の頭を飛ばす。
弱点は人間基準なのかガシャリ、ガラガラガラと崩れていくがが、崩れる間のその一瞬。
焼けただれた人間の様なナニカが一瞬こちらを見たと思ったらフッとその姿を消したのは即刻忘る事とする。
『ん?懐かしい顔じゃの、こんなところにいたのか』
続けて2射目を放つが次は胸に突き刺さった。
そして、炎を開放し、爆発させるが………。
「あり?」
多少マントが燃えているが本体は何食わぬ顔でこちらへと歩を進めてくる。
いや、何なら走り出してきた!?
「うおおおおお!?
何だあいつ火がきかねーのか?そりゃそうだよな!中身なさそうだもんな!」
逃げる逃げる。
すっごい怖いのだ。
だってそうだろう?
体に穴が空いて燃えてる人形がこっちへ走ってくるんだぜ?
そりゃあ逃げるだろ。
「うっ、うああああああ!!
こっち来んなぁ!」
走りながら魔石の欠片をやたらめったら投げつける。
だが、当たり前というかなんというか。
構えもせず投げつけた魔石は刺さらずカンカンカンッと音を立てて弾かれた。
その時、不思議なことが起こった。
なんと、弾かれて落ちた魔石を踏んで足を滑らせた膝の隙間にに魔石が刺さったのだ。
そして、バランスを崩した鎧は外側に一歩踏み出し、
バシャーン!
段差に頭をぶつけながら水路に落ちた。
マントを燃やされていたのが悪かったのか頭が向こう岸まで飛んで行ってしまっている。
さて、そんなお間抜けなヤツとは違う残りの一体は、不審な者を追い、そこの角を曲がって………。
スコーン
頭をツルハシでぶち抜かれた。
下から振り上げられたそれは兜を貫通し、そのまま床へと叩きつける。
まさに視界外からの一撃必殺であった。
頭をもぎ取られた鎧は体勢を崩し、バラバラに散らばる。
ジョーダンの勝利である。
これを元に、今日のご飯が食べられるかもしれない。
まあ、それはそれとして、もう二度としたくない事だった。
今度からはちゃんと鉱石を覚えてアタマイトでも掘ることにしよう。
持って帰れそうなものをかき集める。
割に合わない仕事だった。
鎧などは場所を取るから持ってけないし、重ねることは出来ない。
持って帰れそうな場所といえば膝のところと剣あとは、この紋章と手だろうか?
それでもぎゃうぎゅうに詰めて持ち帰る事にする。
背負った重みはいつもより軽い筈なのに、何故か肩が重い気がした。
やはりもうしたくないな。
◆◆◆◆◆
そんなこんなで帰って来ました小妖精の森。
久しぶりにでかぷにに会おうと道をズレてみる。
すると、露出した結晶の中にずんぐりむっくりした青い球体が見えた。
無事だったのか様子を見ようと近づいて見たが様子がおかしい。
まるで
いや、気の所為だ。
俺の目も衰えたなと更に近づこうとして、
「────!!」
でかぷにが突っ込んできた。
間一髪、横に避けたが危ない所だった。
一体どうしたのかとよく見て確信した。
違う。やはり代替わりだ。
よくよく見ると色が違う。
前の代はもっと濃い青だった。
それに、こんなに好戦的ではなかった。
テリトリーから離れても追ってくる。
まるで自分のナワバリがまだ無いかのように。
やむを得ない。
何処までも追ってくるならば、ここで仕留めなければ。
背負っていたカゴから飛び出ていた柄を握り引き抜く。
引き抜かれたサビついた剣を確かめる。
あの大きさのぷににツルハシは効果が薄い。
火もそこまで効かないだろう。
剣はあまり使った事はないが、やって見せる。
狙うは着地、突進するために跳ねた後の隙をつく!
ぐるんとカゴの重さを勢いに乗せて、切る!
予想していた手応えと違い簡単に切れた。
やはり産まれて短いのだろう、粘度が低い。
ならば!
順手にもった剣を投げつける。
剣があたった衝撃ででかぷにの頭は弾けた。
ぐでりと、でかぷにが崩れる。
やはり、体が大きくなってすぐの個体だ。
中身が足りていないのだろう。
ナイフでも簡単に切りつけれてしまう。
!
そうだ!
良いことを思いついた。
でかぷにからは大ぷに玉というものが取れるという。
珍しいものらしいのでお世話になっているフォルマーさんに献上しよう!そうしよう。
さて、では早速どうするのだったかな、えーっと確かこの辺に本が……………。
◆◆◆◆◆
大きなぷに玉を抱えてため息をつく。
もう、したくない。
今日は失敗ばっかりだ。
本で読んだ分にはなんともなかったのにあんなことになるとは……。
船に揺られてクーケン島につく。
もう、今日は寝たい。
島に帰ってすぐに漁師達はライザと話していた。
………そうだ。
これ、錬金術に使うらしいからライザにあげるか。
なんか揉めているライザを尻目にレント君に大ぷに玉を押し付ける。
もう、なんでもいいから眠りたかった。
この後、夢の中で大精霊様に撫でられたあと、リソスとイチャイチャする夢を見て元気になったとさ。
記憶ガバしてるかもなんで、どうします?
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ライザを1からやり直してこいダボ
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ライザとそこまで関わってないからいいよ
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そんなことより毎日投稿するんだよ