憑依先生貞操逆転青春物語   作:新参先生

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まさか数日前にはいつも見ている日刊ランキングに自分が載るとは思ってもいませんでした。
評価・感想の方、大変ありがとうございます。励みになります。

次回への準備回になります。


配信に至る経緯

ミレニアムサイエンススクール所属、セミナーの早瀬ユウカは正直言ってここ数日の出来事からイライラの限界が近かった。

 

原因はハッキリしており、先生の日(祝賀会当日)から数日が経過した今、幾度となくシャーレで見せつけられる自分以外の生徒からの先生へのアレ(興味セット)に関するアピールだった。

 

冷静に分析すれば、先生から教えてもらった数少ない情報として、今までどんな話をすれば先生の興味を引けるのか分からなかった生徒たちがそれを武器に話題とするのは当然とも言えた。

それを自分が持たないのはしょうがないことだとしても、シャーレの手伝いを積極的に行う自分が他生徒のそれを何度も見せられるのは正直心に積もっていくものがあった。

 

(思い出すとまたイライラしてきたわ……こんな時は)

 

片手で算盤を弾きながら片手でスマホを操作し、シャーレ雑談スレ(という名の実質先生専スレ)で保存したあの日の写真を見て心を落ち着ける。

今まで、先生の写真は非常にレアだったのだ。許可のない撮影や録画に関して、先生は謎のテクノロジーであるスーパーAちゃんという防御手段があるらしい。先生自身も、自分を撮影する必要性は無いと言って基本的に許可を出さなかった。先生は自分の需要をまるで理解していない。

 

先生の写真を見ているとまた妙にイライラしてきた。あの日の写真はなんでこんなに無防備なのか。先生は自分の弱さを知っているのか?生徒たちからのアピールについて本人が言った手前はっきり断れないのも分かるが、傍にいる人の気持ちを考えたことがあるのか。

 

今はシャーレの休憩時間だが、午前中の出来事を思い出してしまった。午前中はシャーレにゲーム開発部の双子の姉が来ており、先生に尻尾をアピールしていた。自分は無視して仕事をしていたが、よく考えると……あの姉はこっちをチラっと見ていたような気がする。あれがまさか「羨ましい?」という意味の目線だとすると……栗みたいな口をしてッッ!

カーッと頭に血が上った。

 

「先生ッ!ちょっとお時間いただきますッッ!!」

 

先生は突然の大声とあまりの迫力にビビった。

 

 

自分のビビリっぷりを見て、慌てて謝られて冷静になったユウカから話を聞くと、何でも例の問答以来、持つ側である生徒たちのアピールが目に余ってつい…ということだった。

全ての原因は自分にあるのでユウカには謝ることしかできなかったが、よくよく考えると生徒から話しやすい話題が自分サイドに少ないことが根本的な原因と言えるだろう。

「皆ともっと仲良くしたい」と自分から言った手前、何かしらの対応を行うべきだ。

 

少し考えてみたが、ここで前世のコンテンツについて思い出すことがあった。

 

ちょっと考えがある、と席を外してアロナに話しかける。

オーバーテクノロジー気味のアロナについては不明な点だらけだが、協力できることは手伝ってもらおうと、シャーレの仕事を始めとしてかなりお世話になっている。その一つとして、生徒との連絡や息抜きのために掲示板システムを用意してもらったことがあったが、今回同じように前世のコンテンツを再現できないかと考えた。

概要を説明してみると、『そんな程度楽勝です!』という頼もしい答えが返ってきたので、これでいけるかとユウカの前に戻って説明をする。

 

「ユウカ、ちょっと考えたことがあるんだけど聞いてくれるかな?」

 

手っ取り早く言ってしまうと、話のとっかかりとなる話題が無いなら、親しみをもってもらうために動画投稿や動画配信をしてはどうだろうかということをユウカに話してみた。それに協力者としてユウカにも登場して欲しいということを。それを聞いたユウカの反応は「先生さえ良ければ是非お願いしますッ!」というもので、ちょっと反応が良すぎて驚いたくらいだった。

 

その後軽く打ち合わせをしたが、あまり事前の準備は重要視せず、リアルタイムでコメントを貰いながら進めるLive配信で行うということになった。

 

ちょっと恥ずかしいが、一般公開でなく生徒たちだけが見れるものならば、気楽な気持ちでやってみても問題ないだろう。




次回、配信回。作中と同じで配信の内容はこれから考えるくらいの勢いです。

掲示板形式がやってみて思ったより楽しかったので、イベント系の後は挟んでいきたいですね。
掲示板回でイメージを損なうみたいな意見も無かったので、あの調子で行くつもりです。

・ユウカ
たぶん先生のお願いなら何でもする。原作でもする。

・スーパーAちゃんことスーパーアロナちゃん
本編先生のことをどう思っているかはまだ謎。
超絶テクノロジーを生かして掲示板など先生の要望によく応えている。
盗撮や盗聴の類は今までに完全ガードしている。ただし先生に仕掛けたのが露見すると原作世界より見つかった時のリスクがやばいため、ヴェリタスや他勢力も実際に仕掛けることはしていない。(遠くから写真を取るくらいはあったがそれはガードした)
祝賀会の日は、記念ということで事前に写真撮影の許可が出ていた。

ゲームの方でモモトークを進めていますが、1~2回やって休憩みたいな感じで中々進みません。
20という吹き出しが見える見える。
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