10月振りに頑張った。
結束バンドの戦いです。
御覧ください。
仮面ライダーとTオーグが戦っている最中。
虹夏たちは、STARRYで顔を突き合わせていた。
「どうしよう……」
そもそも、ここに集まったのは、なにかをせずには居られなかったから。しかし戦いは始まってしまった。
「……大丈夫だよ!」
「虹夏?」
「一文字さんの強さみんな見たでしょ? きっと助け出してくれるよ!」
「……それは、信じてますけど」
一文字を疑う人はいない。
それに、彼だって、彼女を助けようとしてくれている。
あとは任せればいい。
もう、結束バンドの出る幕ではない。
疑うことがあるならば。
「帰ってくるんですか、
「──っ」
仮に、助け出せたとしても。
今のひとりは、結束バンドには戻って来ない。
「なら、なんて言葉をかければ良いの……?」
ひとりの抱える絶望。
その辛さを、本当の意味で理解するには、同じ絶望を知らなければならない。
ここにそんな人は居ない。
誰にも、ひとりの絶望は分からない。
「あの子の気持ちを分かってないんじゃ、上っ面の言葉にしか……」
君は悪くない?
誰もこんなの望んでない?
──わたしの絶望を分かってない癖に。
そう言われて終わりだ。
「……ぼっちは、一際優しいから、全部自分が悪いって信じてるんだと思う」
その優しさが好きだった。
その優しさが、救いの手を払いのける。
「どうすれば……」
その時、一人の声が流れを割いた。
「うーん、分かんないな~」
「……廣井さん?」
「これ、そんな大それたこと?」
「は?」
呆気にとられる一同。
続けて放たれた、廣井の言葉は、予想だにしないものだった。
「これ、ただの喧嘩でしょ?」
こいつは正気か。
誰も彼もが、同じことを思った。
だが廣井は、周りの反応を気にもせず、淡々と問いかける。
「ぼっちちゃんは、バンドを辞めよーとしてる。じゃあ、君らは? 辞めてほしいの?」
「……辞めて欲しくないですよ」
「うん、やっぱ良くあることだね~」
「これが!?」
「こんなの、解散の時のゴタゴタで、よく聞く話じゃん。今のこれも、要するにそーでしょ?」
言ってることは正しい。
だが、と虹夏は反論する。
「で、ですけど、あたしたちは、あの子の絶望を──」
「いや、それマジどーでもいいから」
廣井は切って捨てた。
「辛い過去? それこそ、ありふれた事柄だ。それを一々乗り越えなきゃ、バンド活動が許されないって言うの? あの子を救うとかなんだとか──ああどいつもこいつも
個性が集まって、一つの音楽になる。
「もっとエゴ出せ! それがロックだ! 多分!」
だがそれは、自分の思いを殺すことではない。
「辞めてほしくないなら、土下座してでも引き留めろ!」
彼女たちは思う。
わたしたちは、どうしたい?
「──ライブをやろう」
山田の言葉に、二人も同意した。
それが一番だと、自然と思った。
山田がUSBメモリを取り出す。その中には、一夜漬けで完成させた新曲が入っている。
「一文字さんに頼んで、ぼっちをここに連れてきて貰う」
「ど、どう連絡するの?」
「無線があると思う。あるよね?」
政府の男たちも横道で聞いていた。
しかし、当然首を横に振る。
「ダメだ」
「なんで?」
「民間人を必用以上の危険には晒せない」
「でも、貴方たちだって、できればあの子を捕獲したいはずだ」
「ライダーに任せればいい」
「可能性は、高い方が、良いと思います」
「………」
「どうか、お願いします」
──実のところ、答えは決まっていた。
ハナからこれが目的。彼女たちに真実を伝えたのは、この『手段』が欲しかったから。
「ライダーが、説得に失敗した時だけだ」
「!」
「彼女が不審な動きをした場合、即座に排除。君たちの前で惨殺することになる」
「……それが、条件?」
「そうだ」
捕獲が理想だ。
殺したら、『鍵』が壊れかねないのもある。
──それに、できれば助けたい。
彼らだってそう思っていた。
「あ、ありがとうございます!」
「お姉ちゃん!」
「……この流れで断れる訳ねぇだろ、おい」
「は~い、セット始めときますね~」
「一文字、聞こえているか、お前に追加の依頼が──」
動き出す大人たち。
結束バンドも動き出す。
「じゃあこれスコア、時間ないけど頭に叩き込んで、2分後に合わせ練習ね」
「は、はい!」
(ぼっちちゃん……!)
*
──数分後。
ライダーは説得に失敗。
無線を受けた彼は、サブプランに移行。
Tオーグを蹴り落とす。
彼女はここがSTARRYだと気づく。
「まさか」
スモークの奥。
光るSTARRYの文字。
ステージに立つ、虹夏、山田、喜多。
そして、黒いギター。
リードギターのポジションに、Tオーグ用ブラック・ビューティが立てかけられていた。
「こんばんは、結束バンドです」
息を吸う。
一瞬、彼女と眼を合わせる。
歌には、気持ちが現れる。
だから聞かせよう。
この心を。
──ライブが始まった。
*
イントロで。
すぐ気がついた。
これ、多分、わたしの曲だ。
前、リョウさんに送った歌詞だ。この音は──それにピッタリだったから。
曲名は、『フラッシュバッカー』。
「転換点 いつかノートに
書いたあの言葉たちは
きっと 泡になって消えた
行方なんて知らない」
歌詞を見たリョウさんは一言。
寂しいね──と言った。
その通りだ。
わたしの作詞は、だいたいネガティブだけど、今回のは……江の島の思い出があったから、余計にこうなった。
楽しかった。
でも、ずっとはいられない。
それを感じたんだ。
分かっていた。
このまま、一緒にいることは無理だって。
「擦切った白いチョークが
はらはらと落ちていった
まるで 星屑みたいだと
見とれていたんだ 嗚呼」
だからこそ、みんなのと日々は。
代えがたくて、輝いていて。
……反面不安になる。また独りになったら、わたしはどれほど絶望するのだろうか?
それでも思い出す。
この日々を
わたしは忘れない。
この音楽を。
そして、この詩が完成したんだ。
「いつかは消えてしまうけど
誰かの記憶には残れるかな
この瞬間を切り取ってさ」
できるのなら。
みんなにとっても、そうでありますようにと。
……今じゃ逆だ。
みんなの中から、わたしを消したい。
こんなライブは聞きたくない。耳を塞いでしまいたい。
なのに、音は雪崩込む。
こっちの気持ちも考えないで、一方的に音の濁流が押し寄せる。わたしはそれに呑まれるしかない。
──押し寄せる?
「光る朝が 朝が あまりに眩しい 眩しいからさ
なんかもう それだけで 心が宙に舞う」
なにか違う。
憐れんでるのかと思った。
説得かと思った。
救おうとしてるのかと思った。
これは違う。
みんな、自分の心を、叫んでいるだけ?
わたしは気がついた。
喜多ちゃんが、怒ってることに。
「君の言葉がずっと 離れない 離れない
フラッシュバッカー 今も思い出してる」
ああ、当然か。
約束を一方的に破ったんだ。
──あんな簡単に破るなんて!
そう、言われた気がする。
──だいたい、全部、後藤さんのせいなのよ!?
それは、どういうこと?
「薄明に染まる空が 淡い彩りこぼして
こんなちっぽけな僕の 背中を包んでく」
ボーカルが叫ぶ。
ここにいられるのは、貴女のお陰だと。
逃げ出したわたしの背中を、押してくれたからだって。
……今なら分かる。
知っていたんだ、
家族を助けるチャンスを失った。喜多ちゃんには、そんな思いをしてほしくなかった。
──だったら、責任を取って。
「透明なこの体は 何色になれるの?
ただ水のように流れ 消えてゆくだけ? ねぇ」
ボーカルは止まらない。
ここに連れてきたこと。音楽の楽しさを教えてくれたこと。もう透明には戻れないこと。
その全ての責任を、取ってくれなきゃダメだと叫んでいる。
だから、もっと『楽しい』を積み上げよう。
例えいつか、別れが来ても。
それは、こんな形じゃない。
わたしはまだ、楽しみ足りない。
ライブも、遊びも、練習も、沢山の思い出を貴女と作りたい。
そして、喜多ちゃんは微笑んだ。
──ひとりちゃんも、楽しかったでしょう?
その最後に別れがくるのなら。
笑顔でサヨナラをしよう。
その日まで、隣にいなきゃダメ。無理矢理にでも聞かせてあげる。貴女は沢山、愛されてるってことを──
*
ベースが響く。
少し、遅れていた。
なぜか、申し訳なさが漂っていた。
リョウさんが呟く。
──ごめんね。
──酷いこと言って。
リョウさんは謝ってきた。
──辛いことも個性になる。そう言ったことを。
わたしの絶望を知らないで、そんな発言をしてしまったことを、リョウさんは悔いていた。
でも、と。
彼女は顔を上げた。
──あの言葉は、間違ってなかった。
「ぼやけたままのフォーカスじゃ
君のホンモノは写せないよ
寂しげな顔で 君が笑う」
ベースが加速する。
リョウさんは弾き続ける。
物語を語るように。
──ぼっちの詩が好きだ。
──ぼっちの全部が好きだ。
記憶を失ってようが関係ない。
改造されても、ギターを弾けるように足掻き続けてた。
──違う。
諦めようとしていた。
バンドのことを思って、行動してくれた。
──違う。
独りが怖かっただけだ。
だからだ。
「光る朝が 朝が あまりに眩しい 眩しいからさ
ちょっとさ らしくはない 未来も信じちゃうよ」
リョウさんは語る。
孤独だったから、仲間の大切さを知っていたんだ。
ぼっちの孤独が、絶望が、今の君を形作っている。
これは間違いないことだって。
その輝きに、わたしは目を焼かれた。
絶望したから書ける詩がある。
孤独だから弾ける音がある。
「君の言葉がずっと 離れない 離れない
フラッシュバッカー
今も思い出してる」
何度でも言うよ。
わたしはぼっちが好きだ。
もしかしたら、改造人間じゃないぼっちと出会う──そんな未来もあったのかもしれない。
でも、わたしが会ったのは君だ。
他の誰でもない。ここにしかいない君なんだ。
だから最後まで一緒だ。
所詮、高校生の口約束だけど。
これが、ぼっちを肯定した、わたしの役割だから──
*
大きな大きな。
ドラムの音が響き渡った。
虹夏ちゃんが、まっすぐわたしを見つめていた。
──ぼっちちゃん。
──覚えてるよね? あの日の言葉。
──二人でダブルヒーローだって。
覚えている。
でも、違った。
やっぱりわたしはヒーローじゃなかった。
なのにシンバルが鳴る。
爆音が否定を掻き消していく。
──ううん、やっぱり君はヒーローだ。
初ライブの時も。
台風ライブの時も。
ぼっちちゃんが助けてくれた。
恐かっただろうに、勇気を振り絞ってくれた。誰かの為に戦える君はヒーローだ。
そして彼女は言った。
──だから察した。
──これも、わたしたちのためなんだって。
自分がいなくなれば、わたしたちは幸せになれる。だから嫌われて、思い出からも消そうとしたんだよね?ごめん。その絶望を察することすらできなくて。
──でも言うよ。
──ぼっちちゃんの思い込みだ。
君がいるから、未来を信じられる。
君がいなくなったら、わたしは二度と夢は見れない。
幸せにはなれない。絶望してしまう。
──それで良いの? わたしのヒーロー?
分からないよ。
そんな、未来のことは分からない。
かもね、と虹夏ちゃんが呟く。
君がいなくなった世界でも、わたしは別の幸せを見つけるのかもしれないと。
──だけど、忘れないよ。
「光る朝が 朝が あまりに眩しい 眩しいからさ
なんかもう それだけで 心が宙に舞う」
虹夏ちゃんは願っていた。
君の言葉を離さない。
絶望を抱えて、わたしは生きていくと。
行方なんて知らない。
これが今。わたしの思い。
──ぼっちちゃんは、どう?
これが、本当に君の幸せなの?
わたしは違うよ。
もっと、夢を信じていたい。
だから、今はこの歌を。
ヒーローだって。
偶には、自分の為に戦っても、いいんだ──
「君の言葉がずっと 離さない 離さない
フラッシュバッカー
今も思い出してる──……」
夜に沈む星の中。
欠けた星座が、光を放つ。
ボーカルの詩が、凍てつく夜を走り出す。
ベースの唄が、そんな夜を温める。
ドラムの歌が、手を伸ばして連れて行く。
暗がりを分けて。
再び、心に命を芽生えさせる。
──ライブは、終わった。
*
一文字は、手を離していた。
もう、拘束は要らなかった。
「「ド……」」
二人は目を合わせた。
言いたいことは同じだった。
「「ド下手だ……」」
「がっ」
喜多ちゃんが崩れ落ちた。
実際、酷い演奏だったのである。
しかし虹夏はキレた。
「開口一番がそれッ!?」
「え、あ、その」
「先輩すいません、全然弾けませんでした……」
「まあ、譜面読んで、一曲通しただけじゃ、止む無し」
「だいたい、リードギターいないんだから、余計酷くなるに決まってるじゃんッ!」
「うっ……」
「それで」
一頻り叫んで落ち着いた後、虹夏は笑いかけた。
目元に少し、涙を湛えて。
「楽しかった?」
「………」
全てを否定する。
自分が歩んできた全てを。
それが、ひとりの幸福だった。
その中には、当然『ギター』も含まれていた。
ギターを『兵器』にしたのは、それが理由。
ギターで人を傷つけ、貶めた。そうすればギターも嫌いになれる。自分の中から捨て去ってしまえる。
その筈だった。
「……嫌だ」
全部、これのせいなのに。
「……なんで、わたし」
しかし、ライブを聞いて。
浮かんでくる感情は、一つしかない。
「……ギターを、嫌いに、なれないの……?」
良い演奏にできる。
もっと、楽しい演奏になる。
あれはわたしの曲だ。だからギターを弾かせろ──と、心が叫ぶ。
嫌だ。
まだ、ギターを好きでいる自分が。
「……ぼっちちゃん」
虹夏が客席に降りる。
山田も、喜多も、ステージを降りる。
「マスク、外すよ」
そして、ツチノコのマスクを取り外す。
「聞こえたよね?」
「──っ」
問いかけは、要らなかった。
演奏に全部詰め込まれていた。
──ギターが好きだ。
──音楽が好きだ。
──まだ、足りない。
「き……」
光は輝いた。
彼女の孤独は暴き出された。
「聞こえ、ました……!」
溢れる程の、涙が零れる。
仮面は、もう、いらない。
*
抱き合って、泣き叫ぶ四人。
一文字は、それを遠くから眺めていた。
「報告だ」
彼へ政府の男が話しかける。
「被害者のプラーナが、全て解放された。彼女が自主的に解放したのだろう」
「……あの子が、ギターを奪おうとしなくて良かった」
「そうだな」
ステージに置かれた、Tオーグ用ギター。
あれが『罠』だった。
演奏を聞かず、奪取へ動くようなら、ギターに仕掛けた小型爆弾でTオーグのみをピンポイント排除する予定だったのだ。
虹夏たちを巻き込まない加害範囲だが……怪我はあり得る。
使わないのが一番だった。
「質問がある」
「なんだ」
「あいつらに事実を開示したのは、このためか?」
「………」
政府の男は答えない。
「事実を告げて、逃げるなら巻き込まなくて済む。協力なら『生け捕り』の成功率が上がる。どっちに転んでも得しかないからな」
「軽蔑するか?」
「……いや、しない」
「なぜだ?」
「俺にも、正解が分からなかった」
隠してしまえば、彼女たちは安全だった。
……だが、それは正しいのか?
何も伝えず、友人と引き裂くことが、正解だったのか。しかし伝えてしまえば、危険に晒す可能性が高くなる。
「ただ、利用する気だったのはスッキリしない」
「では、どうする?」
一文字は、中指を掲げた。
「デコピンを一発、それで許す」
「構わないが」
「……良いのか?」
「しかし政府上層部はお前を危険なオーグだと判断するだろう」
「はっ?」
「お前とこんな形で別れるとは、悲しい限りだ」
「………」
一文字は深く溜息を吐く。
(……しかし)
不思議だと、彼は思う。
演奏の最中、彼女たちの心が聞こえた気がした。
あれは、幻聴なのだろうか?
そういえば、プラーナの実験で、触れた者の過去が、流れ込む現象があったらしい。
(プラーナは空気、音とは空気の震動、音楽とプラーナは相性が良いのかもしれない……なんてな)
科学はどうでもいい。
変えたくないものが、変わらずに済んだ。
それで、十分満足だ。
残りの仕事を完遂すれば。
「……外の敵は?」
「完全に排除した、だが負傷者も多い。今応援を呼んでいる」
「そうか、分かっッ!?」
その時、彼は気がついた。
指先の動きが、鈍っていることに。
麻痺ガスだった。
Tオーグが用いる無色無臭の。
彼は理解した。
敵襲はこの為だ。
自分たちを戦わせたのもそう。
護衛を減らすこと。
ライダーとTオーグの力を削ぐこと。
そして、襲撃し易くすること。
「後藤! 伏せ──」
だが、見誤った。
ビームの発射音が響く。
身体を貫き、風穴が空く。
「え?」
虹夏が。
血を吐き倒れた。
「虹夏ちゃん!!!」
床に転がる仮面。
脱ぎ去ったTオーグのマスク。
その後ろに刻まれた記号が、事の全てを告げていた。
記された記号は──
タイトル元:シン・仮面ライダーエンディングテーマ『Where you go』より
『シン・ぼっち・ざ・ろっく カード』
第2ツチノコオーグ/後藤ひとり
イワンはまず、ステルス:電子改竄能力を持つオーグを作った。
これが、『第1ツチノコオーグ/後藤ふたり』である。
しかし、鋭い者は存在に気づく。
そこで、違和感を消すという着想を得た。
これが、『第2ツチノコオーグ/後藤ひとり』である。
戦闘になった際は、防衛特化ということもあり、厄介な戦法を多用。猛毒性化学兵器を利用した多種な
歩くBC兵器+情報災害と呼ぶべき存在。
冗談抜きに、SHOCKERの最終傑作と言えよう。
歌で心を伝えるのは。
とても(書き方的に)難しくて。
……だいぶ、独特な表現になった気がします。
……伝わったかな。
伏線はそこそこ仕込んでいました。
でも、気づかなくても、察してる方は多いんじゃないかな。
一部、ぼざろOPの構図まんまのシーンがあります。
気づいた?
捜索で紹介してくださった、huntfieldさん。ありがとうございます。
評価、お気に入り、感想、ここすき、沢山お待ちしています。
……今回高評価なかった。
クライマックスに向けてモチベを上げたいので高評価をッ!
次回、後藤ひとりは改造人間である。
第23話 『フライングホッパー(ズ)』。
お待ちください。
……タイトルがネタバレ過ぎる……
あと3話で完結予定。
『シン・ぼっち・ざ・ろっく カード』
第2ツチノコオーグ/後藤ひとり
『警告:以下上級構成員のみ閲覧許可』
大戸島近海で、核物質を捕食するバクテリアを採取。
奇跡的に抽出できたプラーナを第2Tオーグに組み込むことに成功。
しかし原因は不明だが、現在は未活性状態。
覚醒には、最大出力ビームの発射体勢、何らかの手段による凍結、規定回数の死亡・蘇生、放射能汚染が必要と推定。
覚醒すれば、プラーナ変換細胞膜の稼働が開始。水や空気から無限にプラーナを自己生成可能となる。
このバクテリアを、SHOCKER内部で『G』と呼称。
覚醒時は、Gオーグと改名予定。