大好きだよ!
だからもっともっと素敵で楽しい作品を作りたい!
これからもよろしくね!
………と言っておけば高感度が上がるぞ〜!
ぐへへへ…。
はい。
そんな訳で本編です。どぞ〜。
ひゅ…!かっ…かっこいい…。
惚れるでしょこんなことされたらぁ!
惚ける
ビュン!と某モンスターをハントなゲームで稀に聞くバリスタ的な音が鳴ると共に、黒子の手の甲から無数の赤い糸が放たれる。そう、赤いのだ。紅くは無い。もっと言うならば朱色に近い。暖かく、可愛く、美しく、鮮やかな糸が不気味な人形達の手、肩、首、足首、股、等と様々な場所に粘着する。
ベタッと付く様は、蜘蛛の糸を彷彿とさせる。
「…!?」
月白相心は驚いた。
何故かって?
なんせその朱い糸は…。
紅蜘蛛の力だから。
場所は変わり月白神社。
静寂な空気が続く。
その空気を裂いたのは紘一の一言だった。
「それで…紅蜘蛛」
紅蜘蛛、糸巻綾人が目を見開く。
幾百の怪異を切り伏せてきた相心でも疑問を持たない人間に擬態をする紅蜘蛛である。その方面に関しては自信を持っているのは当然と言えば当然である。それを見破られたのだ。びっくりの1つや2つは出る。
「どこで気付きやがった?」
「舐めるな…。ワシとてただの老いぼれではない。どれくらい擬態が上手かろうが、人か怪異かなど一目見たら判断が付く。」
綾人はハハッ…。と薄ら笑いをして目を瞑り、下を向く。
そんな綾人に紘一は問いかける。
「問題はそんなことじゃない。ここまで来て、わざわざ依頼まで持ってくるんだ。余程の事が起きた…若しくは"起こそう"としているかのどちらかだろう?そんなお前と邪魔者無しで正々堂々と話し合いをしてやるために愛しの孫を送り出したんだ。さっさと本題へ移って貰おうか?」
「は…はは…。お見通しかよ。うん。仕方無い、気づかれない様にやろうと思ってたんだがなぁ…。うん。仕方無い。うん。ここの蔵には今まで祓ったり、封印してきた呪物、呪いの方法を書き記したモノがあるのは知ってる。うん。その中に呪いによる生きた人形の作り方を印した本があった筈だ。うん。それを返してもらいたい。できるよな?」
ズズズズ…。
正体がバレたと分かってからふてぶてしく脚を机の上に乗せ、深すぎる程に椅子に腰を掛けて話す綾人を睨みながら紘一は茶を飲む。
話の途中で目が合う両者。かたや覇気の篭った眼力を、かたや殺意の篭った冷たさを持つ目である。
自身へと投げられた問に湯呑を置き、沈黙で返す。
「………。無視かぁ?まぁいい…。勝手に話す。俺にも色々と事情があってな。うん。その本が喉から手が出るほど欲しいわけなんだ。うん。勿論タダでとは言わない。お前の孫の無事とこの街の平和を代償にだ…。難しい話じゃないよな?うん。だから、極力目立つ真似がしたくないコチラとしても話を受けてくれると助かるんだが…良いよな?」
「その言葉を信じろと?」
「うん。そうだ。信じる以外の選択肢は無いはずだ。渡せるか?うん。渡せるよな?」
はぁ…と溜め息をついて、再び湯呑みに手を伸ばしお茶を飲もうとするが、既に空となっていたらしい。何も喉を通らなかった。茶托から急須を取り、湯呑にお茶を入れながら紘一は話を続ける。
「悪いが断る。お前の言葉は信じるが、あんな本を使って万が一にも人形の軍隊を作られたら本部の方からワシを首を正真正銘そのままの意味で切れと言われてしまうのでな。諦めてくれ。」
堂々とした態度で紅蜘蛛と対立する紘一。
然し、紅蜘蛛もまた頑なだった。
「うぅん?話を聞いてなかったのかぁ…?お前の孫の無事は俺が握ってると言ってるんだぁ…。俺が…。お前の…。孫の…。命をぉ…。左右ぅ…。出来るってぇ…。言ってんだよぉぉぉ。耳腐ってんのか?このヘボクソ爺がぁ…!」
「それでもやれんものはやれん。なんせワシじゃ、蔵の戸は開けれぬからなぁ…。」
「うぅん…?どういう意味だぁ…」
「さぁ…なぁ…?」
そして空間は再び静寂へと戻る。
ただ1人、紅蜘蛛を除き。
「あぁ…。うん。そうかそうか。じゃあ…。いいさぁ。俺は俺の好きな様にやる。うん。そうだ。それがいいなぁ…。武力行使で無理矢理にでもその本、奪ってやればいい。うん。それが良い。そうしよう。うん。良いじゃないかぁ。うん。いいなぁ。」
紅蜘蛛の自問自答を紘一は見つめる。
あぁ…。
面倒だが…。仕方無い…。
アイツが帰って来るまでのしのぎにはなるじゃろうて…。
やるしかないのぅ。
訛った体を解すように準備体操をする。
しかし、干からびた体にはそれだけでも重い。
翌日の体の心配をしながらグイッ!と喉にお茶を流し込む。
ゴクン。
お茶が喉を通る音を合図にするかのように紅蜘蛛が豹変する。
「うん。うん。うんうんうん!よし決めたぁ…!てめぇは殺す。ぜってぇ殺すぅ!知らねぇからなぁ…。うん。知らねぇからない。どうなっても知らない。うん…。うん。うん!うん!うん…!殺すぅぅぅ!!!」
バゴォ…。
綾人の背中から服を貫いて、左右に3本ずつ計6本の黒い足が生える。3つ程の関節があり、蜘蛛の足のように曲がっている。その足同士を擦り合わせ、器用に糸を作り出す。
見方によっては毛糸玉をグルグルと弄り、何かを作る様にも見えたが、血色の紅い糸は、そんな暖かなものでは無いと否定する。
白く美しい顔つきも口からは二本の鋏角が露出してしまっている。
目は元々あった目の内側に1つずつ、外側に2つずつ現れて、その1番端の目が髪によって隠れている。
美しい容姿は残りつつ、怪物と言っても差し支えはない姿。
糸の準備が出来たらしく、ベタぁ…と糸を引きながら6本の足を開き、ゆらゆらと体を揺らし、紘一の元へと近付くそれは、鋏角からギリギリと音を鳴らす。
怪異に常識は通じない。
紅い糸と黒い足が紘一へと迫るのだった。
今後の小説の文の書き方について〜!
-
より状況描写を増やしてくんろ〜!
-
もっとテンポ感よくした方が良い!
-
キャラクターの心理描写、台詞を多く!
-
今のままの君(書き方)が好きっ!