貞操逆転世界の野球で『二刀流』に俺はなる!〜ガチムチ爆乳亜人メスvs一般転生ヒトオス〜 作:鎌原 や裕
俺の輝かしい未来がメッキだった件について。
あの後、少しばかり話してこれからも子供共々よろしくと挨拶して帰ってきた俺は「おそとこわい」と子供用ベッドで震えていた。
ちょっと俺が想像していたとものと、現実の高低差が激しい。目眩がしてきそう。
男なら誰しも憧れる二刀流の怪物SHOHEI。
俺は、そのSHOHEIにこの世界でなることが条件でこの世界に転生させてもらった。
(あるぇ〜? 無理ゲーじゃねぇ?)
リビングに流れるテレビを見ながら、再び絶望している。
『妊娠出産から早2年、娘さんも一才となり現役復帰を発表した祭魂聖武ライオンズ不動のショート!
『無理ww』と書かれたハンマーで頭をどつかれたんじゃないかと思う衝撃。
あの巨体がショートで躍動してることにも驚いたけど、もっと驚いたのは毎年20本塁打以上“しか”打てないことだ。
どんな化物ピッチャーが
通算打率.272なら毎年コンスタントに結果を残せるバッティング技術があるってことだろ?
あの身体なら相応のパワーもあって、率を残せる技術が合わされば自ずと本塁打の数も増えるはず。
それが、20本にとどまってる? そんなに打球が上がらないって、この世界の野球は鉄球でやってんのか?
男女逆転の世界を舐めてたかもしれない。
いや、男女逆転というか完璧にファンタジー要素の介入の方だな。
人種超えて種族違うの追加されてるもんね。
俺が生きてた世界のWBCが面白い? そりゃそうだろ。
人間同士ゲームになるようにルール作られてんだから。
いや、怪獣同士の乱打戦とか正直普通に面白そうだけど……ずっと試合がそれになると味気ないと思えてしまうかもしれない。
不味いのが、この世界はシンプルに男女逆転。それは力や筋力という物も全てひっくるめて。
さっきも父さんが「こ、この蓋、固くて開けられないや……
さて困った。
獣人とかいうファンタジーがいる以上、恐らくエルフやそういう類もいると想定しておくべきだろう。
となるとシンプルな人間種ってだけでディスアドバンテージ。
オマケにか弱い男。
……難易度ルナティックか? 人生勝ったと確信してた十数分前の俺をブン殴ってやりたい。
「(だがしかし! 諦めるな王谷勝平。俺には神から授かった新たな命ともうひとつのアドバンテージがあるはず)」
何を隠そう、俺は神様にチート転生と言われてこの世界に転生しているのだ。
チートなんだチート。チートってのは大概のことは欠伸しながら物事を解決できる無敵の概念だ。
このチートがなければ勉強に励み将来は公務員を目指すチャートに変更しているところ。
一度はSHOHEIを目指したんだ、諦めきれない。
「(とは言ったものの、俺は神様がくれたチートの内容を知らないんだよな……神様は一体俺に何をくれたんだ? SHOHEIの身体をプレゼント! とか言ったらぶん殴るぞ。獣人がいるこの世界でSHOHEIの身体はもはや一般人に等しいぞ)」
あの神様は俺に何を授けてくれたのかとヤキモキしていると、俺の目の前に音もなく12インチ程度の物体が現れた。
iPadを想像すれば分かりやすいか、全面液晶の端末だ。
「(……父さんには、見えてない。良くある自分の能力だから自分にしか見えない的なやつか)」
お昼のドラマを見つつ、定期的に赤ちゃんの俺を確認する父さんが反応を示さない所を見て確信する。
これか。これが俺のチートなのか。
ドキドキ半分、恐れ半分の気持ちを抱きながらスマホの要領で画面に触れると、画面に光が
◆名前/
・身長82cm
・体重9kg
・努力値P=1000《努力値P交換》
【身体能力】
・ミート/ G1
・パワー/ G1
・スピード/G1
・スタミナ/G1
・コントロール/G1
・守備/G1
・頑丈/G1
・魔力/G1
【打者能力】
右適性・A
左適性・G
【特殊技能】
・なし
【投手能力】
右適性・オーバーC
左適性・オーバーG
【特殊技能】
・なし
こ、これは……! 転生者御用達、ステータスくんじゃないか!
最近だと転生に標準装備だからたいして注目されない、有って当たり前と説明を省かれるステータスくんじゃないか‼︎