お久しぶりです。
色々忙しくて書けてなかったの許しクレメンス。
久しぶりに書いたので雑かもしれん。
後、ガバして名前を記録する前に消してしまったけど誤字報告ありがとナス!
疲労困憊のジョーダンは小妖精の森をフラフラと進んでいた。
倒れるように、フラリ、フラリと不安定に進んでいく。
その姿は余りにも無防備で草むらの向こうからオオイタチが見つめ、花の精が心配するほどだった。
「やっと、帰ってきたんだ………。
やっと、固くない床で寝れる………」
さあ!やっとだ!火山から抜け出して帰ってきたんだ。
この木を抜ければあのボロ小屋が…………?
????
あれ?
なんだこれ?
壁……か?
こんなんあったっけ?
ぐるりと壁に手をついて回っていく。
??
こんなんあったっけな?
それにしては木が新しいような………?
そして、ふと、目の前が開けた。
道に出たのだ。
見覚えのあるでかぷにがいる広場へ繋がる道である。
???
後ろを振り返る。
木の壁が出来ている。
そう、ボロ小屋があった場所に。
……………。
なんと、しばらく見ないうちに新しい入居者が入ってしまったようだ。
「嘘だろおおおおお!!!」
時は、一日前に遡る。
◆◆◆◆◆
「あつい」
茹だるような暑さの火山で、等々ジョーダンはソレを口に出してしまったのだ。
一度口に出すと途端に蒸し暑さが増した気さえしてくる。
ひんやりとしたアクア鉱を枕にしながら考える。
フォルマーさんに手伝って貰いながら始まったジェルガード修復計画それは決して簡単なものではなかった。
なにせゴーレムという神秘を糧にするような存在がうろつく山で大量の余りある餌を積み上げているのである。
最初の3日は地獄だった。
ふらふらと誘われてくるロックパペットの侵入を少しでも食い止めようと即席の壁を立ててみるもののこちらが一時間かけて作ったものをヤツラは一撃で破壊するのだ。
それを帰って来なくなるまで撃退し、一息ついたと思ったら別の個体が押し入って来る。
夜になり、波は去ったかと思い少し眠れるかと思えば、遅れてやってきたメタルゴーレムが他を蹴散らして独占しようと暴れ回る。
重たい物がぶつかり合う音がなり続けいつ来るのかと緊張を張り詰める夜を過ごすこととなった。
あの後、ディザイアスさんが助けてくれなかったら今度こそすり潰されていただろう。
そこぐらいからだろうか?
野生の本能かあそこには
それからは襲撃がぐっと減ったのだ。
ありがたい事この上ない。
ゴリッ
「〜〜〜ッ!!」
アクア鉱のゴツゴツした部分が頭を削る。
「………かたいなぁ」
ぽつりとまた漏れ出る。
枕だけでも持ってこれなかったものか。
なら取りに行けばいいじゃないかって?
そう、お察しの通りここ暫くこの洞窟から碌に出ていないのである。
食料などは今まで集めてきた鉱石と交換することで充分な量貰っているが、いかんせん同じ景色を見続けると嫌気が差してくる。
自分がやると決めたことだがこんなにも辛いとは……。
そして何よりも……。
撃退する手段が減っていくのだ。
ここ暫く戦い続けた結果、奴らにはセキネツ鉱とアクア鉱が効く事がわかってきている。
………わかってきているのだが。
もちろん、投げれば無くなっていく。
食料と交換する際にも鉱石は減るし、気軽に補充出来る状況でもない。
ツルハシも余り無理をさせられなくなってきている。
これが折れたらそれこそ打つ手が無くなるのだ。
この洞窟の鉱石は使用する訳には行かないし、試しに出てすぐの所にある石を割ってみたがセキネツ鉱は多少取れるがアクア鉱はここらへんには無いようだ。
もう少し遠くに行けばアクア鉱が露出しているところがあった気がするがまともに動けないジェルガードを残していくことは出来ない。
置いていったが最後、ジェルガードは倒され、この洞窟は奴らの巣になり、計画は全て無駄になるだろう。
しかし、どうしたら……。
霞む視界が少しずつ狭まっていく中。
洞窟の入口から黒い影が飛び込んできた。
油断した……。
寝ぼけていた頭を無理やり引き戻す。
取り敢えず牽制をしてツルハシと鉱石を積んである場所まで下がらなければいけない。
跳ね上がるように枕にしていたアクア鉱を投げつけようとして……。
「ジョーダン、無事か?」
空振って一回転した後べチャリと倒れた。
痛みを訴える頭に、ディザイアスさんの心配する声が聞こえてくる。
「え、ええ無事です。
えっと、食料の補給ですか?それならあそこら辺に積んであるのから持っていって貰っ━━━!!」
ひらめいた。
ああ、恩に仇で返すようなモノだが死ぬよりはいいんじゃないだろうか?
考えると同時に体は行動を起こしていた。
すなわち、土下座である。
「あそこら辺に積んであるやつ全部差し上げますんで一日だけ変わって行けないでしょうかぁ!」
結果はディザイアスさんの驚いた顔が印象的だった。
◆◆◆
平原にある小さな湖に倒れ込む。
熱が溜まった身体が冷やされていく感覚が気持ちよかった。
「水だ、水だぁー!!!ヒャッホーー!!!」
オオイタチが威嚇してきているがそれすらも愛おしかった。
久しぶりの緑である。
そう、あれから2日たった今、自分は外にいる。
黒と茶色と、時々赤青の世界から抜け出したのだ。
「ああ、ディザイアスさん。
貴方がくれた休暇はこんなにも自由だ!」
下着だけになって砂浜でも駆けたい気分だった。
不足して来ていた鉱石もカゴの半分ほどまでは集まった。
帰りに集める分も考えたらこんなものでいいだろう。
多少少なくても大丈夫だ。
今ディザイアスさんが居るということはよっぽどの強者でもない限り襲ってくる確率は下がるだろう。
それに、なんとフォルマーさんから
なんでも良質な鉱石のお陰で良いものが作れたからと言っていたが私には関係ない。
贈り物を!貰ったのだ!
テンションも上がるというものだ。
しかし、この休みがいつまでも続くわけでもない。
明日の昼には戻っていなければいないのだ。
何かみずみずしいものでも食べてできるだけ早く寝てしまいたい。
体は疲れているはずだが、森へ向かうその足取りは何処か軽かった。
◆◆◆◆◆
……軽かったのだ。
全くの予想外だった。
まさかボロ小屋の持ち主が帰って来ていたとは。
しかし、文句は言えない。
朽ちているし持ち主はもう居ないモノだと思っていたが他人の家に勝手に入り込み、寝泊まりしていたのである。
感謝と謝罪こそすれ、責めることは出来ない。
しかし、
「眠い……」
そう、眠いのだ。
柔らかな草、温かな木漏れ日、虫のさざめき、小鳥の声、全てが眠りを誘ってくる。
しかし、ここで寝ようものならもう起きれることは無いだろう。
幾らなれ親しんだ場所と言えど自分が竜になったわけではないのだ。
目が覚めたらオオイタチの腹の中、なんてこともあり得る。
しかし、それにしても眠い。
少しでも安全な寝床を求めて森の奥地へと進んでいく。
最早自分にはクーケン島に帰るという考えは抜け落ちていたのだ。
◆◆◆◆◆
やってきたのはでかぷにがいる広場だった。都合のいい事に蜂が居なくなった蜂の巣を拾うことが出来たのでこれで許してもらおうという算段であった。
「あれ?」
しかし、そこに求めていた姿はなかった。
大きな水晶が露出している広場はもぬけの殻になっている。
もしや、世代交代だろうか?
それにしても何かがおかしいような気が………。
しかし、いくら考えても答えは出ない。
しかし、いつも通りだと思っていた森が奥地に進むに連れ得体の知れないものに変わっていっていく。
段々眠気が冷めてきた。
何かが起きている。
それも想像できないような何かが。
一度知ってしまった以上、無視することは出来ない。
自分の第二の家とも言える森なのだ。
少しずつ、其処にあるであろう元凶へと近づいていった。
歩きながら考える。
少し、頭が冴えてきた。
そう、おかしいのだ。
普通、さらなる強者の出現や災害ででかぷに達がやられたとしよう。
しかし、それでも全てが消える訳では無い。
花を拠り所とする花の精達は最後まで残るかも知れないが、オオイタチ等の生物は逃げ出せるはずなのだ。
そして、群れが動けば多少なりとも森全体の生態系が変わる。
しかしどうだ?
入口付近の動物は余り変わった様子は無かった。
つまり、奥地の生物を逃げる間もなく始末し、その上でその影響が現れないくらいには最近現れたということになる。
もちろん、何処かに隠れているのかもしれないし、もしかしたら何も無いかもしれない。
しかし、最悪は想定すべきだ。
起こったとしたなら火災等の災害は無いし、病気だったら影響が広がっていく。
つまり、
それもとんでもなく強いナニカが。
!?
その時、かなりの勢いで何かが近づいて来ている!
木の裏に隠れた自分の目の前を叢から飛び出したオオイタチが逃げていく。
その後に続いてそれは現れた。
甲虫の様な白い甲殻、その外殻の隙間からカラフルな色の結晶が飛び出ている。
そして何よりもその巨体だった。
気づかれないよう祈りながらチラリチラリと確認してみているがその大きさには驚いた。
森の中だから狭く感じているのだとしてもなんという大きさだろうか、視界の殆どを埋め尽くしている。
そんなふうに覗いていたのが悪かったのだろうか?
オオイタチを追ってかなり遠くまでいったと思ったのにこちらへと振り向いて近づいてくる。
その白い甲殻には跳ねたドロに混じって砕けた骨が混じった肉片がこびりついていた。
………どうやら
追いつかれてそのまま轢き殺されてしまったのだろうか?
それに、どうやら奴さんは残虐性も持ち合わせているらしい。
例え轢き潰したとしてもあそこまで肉片は跳ねないだろう。
気づかれないよう視線を逸らさず螺旋を描くように少しずつ下がっていく。
「スゥッ────。」
静かに深く息を吸い、出来るだけ気配を溶け込ませていく。
そう、集団で暮らす雑食の生物から、本能に刻まれた教訓に従う森の生き物へ。
失敗すると命はない。
これまでで一番の恐怖が更新されるかもしれないとさえ思えてくる。
そして、もはやその思考までもが邪魔だった。
やつの正面からみて約40度、その地点に到達したと同時にするすると気に登っていく。
やつの戦闘スタイルと体型から見ておそらく攻撃方法はあの丈夫そうな足で轢き潰すタイプ。
逆に噛みついてきたりは少なそうだ。
これは奴の頭についている角と思わしきモノからみて間違い無いと踏んだ。
そしてあの目だ。
見た感じ瞬きはしそうな感じはしない。
つまりあの目自体は動かない。
極めつけにあの背中だ。
いかにも頑丈ですと言わんばかりに突き出た結晶。
空からの奇襲を恐れていないそれをみて直感した。
奴の視界は前方に広がっていて、その上で空には向いてはいないだろうと。
そして極めつけだ。
身体に仕込んでいた薄く削った魔石の欠片を投げ込む。
先程までいた場所の直線にいい感じに刺さりがさりと物音を立てた。
するとその時だった。
「っ!、━━━━━━!!!!!!」
それは一瞬だった。
何かがいると確信したからだろうか?
恐ろしい勢いで加速していき………。
メキメキメキ
グシャッ ミシッ
ミシミシミシ
凄まじい勢いで木をなぎ倒していった。
まるで積み上げた小石を手で薙ぎ払うように簡単に破砕し進んでいく。
ひやりと背中に汗をかいた。
あれがこちらに来ていれば………。
逃げる間もなくあの勢いに圧倒されたままぐちゃぐちゃに潰されていたことだろう。
だが、今は恐怖している場合ではない。
アミュレットを握りしめ、奴を観察する。
奴は今、自分を見失っている。
それは間違いないだろう。
ただ、危機が去ったわけでもないのも事実だ。
最初にであったときにオオイタチを追いかけていた狩りをする習性。
こびりつくほどに敵を潰す残虐性。
そしてなによりも、視線を感じたというだけで捕食するわけでもなくただ、敵を倒すという意思のみでここまで破壊する積極性。
これらから見るに奴はまだ自分を探し回るだろう。
いつ諦めるのか、どこまですれば諦めるのか。
そんなものは一切わからない。
もしかしたら辺一体を更地に変えても止まらないかもしれない。
………奴は、危険だ。
先程みた壁、かなり新しいものだった。
もう犠牲になった後かもしれないが誰かがこいつに潰される可能性もある。
ここで倒してしまうしか無いだろう。
ギュッと腰に巻いたフラムを握る。
保護の為に付けられたタルが頼もしい感触を返してくれた。
使い方はディザイアスさんから教わっている。
ただ、投げるだけ。
わかりやすくてシンプルな答えだ。
後の懸念点はどれだけの威力なのか、それだけだ。
ここにある10個が無くなればどうしようもなくなる。
間違いは許されない。
大きく息を吸った。
野宿用の紐を使い4個を纏めて手頃な木の棒に括り付ける。
そして、大まかな狙いをつけて………。
(今だ!やれ!)
「あああああああああ!!!」
声に従い投げつけた!
放り投げられたフラムは大きく曲線を描きながら飛んでいき……。
ちゅどおおおおおおおん!
ちょうど奴の腹の下で爆発した。
奴の体が爆発の衝撃でほんの一瞬浮き。
ズシィィィインン
大きな地響きを起こしながら沈んだ。
だが、奴はまだ生きている。
立ち上る煙の中、特徴的な背中の鉱石のぼんやりとした輝きが身じろぎをしていることを教えてくれる。
右手にツルハシを抜いて木から降りる。
これが成功しなければ自分は死ぬだろう。
だがここでやらなければいつかダサいことをしたなと思う日がやってくる。
左手のフラムを投げつける。
煙が少し晴れた。
だから、
ここらで少しカッコいい思い出を作って置いてもいいだろう。
ツルハシを両手で握り思いっきり振りかぶる。
「うおおおおおおおお!!!!」
狙うのは見るからに硬い甲殻ではなく目だ。
生物、だいたいそこを狙えばなんとかなる。
それを今までの経験が教えてくれる。
大きく踏み込み、体を回し、間抜け面を晒している奴の顔面に、ツルハシを叩き込んだ。
ぶちぶちぶちという何かが裂ける手応えと共に、目からツルハシが頭部に侵入し、打ち込んだ。
バキリという音と共に柄がへし折れる。
折れた柄が静かに地面に落ちた。
「は、ハハッ」
乾いた声が漏れる。
奴は……しばらく痙攣していたが、頭をぐったりと垂らしたまに手足がピクリと跳ねるだけになった。
「やった!やってやったぞ!………?」
喜ぼうと手をあげようとして、違和感に気づく。
手が……上がらない?
両手の手首までから二の腕までもが真っ赤に腫れていた。
肘なんかはゾッとするくらい青くなっている。
「うそ……だろ?」
それから、日が暮れるまで痛みに泣き叫ぶこととなったのだった。
◆◆◆◆◆
「んん、ジュル……っは!」
潮騒で目が覚めた。
あれから……どうなったのだろうか?そう思い体を起こそうとして……。
「うぎああああああ!!」
痛みにまた転げ回ることとなった。
動けば動くほどに痛みが脳を刺激する。
そして、痛くてまた動く。
「おい、大丈夫か?」
そんなループを横からかけられた声が遮った。
びっくりして振り向く。
そこには………どゆこと?
フォルマーさんとディザイアスさんの姿があった。
◆◆◆◆◆
どうやらあの後、大妖精様に話を聞きに来ていたフォルマーさんに大妖精様からアイツにこの薬を飲ませてやれと押し付けられたそうな。
その足で薬を届けに来てくれたようだがそこには自分はおらずディザイアスさんがいるのみだったと、そこで簡単な魔物返しを設置し一度クーケン島に帰ってきていたそうだがそこでライザ達に出会ったらしい。
そこで話を聞くとこうだ。
おかしな怪物を見たと。
もしかして、とその怪物の様子を見に来たら小屋の前でボロボロになって倒れている自分と何故かヤギがいたそうだ。
………?
話を聞いてもよくわからない。
取り敢えず怪物の事は後に回し自分に薬を飲ませクーケン島へ連れ帰ろうとしていたところで、意識の回復を待っていたそうだ。
ジェルガードの事をきくと
「ジェルガードの事は安心していい。
様子を見る感じお前がいるから落ち着いていたがかなり活発に動き回っていた。
怪我も中身は殆ど治ってきていたようだし後は外だけなんだろう」
なんでも洞窟についたときにはディザイアスさんと連携してメタルゴーレムをボコボコにしていたらしい。
……自分の努力が報われた事を喜べばいいのか、その場面を見れなかったことを悔しがればいいのかわからなくなってきたぞ。
そんなこんなで、休みのはずの1日は消えていったのだった。
アニメとの差に怯えながら先生してマスターになりながらエルガドで猛き炎してました。
さーせん。
あっ、後、今後と今までに投稿したやつをどうするかなんすけどアンケートに答えてくれたら嬉しいっす。
記憶ガバしてるかもなんで、どうします?
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ライザを1からやり直してこいダボ
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ライザとそこまで関わってないからいいよ
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そんなことより毎日投稿するんだよ