【完結】後藤ひとりは改造人間である   作:鹿狼

18 / 28
一応言っておきます。
店長さん推しの皆さま、すいません。


酔魔の箱

 新宿駅を降りて徒歩数分。

 虹夏は、大きな建物を見上げる。

 

「ここがわたしのホームタウン、新宿FOLTで~す!」

 

 一行は廣井に連れられ新宿へ。

 他のライブハウスは久々だ。昔、お姉ちゃんに色々なハコへ連れて行って貰ったっけ。

 虹夏は少し懐かしくなった。

 

「STARRYとは随分違うね……」

「虹夏、まさかビビってる?」

「ライブハウスなんてこんな感じでしょ?」

「お~い! 銀ちゃ~ん!」

「あ゛ぁ?」

 

 鋭い眼光、派手なアクセサリー、放たれる威圧感!

 その男を前に虹夏はヘビに睨まれたカエルの気持ちを理解した! 

 

「お姉ちゃんに会いたい……!」

「アハハ! 銀ちゃんのせいで泣いちゃった!」

 

 しかし虹夏を見た瞬間、男性は途端に笑顔に。

 

「あら~! 随分ピチピチの若いお友達がいるのね~! あ、わたし吉田銀次郎37歳、好きなジャンルはパンクロックよ~!」

 

 涙が引っ込んだ。

 

「銀ちゃんは心が乙女なだけの、ただのおっさんだよー!」

 

 所謂『オネエ』である。

 虹夏にとっては初めて会う人種である。

 

「ところで、えーっと」

「あ、伊地知虹夏って言います」

「虹夏ちゃんね、その、後ろの子たち大丈夫?」

 

 銀次郎の目線は二人へ向いていた。

 ずっと話さない彼女たちへ。

 

「…………」

「…………」

 

 ここに来るまでもそう。

 ひとりと喜多は俯いたまま。

 予感が過る。

 このまま仲違いしたままだったら──

 

「大丈夫」

 

 廣井が虹夏の肩を叩いた。

 

「お姉さんに任せなさい」

 

 信じて良いのだろうか? 

 虹夏は彼女の醜態しか知らない。

 そう戸惑っていると、どこからか彼女を呼ぶ声が聞こえてきた。

 

「おい廣井、いつも遅刻するなって言ってるだろ」

「リハーサル終わっちゃいましたよ、モー!」

 

 怒った様子でやって来る。

 黒髪の女性と、金髪の女性。

 

「えっと、この人たちは」

「SICKHACKのメンバーだよ」

「もしかして、結束バンドの方ですか?」

「はい、廣井さんに招待して頂いて」

「招待!? お前遂にサラ金に手を!?」

「本気で泣くよ?」

 

 バンド内でもこういう立ち位置なのこの人? 

 虹夏は不安になった。

 

「ドラムの志麻です、最近廣井がご迷惑をおかけしてるそうで、これつまらないものですが」

「あっど、どうも!」

 

 菓子折りを渡す動きは洗練され切っていた。

 どんだけ迷惑かけてんのコイツ。

 廣井への信頼が地面をぶち抜き落ちてった。

 

(でも、これはこれでバランス取れてるのかな)

「結束バンド! 廣井から聞いてるヨ! わたし清水イライザ、イギリスに18歳まで住んでました!」

「が、外国の方?」

「イエス! 今ニホン3年目ー!」

「来日してバンドしてるなんて、邦ロックお好きなんですね!」

「ノン」

 

 イライザが手を突き出す。

 美少女キーホルダーが握られていた。

 

「コミマ参加するために来ましたー!」

「イライザはね~、本当はアニソンコピーバンド希望なんだよ~」

「アニソンは日本の神秘ネー!」

(バランス……?)

 

 彼女も十分濃かった。

 まあ、でも、仲は良さそう。

 ……それだけに、今の自分たちを思うと、余計苦しい気持ちになる。

 振り返っても、二人は未だ俯いたまま。

 

「あ、ぼっちちゃーん! ちょっとお姉さんに付き合って~!」

「え? あ、あのどこへ?」

「トイレ!」

 

 今の自分には、任せる他ない。

 リーダーとして情けなくなる。でもそれ以上に友達として仲直りして欲しい。

 そればかりが心配だった。

 

 

 *

 

 

 今日はSICKHACKのワンマン。

 来る人は全員彼女目当て。

 外の長い行列がその人気を証明している、開場すれば人でいっぱいになる。

 

 話す暇なんてなくなる。

 だからその前に声をかけた。

 

「……あの、どうして、ここに」

「いやぁ、人には聞かれたくないかなって」

「……?」

 

 

 

「思い出さなきゃいけなくなった?」

 

 

 

 言葉を失った。

 それが『事実』だから。

 

「な……ん、で……」

「喧嘩って割には様子がおかしいんだもん。なら記憶のことかなって思った訳! 思い出さないと大変なことになるって感じ~?」

「……はい」

「そっか、遂に来ちゃったか」

 

 ひとりは思い出す。

 昨日、ケイが告げた事実。

 完全な改造に必要な事柄。

 それが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()、と言うものだった。

 

 その決断ができなかった。

 だから今ここにいる。

 

「恐いよね、でも後悔もしたくないね」

「………」

「まあそんなの無理だけどー!」

「えっ」

「後悔のない人生なんて絶対無理! できるんだったら誰も後悔してないじゃん! それに()もありえるんだよ?」

「ぎゃ、逆?」

「思い出さないのが『正解』、かもしれないよ?」

 

 確かにそうかもしれない。未来が分かる訳でもない。思い出さなかった結果、想像もできない展開で、良い最後になるかもしれない。

 

 なら、どっちだ? 

 

「……わ、わたしは、どっちを選べば」

「任せときなさい」

 

 廣井はおにころを一気に流し込み、スカジャンを脱ぎ捨てた。

 彼女が振り返る。渦巻く瞳がひとりを射抜く。

 

「それを今から見せてあげるよ」

 

 

 *

 

 

 既に会場は客でいっぱい。その中、ひとりはみんなと離れた場所にいた。全員を視界にいれないと不測の事態に気づけない。それに喜多ちゃんの傍に居辛かった。

 

(……凄い数だ)

 

 周りを警戒しながら聴こう。

 

 しかしひとりは知る。

 それが、ある種の慢心だったと。

 

「──っ!」

 

 光が視界を覆う。

 ライブは唐突に始まった。

 

 

 

「間違い探しの夜更かし あら楽しい

 

 迷い子が手招く 夢の国へ

 

 アッチハソッチ? コッチハドッチ?」

 

 

 

 SICKHACKの曲はサイケデリックロックという。ドラックの見せる幻覚、そういうのを音楽に落とし込んだジャンル。

 だがそんなの関係ない。

 ただ、圧倒されていた。

 

 見失いそうな変拍子を完璧に叩くドラム。感情的な、それでいてロジカルなギター。そして全てを支えるベース。

 

 でも一番凄いのは。

 お姉さんの圧倒的なカリスマ性……! 

 

 

 

「電池切れ人生 たちまちLet'sパーティ

 

 博愛主義の皆々様 ご立派なことです」

 

 

 

 誰もがステージに釘付け。

 周りを警戒する──なんて行為は許されない。

 

 

「ぐるぐるぐる踊りましょう

 

 べたべたべた蔓延るの

 

 嘘だらけ塗ったトースト おひとついかが?

 

 ワタシダケユウレイ」

 

 

 ステージに立てば演者はヒーロー

 その光景をひとりは知っていた。

 

(あぁ……やっぱりバンドって、凄いカッコイイ!)

 

 始まりの日。

 テレビで見たロックバンド。

 その光に焦がれ、わたしはギターへ手を伸ばした。

 あの日の事を思い出していた。

 

 

 *

 

 

 ライブ終了後SICKHACKは控室へ。

 廣井に誘われひとりたちも移動。

 

「どうだった〜? わたしのライブ?」

「……す、凄いカッコよかったです」

「あれ、つまんなかった?」

「い、いえ! ただ、お姉さんは自信に溢れてて、キラキラしてて……わたしとは……大違い、で……」

 

 ライブの興奮は冷めた。

 残ったのは劣等感。

 彼女のようにはなれないと痛感した。

 

「恐いよ」

「……えっ?」

「ずっと、恐い」

 

 敢えて話すと廣井は決めた。

 自分なんかに憧れてくれる凄い後輩に、一歩の勇気を与える為に。

 

「わたし昔は陰キャでね、自分を変えたくてロックを始めたんだ」

 

 

 

 

 楽器屋でベースを手に入れた。

 どうにかバンドを組み、ライブも決まった。

 

 しかし『本質』は変わらない。

 ステージに立つのは、あまりに恐ろしかった、耐えられなかった。

 そして、酒に()()()

 

 ところが、予想外のことが起きた。

 SICKHACKは、成功した。

 酒に逃げたからこそ、『それこそ廣井だ』と喜ばれた。泥酔を含めて彼女たちは成り立つようになった。

 

 結果、『不安』だけが残った。

 分かっていた、こんなの長続きしない。

 身体が壊れるのが先か、客が離れるのが先か──不安で溜まらなくなった彼女は、勇気を以て敢行した。

 

 お酒を抜いてのライブを。

 

 そのライブは。

 SICKHACK史上最悪の結果に終わった。

 

 

 

 

「このままじゃダメだって思って、それを変えようとした、そしたら最悪の結果を招いた、すごい後悔してる」

「……そんな」

「でも()()()じゃなかった」

「え?」

 

 廣井には分からない。

 どんな問題か知らない、適切なアドバイスはできない。

 それでも、何かを伝えることはできる。

 

「志麻は、なんでその時辞めなかったの?」

「え? わたしが言うのか?」

「うん、お願い」

「……そりゃ、お前なりに考えたことだしな、わたしも賛同したし……バンドを辞める理由にはならない」

「その時ワタシいなかったケド、相当酷かったって聞いた。でも今やってもワタシ平気だヨ? 断酒ロック!」

「──分かる?」

 

 廣井は二人、見ていた。

 ひとりと()()を見ていた。

 

「悩み抜いた末の『選択』は、間違いじゃない。どんな最後でも、嫌われることは絶対ない」

「い、いえ、わたしは躊躇してるだけで」

「違うね」

 

 ここまでだ、わたしの役割は。

 

「本当に自分本位ならとっくに逃げてる。でもひとりちゃんは悩んでる。君はわたしと違って、ちゃんと向き合える子だ!」

「……そうでしょうか」

「それでも文句言う奴はグーで殴れ!」

「!?」

 

 それはちょっと冗談として。

 

「応援してる。君がどう『選択』して、どんな『最後』を迎えても」

「……は、はい」

 

 解決した、かは微妙。

 でも少しはあげれた筈だ。

 結末が分からない分岐路をどう選んで、どう進むか。

 どちらでも構わない。進む勇気を。

 進まなきゃ、どこにも行けないのだから。

 

「あと、もう一つだけ」

 

 ──その瞬間。

 

 控室の扉が開かれた。

 

「虹夏ちゃんいる!?」

 

 顔面蒼白の銀次郎が入ってきた。

 

「え、はい」

「こっち来て、電話、貴女のお父さんから」

「お、お父さんから?」

 

 控室が静まり返った。なぜならおかしいから。

 親からの電話が、本人宛じゃなく、新宿FOLT宛に来た。なぜなら、虹夏のスマホが、ライブ直後でマナーモードのままだから。

 

 電話に直ぐ気づけないから。

 だからお店に電話した。

 直ぐ伝えるために。

 

「…………」

 

 数分後、虹夏が戻ってくる。

 

「に、虹夏……?」

「……お姉ちゃん、が」

 

 廣井がもう一つ伝えようとしたこと。

 それは『時間』。

 ずっと悩むことを、現実は許してくれない。

 それを伝えたかった。

 

 

 

「バイクに、轢かれた、って……」

 

 

 

 ひとりに許された時間は。

 もう、ない。

 

 

 *

 

 

 買い出しに出た時。

 信号無視のバイクに轢かれた。

 そして星歌は。

 

「思ったより元気だったね」

 

 病院からの帰り道。

 下北沢の夜道を三人並んで歩く。

 

「『酷い目にあった、クソが!』って悪態ついてたし、正直安心した」

 

 しかし見つかったのはバイクだけ。犯人は逃亡中。

 尤も、犯人は決して見つからない。ひとりはそれを分かっていた。SHOCKER構成員は、死亡時に泡となり消滅するのだから。

 つまりは、そうだ。

 

「……どれぐらい入院なんですかね」

「先生は、数日経過観察だって」

 

 無傷ではない。両足骨折、全身打撲。更にバイクを避けようとした際転倒、頭をアスファルトへ強打。意識はあるが念のため入院に。虹夏はまだ病院。姉の傍を離れたくないからだ。

 

「……本当に良かった」

「そう、ですね」

 

 彼女のお母さんは交通事故で死んだ。

 だからこそ『敵』は、店長さんを交通事故で傷つけた。

 虹夏ちゃんが一番傷つくから。

 わたしが動揺するから。

 

(これは『警告』だ)

 

 偶然じゃない、分かる。

 これでもわたしが隠れてたら、『敵』は今度こそ殺しにくる。

 

「わたしの家、こっちの方だから」

「はい、さようなら、リョウ先輩」

「……それとごめん、虹夏にこれ以上負担をかけたくない」

 

 二人には申し訳ないと思った。

 だけど今は幼馴染が優先だった。

 

「二人共、仲直りをして欲しい」

 

 山田が立ち去った。

 頼りない街灯が二人を照らす。

 

「………」

「………」

 

 並んで歩き出す。

 言葉は交わさない。

 もう駅の近く、いつもならここで別れる。

 ひとりは立ち止まった。

 

「少し話しませんか」

 

 喜多は頷いた。

 

 

 *

 

 

 話す、と言ったけどどう切り出せば。

 お互い無言のまま、夜の下北沢を彷徨う。

 自分のコミュ障が恨めしい。

 このまま終電過ぎるのは不味い、どうしよう。

 

「──あっ」

 

 ここだ、と思った。

 

「そ、そこに座りましょう」

「………」

 

 同じブランコに腰かける。

 そこは只の公園。

 

「わ、わたし、ここで虹夏ちゃんと会ったんです」

 

 しかし代えがたい場所。

 

「サポートギターに入って、って」

「それ、嫌がらせのつもり?」

「え!? なぜ」

「サポートギターが必要になった理由、言わせる気なの?」

「……そ、そのような意図は、こここれっぽっちも!」

「そうね、なにも言わない人だもの、嫌味だって言う筈ないわね」

「す、すいません」

「……冗談よ」

 

 会話が途絶える。

 伝えたいことはあるのに、口が動かない。

 

「やっぱり、話してくれないのね」

 

 それは彼女も同じ。

 だから、喜多が先だったのは偶然だ。

 

「廣井さん、きっと()()()()怒ってた。後藤さんの『選択』を信じろって、そう言いたかったんだと思う」

「………」

「全部、わたしたちのためなの?」

「巻き込みたくないんです」

 

 ブランコの鎖が軋む。

 握る力が、少しだけ強まる。

 

「その、ありがとうございます」

「なんのお礼?」

「ぶ、文化祭です、喜多さんが出してくれなかったら、わたしは現実からも、自分からも、目を背けたままでした、それに──」

 

 ヘルメットを脱ぐ。

 蒼い瞳に彼女の顔が写る。

 

「文化祭、みんなと演るの、本当は楽しみなんです」

 

 脱いだのは心を伝えるため。

 本心を知って貰うため。

 

「だから、待っててください。少しの間、学校も練習も休みます、だけど、全部終わらせて、文化祭までにはかえってきます。だから……信じてほしい、です」

 

 みんなは『幸福』でいて欲しい。

 なら、何も知らないまま、全部を終わらせるのが最善。

 

「信じられない」

 

 しかし喜多は首を横に振る。

 

「なにか、恐いことに巻き込まれてることぐらい、分かるのよ……今引き留めなかったら二度と帰って来ない。そんな予感が消えてくれない、わたしには()()()()()()!」

「……ッ」

「それでも話してくれないの?」

「……は、はい」

「それでも行くの?」

「はい」

 

 真っ直ぐな目線。

 喜多は知っていた。

 この眼の彼女は、絶対折れないと。

 

「なら約束をして」

 

 背負ったギグバを下ろす。

 その中には、彼女から借りたレスポールカスタム。

 

「文化祭の日、このギターを返すわ」

「え? 喜多さんは」

「パシフィカを頂戴、あれは本来、わたしが借りる予定だったんだもの」

「……ど、どう約束に?」

「それ以外じゃ()()()()。ステージに立つけど絶対()()()()()()()()()()

「え、それじゃステージが台無しに」

「だから帰ってきて」

「!!」

 

 確約はできない。

 ひとりは素人、相手は玄人。

 最終傑作と言えど生還の見込みは低い。

 

「はい、必ず」

 

 それがなんだ。

 みんなと、もっともっとバンドをしていたい。

 負けられない。

 今、気持ちで負けてなんていられない。

 

「それでも不安だから、もう一個だけ」

「あっどうぞ」

「後藤さんの意思は伝えるけど、みんなが待てないって思った時は家に行く。これが限界、これ以上は『安心』して信じられない……」

「わ、分かりまし──っ」

 

 彼女が手を握ってくる。

 手の震えが伝わってくる。

 誰かを助けると、手を伸ばした人も安心できる。

 だけど彼女は信じてくれた、こんなに震える程、不安な気持ちになってるのに。

 それが、何故か嬉しくて。

 

「信じさせて、()()()()()()

「……あ、ありがとう、()()()()()

 

 ずっと、そうしていた。

 終電の時間が来るまで、ずっと。

 

 

 *

 

 

 ──決心がつきましたか。

 

 改めて説明を。

 

 改造には『完全変態』が必用。

 故に、『認識改変』を解く必用があります。

 

 ()()()()()()()()()()()

 

 絶望の記憶は洗脳施術の一環で封印された。

 しかし、それを絶対に思い出さないよう、貴女さまは自身に『認識改変』をかけ、洗脳programと強固に絡ませた。

 

 絶望に繋がる話が出た時、その会話自体が改竄された。

 そんなことがあったと思われます。

 

 ですがこれはプラーナを浪費する行為。

 解除しなければ、プラーナ不足で『完全変態』は不可能。

 

 以前申し上げましたが、イワン様より封印解除programを預かっております。洗脳も認識改変も基本原理はプラーナ由来、これを実行すれば認識改変も解けます。

 

 その際、思い出すことになります。

 

 良いのですね? 

 

 かしこまりました。

 

 ──貴女に幸福があらんことを。

 

 

 *

 

 

 ひとりは来なくなった。

 虹夏と山田に彼女の意思を伝えた。

 そして、彼女を信じて待つことにした。

 それでも待てない状況になった、そう三人全員が思ったなら、家へ押しかける。

 

 一週間後。

 

 ニュースが流れた。

 

 彼女たちは思った。

 

 ()()()()()()()

 

『臨時ニュースをお伝えします。

 本日金沢八景駅近辺にて、通行人が数十名、意識不明の状態で発見されました。

 原因は不明、被害者の意識は回復していません。

 警察はテロ行為も視野に調査を──』




タイトル元:仮面ライダー(萬画版)第5話『海魔の里』より

SICKHACKの酒抜きライブは、スピンオフの方で確認可能です。尤も細かい描写はないので、大分独自解釈混じりですが。いつ頃のライブかも不明なので……

第5話『プラーナサーキュレーター』。
その最後で示唆した未来が、来ます。

高評価を下さった方になります。

☆8:ringosukiさん

投票、ありがとうございます。
評価、お気に入り、感想、ここすき、沢山お待ちしています。




次回、後藤ひとりは改造人間である。
第19話、『君の過去まで』。
お待ちください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。