必須タグはそれに当たってしまう可能性があるので念のため。
ツイッターで妄想してたのを文字に起こしました
ラストのその後のシーンはシン・仮面ライダー乱舞の1Pと2Pが重なると回復するのと、プロメアの後半の人命救助のシーンをフュージョン&リスペクトしてます。。
拙いですがよかったら、楽しんでくれると嬉しいです。
尚この話はpixivに、プロトとなった話はpixivとTwitterにも上げています。
本郷猛がSHOCKER落ちしたら、どんな形で幸福を追求していたのか…
一文字隼人とはSHOCKER内で出会えていたのか
小さな歯車の掛け違いにより、SHOCKERから脱出出来ず、緑川ルリ子は死に、SHOCKERに洗脳される本郷猛の話
何を考えているかわからなくてクモからは危険視されてそうだし、他人が何を考えているかわからないからわかるようになりたい本郷が洗脳で反転するかもしれない
孤独と暴力こそHAPPYみたい
この洗脳された本郷なら無言でニコォと笑いながら殺しそう
「独りになるのが、僕は人類の幸福だと思う。だから皆孤立すればいい、そうすれば争いもない、幸せな、世界だ。僕のこと、わかってくれるよね?それでも群がりたいのなら、戦い合うのも幸せだと思う。そうすれば、最後は独りだ」的な
※わかっておくといいかもしれない補足
『』→ヘルメットの本郷猛
「」→こちらの一文字隼人、あちらの本郷猛
【】→代用品
『「」』→混ざった本郷猛
「はあ、心スッキリしない。なんだよこの下級戦闘員の数、流石に疲れる、体もスッキリしない」
一文字隼人の前には多くの戦闘員、ざっと500人は居ただろうか。
仮面ライダーは一文字隼人、ただ一人。
先程500人の半分ぐらいを倒したばかりだ。残るはその半分、疲労とうんざりして少しばかり、肩から息をしてしまう。
一文字の手足は、ヘルメットは、体は、その全身には下級戦闘員の血が付いている。
「下級戦闘員ばかりで、親玉は何処だ?」
『うう···』
「本郷?」
ヘルメットに残っていたプラーナで、ヘルメットにいるはずの本郷猛から苦しみの声が聞こえた。
その瞬間、下級戦闘員たちは倒れ、泡と消え。
それを見た一文字隼人は泡になることは無かれども、その場に倒れ込んだ。
【戦闘員、プラーナをありがとう。ようこそ、そちらの一文字隼人。おかえりなさい、我らのオーグメント、バッタオーグ本郷猛様。仮想世界を演算し、排出します。一文字隼人、貴方がこれから見る世界は、体験する世界は】
『「僕が追求する、幸福な世界だ。一文字」』
ハッとして目が覚める、実にシンプルな部屋だと一文字隼人は思った。それと同時に見慣れた感じがした。
直感が訴えかける、この見知らぬ部屋は自分の部屋だと。
「イチチ〜···頭いてえし、なんだここ。俺、戦ってたんじゃ?」
部屋の中を見渡し、黒を基調とした机と椅子、ノート、ペン、カメラしかない部屋を後回しにして窓を見る。
青い空、それとビルのように連なる墓石のようなもの。
それはまるで、墓でもあり、ブロックで作られた街のようでもある。
「なんだこれ。···そうだ、ノートにはなにか」
タイトルの書いてない白いノートを開く、そこにはバッタオーグ本郷猛についてと書いてあった。
「は?本郷?」と声が漏れ出て、一文字はノートを捲る。
ページ数は少ないが、それなりに書いてあるノートだった。
第一バッタオーグメント、本郷猛。
通称第一バッタオーグ、上級構成員等の中でも一番の変わり者。
緑川博士、及び緑川ルリ子により逃亡させられそうになるも、捕獲。
本郷猛の洗脳、及び幸福の追求は少々危ういと噂。
ケイはそれを認め。恐らくそれも幸福だと思ってる。
クモオーグは、いつ仕事ができてもいいように目を光らせている。
ハチオーグ、コウモリオーグなどとは仲が悪い。
チョウオーグからは監視。
俺はジャーナリストだった経験を生かし、同じバッタオーグの好でここ、本郷猛のアジト、というか廃墟の一番綺麗な部屋を貰った。
俺と本郷猛の関係。
俺が一方的にいつも話してる、出会ってだいぶ経つが、毎日俺が一方的に話してる。
アイツからの反応は基本的に無い。
なにか裂けて、そこから人みたいなモノがうじゃうじゃと出そうだった塊みたいなモノを玉座として座ってる。
人みたいなモノだから、人じゃない、俺達オーグでもない。
玉座の人みたいなモノには目が無い、あるのは裂けた口だけ。
アイツは何を思って、アレに座っているのか。
そう、アイツに一度、喋りかけられた、アイツはこう言った。
一文字隼人は残りのページを見なかった。
焦燥感にかられ、急いで玉座を探しにいった。
何処だ、何処だと脳内で繰り返しながら足早に歩くが、案外道なりに進めば入れるところだった。
鼓動が早くなりながら、目に写った男を呼ぶ。
「本郷」
生きている筈だが、返答はない。だが、ヘルメットはなく、素顔が見える。
オーグメントとしての赤い線の模様が浮かび、首を横に糸が切れたように下げ、虚ろな紅い瞳をした本郷猛がそこにいた。
まるで玉座に座らせられた人形のよう、力無く座る。
赤い線は、枯れた赤い涙の跡にも見える。
「本郷」
『「一文字」』
ビシリと、石像のように一文字隼人は動かなくなる。
それは聞くだけで恐れをなす強烈な圧力。だが溌剌のない暗い声は、今にも事切れそうな存在感を成す。
そんな相反するモノが合わさった、この世のバッタオーグの声。
一文字はノートを見た。そう、基本的には此処の一文字隼人が本郷猛に話し掛けていると。
そして、反応は基本的に無い。だというのに、今の一文字隼人は仮面ライダーの一文字隼人だ。
俺も一文字だと、思いながら取り繕って話すことにした。
「『一文字』」
「な、なんだ?びっくりした。珍しいな、俺に話しかけてくれるなんて」
『「僕の話、どう思う?」』
「な、何の話だ?」
「僕の思う、幸せの追求の話だ、隼人」
それは、一文字隼人が見なかった、ページと同じ内容の話だ。
バッタオーグ本郷猛は、その虚ろな瞳を一文字隼人に向け、彼と目を合わす。
『「独りになるのが、僕は人類の幸福だと思う。だから皆、孤立すればいい。そうすれば争いもない、幸せな、世界だ。僕のこと、わかってくれるよね?それでも群がりたいのなら、戦い合うのも幸せと、そう思う。そうすれば、最後は独りだ」』
「本郷」
「僕は、幸せを求めた。その幸せを考えた。幸せを考えるために、僕は何が不幸かを考えた。最初に出たのは、誰かを守れる力を求めるのは不幸だということだ。僕達は、最後には独りだ、孤独だ」
感情が昂ぶっているのか、紅い線はくっきりとしてくる。
大気中のプラーナの吸収も早くなっているのか、少し端に見えた雑草などが枯れている。
一文字隼人には幻聴が聞こえたような気がした。
『一文字、彼は』
「隼人、わかってくれるね?君は、君は僕と同じバッタオーグだ。君は僕に話しかけてくれた、こんな、こんな、こんな、こんな、こんな、こんな…」
人ではない手で、顔を半分隠しながら、壊れた機械のように、本郷猛は「こんな」しか言わなくなった。
そんな中、突如として本郷猛以外の声が聞こえた。
ここにはスピーカーなんてない。殺伐とした空間で、ちらほら雑草も生えているような廃墟だ。
【改めてようこそ、一文字隼人】
「誰だ!」
【私はSHOCKERにより造られた、アイの代用品となるはずだったモノ、次期SCRAPです。此処は私が仮想世界を演算した世界の筈ですが、どうやら実在する世界でもあるようです。演算しプラーナによる仮想世界と実在する世界が、一時的に繋がってしまった、が現在の私の答え】
「なに?」
【一文字隼人、あなたの目の前にいる彼は、別の世界の本郷猛、ですが、あなたの知っている本郷猛も、少しずつ彼と混ざり合ってきています。プラーナが吸い取られているのです】
「はあ!?お、おい!つまり、俺は一度、この本郷猛を止めるためにぶん殴らないといけないってことか?」
【はい。一度倒してください。そうすれば、恐らくは、あなたは元の一文字隼人の体に戻り、あなたの知る本郷猛は、ヘルメットの中に戻るでしょう】
「えっ、まさか俺もこの世界の俺と混ざってるのかよ!」
【はい、その通りでございます】
「カァ〜!!」
頭をガシガシと掻きながら一文字隼人は「わかった、一発ガツンとやればいいんだな」と返答した。
それと同時に、お喋りなアイの代用品だなと思った。
【それでは、どうぞ彼をお救いください、一文字隼人。我らのバッタオーグメント最高傑作 本郷猛様を。通信を一時遮断します】
「···最高傑作?」
時が動き出す、そんな錯覚を二人は感じた。
この関係も崩れるんだろう、崩すんだろうと、肌から感じる。
それは怒声、鬼哭、やり場のない想い、他にも全てが混ざり合う。
この世界の本郷猛の叫び。
「こんな、こんな、僕に!何度も喋りかけてくれた!でもそれじゃあ、僕の幸福の答えとは、違う!孤独こそが、僕の追求する幸せ!」
「はっ、お前、それは群れるのから逃げてるだけじゃねえのか?」
「群れれば、弱くなる。心が生まれ、育まれ、誰かを守ろうとする。孤独こそ幸福、暴力こそ幸せ。君も孤独を好んでいたのに、愛していたのに」
「···本郷、俺はお前のお陰で群れるのを悪くないと思った」
一文字隼人の胸は痛い。
例え別の本郷猛だとしても、ここまで壊れてしまうのを見ているのは、苦しい、痛い。
少しの交流しか出来ず、一度目の前で本郷の死を見た一文字は、どうしようもなく、心が辛かった。だが今辛いのは彼だ、彼なのだ。
ずっと、ずっと、辛いに横線を一本、足すのを怖がっている。
涙なんて流れてないが、彼は泣いている。
あの赤い線は血の涙だ、なんて言ったら、本郷猛はどう思うだろうか。
「お前は優しいやつだ、本郷」
「違う」
一歩、彼に近付く。
野生動物に近付くように、慎重に。
「優しすぎて、お前はちょっと疲れたんだ」
「煩い」
また一歩、彼に近付く。
彼は耳を塞いだ、だが今の彼は耳がいい、恐らく意味はないだろう。
「本郷、洗脳されてもお前は優しすぎて、守れないならって、SHOCKERに壊されたんだよ」
「黙れ!」
「本郷、大丈夫だ」
「幸せになりたいんだ!」
「本郷!」
急速にプラーナが本郷に集まる、どうやら戦うことにしたらしい。
近付いていた一文字は一気に距離を取る。
「『チェンジ』」
「変身!」
風の力もなく、変身した一文字隼人。
風の力がないと変身できない筈の本郷猛は、玉座に背をつけていた。
チェンジと聞こえたから、姿が仮面ライダーになるはずだ、と身構えていたらグンッと軽く引っ張られる感覚を一瞬覚えた。
玉座は生命体だった、それはプラーナを一気に全て吸い取った感覚だった。
「本郷、お前…」
化け物である、化け物であると思いたい。
玉座には人のようなカタチをしたモノがうじゃうじゃとしていたが、人でないと思いたい。
それが人で、そのプラーナを全て奪ったなら。
それが人で、その人を塊にして、椅子として座っていたならば。
そのプラーナを奪った本郷猛という男は、そのチカラは、今、緑川イチローよりもある筈だ。
「共に幸福になろう、一文字」
「孤独になろうってことか?」
枯れ果てた玉座からヘルメットが露出した。
それを被り、一文字隼人がよく知る仮面ライダーになった本郷猛はゆっくりとこちらに歩む。
「ああ、そうだ。もしくは暴力だ。血を浴びよう、一文字」
「本郷、一つ言っておく。俺にそんな趣味はない」
「一文字、これは趣味じゃない」
「じゃあ、なんだ」
「食事をする、それと同意義だ。食事をすると幸せだ、毎回食べたい」
「それが人の命であってもか?」
「ああ、人の命であってもだ」
その言葉を聞いて、一文字は声をかけるのをやめた。
やはりガツンと殴らなければならない。
殺さない程度に殴り、止めなければならい。
アイの代用品の通りに彼は、SHOCKER最高傑作バッタオーグメント 本郷猛だ。
「僕は、君の知っている本郷猛はようやく僕と一つになれた。君も一文字隼人と一つになれる」
「ならその一文字隼人の願いを叶えるべく、お前をぶん殴るか」
「願い?」
「嗚呼、なにがなんでも、お前を止める。それが俺達、いや、俺!一文字隼人の願いであり、やるべきことだ!」
シュッと風を切る音がした、それと同時にバッタオーグは天井へと殴り飛ばされる。だが天井に打ちつけられることはなく、打ちつけられる前に回転し、天井に足をつけ、バッタオーグは床に立っている一文字に向かって飛んだ。
その勢いのまま、パンチを繰り出す。
苛烈な戦闘は始まった。
天井と床と壁を行き来し、殴られては飛び、避けるために飛び、空を飛べぬ虫籠の飛蝗たちは籠の中を縦横無尽に跳ね回る。
徐々にスピードは上がるも、パンチもキックも当たらない。
「逃げるな」
「逃げないと、痛いだろ!」
「痛みは、快楽だ」
「俺はマゾじゃないんでね!」
「そうか、僕はサドじゃないが」
「殴るのはいいんだろ!?」
「あゝ、嗚呼、ああそうだ」
「お前、もしかして抗っているのか?」
「…なに?」
「本郷!抗え!」
「必要ない」
「お前じゃねえ!本郷!本郷猛!!」
一瞬だった。一文字隼人が「本郷猛!!」と叫んだ時、一瞬だったが二人の目線は交わった。
その隙を、一文字は見逃さない。
「ライダー、パンチ!!」
同じ目線は同じ同線、点と点が線になる所。
点は点へ向かい、黒い線ができた。
本郷は声も出さず、鈍い音と共に吹き飛んで、床に当たる時も鈍い音が聞こえた。
上手いこと当たったのか、床に転がった本郷猛はピクリとも動かない。
「返してもらおうか、俺の運命共同体を」
「運命、共同、体?」
「ああ、運命共同体だ。友達という程軽いもんじゃない、仲間という程長くいない。だが俺は、本郷によって確かに変わった。その本郷と俺は同じ運命を背負って、共にいる。だから返してもらおう、俺の半身を」
「それが、君の幸福か?仮面ライダー、一文字隼人」
「さあな、それが幸福とはわからん。だが今は、それを好きになることにしたんだ」
「…眩いな」
「なんて?」
ヘルメットの中でぼそりと呟いた、バッタオーグの声は一文字隼人には聞こえず、彼のヘルメットは音を立てながら装備の解除が行われた。
ただピクリとも動かないので、一文字が近付き、膝を付いて、しゃがみ込んでやっとヘルメットを取った。
かさついて、乾ききった口から血を吐いていた。
上手いこと当たってたらしい。
「さて、返せるか?俺の本郷を」
「嗚呼、返せる。君も、元の所に、そのまま共に返そう」
「んだよ、できるならさっさとしろよ」
「すまなかった」
「どういう意味でだ?」
「…すまなかった」
「答えになってねえな」と頭を掻くも、ヘルメットをつけたままと気付いた一文字、ヘルメットを取ろうとするも、床に寝たままの本郷がヘルメットを触った。
「あ、嗚呼…」
「すまなかった、洗脳をされてない僕を、僕は見たかった。すまなかった、ルリ子さん、一文字。そちらの僕、君にも少しの幸せを」
『嗚呼、そちらの僕。分かれる前に、洗脳を』
まるでパリハライズされるときのように、一文字は震え、あのときとは違い、耐えきれず床に手をついた。
そして一文字隼人は“一文字隼人”と別れを告げた。
【一文字隼人、本郷猛、分離を確認。…ありがとう、そちらの一文字さん、猛さん】
次に一文字隼人が目を覚ました時、部屋を見て何処かのセーフハウスだと気付いた。あたたか〜い布団はとてもありがたいが、こちらの本郷猛はどうなったのだろうか?
「ほん、ごう?」
『僕はここだ、一文字。君の寝ている枕元』
枕から左右見てもない、そうなると頭上、ずりずりと体ごと動かし、枕を首に当たるようにすれば、頭上にヘルメットが見えた。あと薄っすら正座した本郷が見えた。
「はあっ!?」
『枕元に佇む幽霊ではないから、安心してほしい』
「安心できるか!タキ!タチバナのおっさん!おい!おーい!!」
勢い良く立ち上がり片手を上げた一文字、周りを見れば思ったより近くにいた本郷猛たち。
タキは冷静に返答をして対処し、タチバナは大声で言わなくても聞こえると言い対処した。
「本郷が、本郷が!」
「ああ、知っている。我々にも見える。少し落ち着け」
「ヘルメットに付いたプラーナの量が何故かかなり増えている、こちらから触ることはできないので実体化、とまでは言わないが、ある程度視認できるらしい」
「え、こちらから触ることはできないって」
『プラーナの位置を手に集中すると触れる。ほら、君の頭を触れる』
ぎこちなく、本郷は一文字の頭を撫でた。
気を失う前に聞こえたこちらの本郷猛とあちらの本郷猛の会話。
君にも少しの幸せをとは、こういうことだったのかと一文字は思った。
一文字は本郷の手を触り、俯き、少し泣いた。
『戦うことはできないが、少しでも君の心を助けられたらと思っている』
「あゝ、俺はそれだけで十分幸せだ」
乾ききった唇は、血で濡れて、潤った。
倒れ、血を吐いている本郷は、痛みを覚えながらも中々死ねないでいた。泡にならない、痛い、泡にならない、痛い、と繰り返し思いながら。
そこに影が掛かった、一文字隼人だ。
一文字は片膝をつけて座り、本郷に顔を近付け、キスをした。愛のあるやつじゃない、人命のための口付けだ。
互いのプラーナを渡し、生きれるところまで、死なないところまで、そこを目指すためだ。
泥酔とも、目眩とも、快楽に溺れきった後とも思える感覚に陥った。
一文字は後ろに尻餅をついて、本郷に問いかけた。
その顔は、ニッと広角を上げ、笑みがある。
「目が覚めたか?本郷。どうやらこの世界は、俺達にとって、悪夢だったらしい」
「…嗚呼、あゝ、悪夢だ。僕のせいで、ルリ子さんはもういない」
「ああ、嬢ちゃんはいない。だが俺はいるし、本郷も生きてる」
「嗚呼、そうだな」
「ならやることは一つだ。行こう、本郷」
「一文字くん、僕は、僕はこれから、ライダー、仮面ライダーと名乗る」
「なら俺は二号だ、お前は一号。これで俺たちは、ダブルライダーだ。安心しろ、本郷。あっちの世界と違って、もうお前を死なせないし、俺たちは運命共同体だ。いつか全て終わったら、俺が幸せにしてやる。助けたことを後悔させない」
「一文字くん。…なら僕は、助けてもらったことを、後悔しないぐらいに、幸せになる。僕はもう、孤独こそ幸福とは思わないし、暴力は幸せと思わないが、この暴力でSHOCKERを潰そう」
「嗚呼、それしかないからな。組織を止めるには」
【どうか二人で幸福を、あなた達にも幸せを】
アイの代用品は何だと思いますか?
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元生体電算機 緑川ルリ子
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完全に新規作成の人工知能
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日本政府が作った人工知能 ブレイン