貞操逆転世界の野球で『二刀流』に俺はなる!〜ガチムチ爆乳亜人メスvs一般転生ヒトオス〜   作:鎌原 や裕

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 本文に出てくるとかなり場所を取るので、前書きにて11歳王谷のステータスを発表。

 ちなみに、同年代の獣人の身体能力をステータス表記にすると平均ステータスは11歳王谷のパワーに+15、そのほかを−10くらい。種族柄、飛ばし屋に性格が寄るタイプが多い。
 エルフなら球速+5〜7、コントロールは同等、ミート、パワー−10。上手く打ったり、良い守備をするタイプが多い。投手力に秀でた種族。
 王谷は得能で盛ってるので人間としてなら傑出してるけど、才能ある亜人と並ぶと意外とトントンだったりする。
 
 ◆名前/王谷《おうたに》勝平《しょうへい》
 ・身長154.9cm
 ・体重55.2kg
 ・努力値P=10《努力値P交換》
 【身体能力】
 ・ミート/ D40
 ・パワー/ D40
 ・スピード/E+37
 ・スタミナ/D48
 ・コントロール/D+58
 ・守備/E+30
 ・頑丈/D43
 ・魔力/E25

 【打者能力】
 右適性・A
 左適性・A
 【特殊技能】
 ・『魔力の大花』…魔力値+15
 ・『岩の身体』…怪我をしにくくなる。怪我をしても治る速度が早くなる。頑丈+15
 ・『バッティング玄人』…ミート値+7パワー+7。
 ・『走塁巧者』…スピード値+10。塁に出るとスピード値に上昇補正(+10)。
 ・『身体成長促進(中)』…身体の成長を促進させる
 ・『エースを狙え!』…エースを相手にすると闘気が満ちてミート値、パワー値+15。集中力向上、弾道が高くなる
 ・『獣の心臓』…スタミナ値+15

 【投手能力】
 最高球速=127.1km/h
 右適正・オーバーA
 左適正・オーバーG
 【特殊技能】
 ・『メカニック志望』…コントロール値+15。【変化球】投球時のコントロール値+15
 ・『コントロール最重要視』…コントロール値+15
 ・『回転数アップ(中)』…球の回転数アップ
 ・『ノビ+2』…球が伸びるようになる
 ・『軟体投球』…身体の柔軟性が上がり、相手打者からボールの出所が見にくくなる。
 ・『直球愛好家』…ストレートの球速が少しアップ(+6km/h)
 ・『球速安定』…平均球速が最高球速に近くなる
 ・『エース初心者』…ここぞという場面の投球のノリが良くなる。コントロール値+5、球速値+3

 【魔法】
 ・『念力《テレキネシス》』…自分が手に触れた対象の物体を操作する。魔力値により操作時間、操作範囲、操作強度共に増加。



第九話 最近、なんか調子良いわ

 マジで最近ピッチングが調子良い件について。

 

 強豪リトルの聖森ウッドワーズに失点0だぞ? 監督に5回で変えられたけど、打者15人に投げて三振7!

 前の試合でホームランを打たれたエルリンデも三振にしたし、打者としてホームランも打った! 

 今回も実に素晴らしい練習試合であったな。努力値的にも内容的にも。

 

 ただ、まだまだコントロールの得能に頼りきってる感覚が指にある。

 盛ってる数字だからか、完全に自分の物として馴染んでないというか……完全に使いこなせているかというと微妙なとこだ。

 小3に上がったぐらいだったかな? SR得能が交換項目に解禁されてSR得能を獲得してから、この感覚はさらに強くなってる気がする。

 

「素振りの時間増やして、茶子に投げ込みの頻度あげて良いか聞いてみないと……」

 

 いつもならこういう時さっさと茶子の元に行き「練習しよう!」と呼び出すんだが……なんでも今日は俺にお客さんが来るらしく、自主練はお預けだ。

 

 なんだろうなぁ。男子中学校への編入は断ったし、男としての面倒な、あれこれは当分ないと思ってたんだけど。

 

 マイルームの床に寝そべって天井に向かい軽くボールを投げて遊んでいると、父さんから「勝平〜、お客さんだよ〜」とお呼びがかかった。

 

「はーい」

 

 部屋を出てリビングに入ると、見慣れたダイニングテーブルに見慣れない人影が。

 白の絵具にそのまま艶を与えたような白髪を肩まで伸ばし、特徴的な“翼”を僅かに揺らす、サングラスをかけた天人(てんじん)

 

 有翼(ゆうよく)亜人種? 珍しい種族で……随分とまぁ〜美人なお姉さんが来たな。

 

 堅苦しいスーツに身を包んだ女性は俺を見るなりゆっくりと立ち上がって歩いてくると、俺と目線を合わせるように(かが)む。

 

「(背たっか。2m前後か? 大型獣人でもないのに、こんなデカいのも珍しいな。身長的にも、おっぱい的にも)」

 

 堅苦しいスーツの中へ強引に詰められたパッツパツの胸が苦しそうに音を立てている。

 もう少し余裕のある服を着てあげられなかったのか? 衣服虐待だろそれは。良いぞ、もっとやれ。

 

「はじめまして、王谷勝平くん。(わたくし)、こういうものです」

 

 渡された名刺に目を通す。

 

「これはどうもご丁寧に……聖ローゼンクロイツ大附属学院、野球部監督兼教諭、白神(しらかみ)球子(たまこ)? ……聖ローゼン、クロイツ……聖ロゼッ⁉︎」

 

 好意的な笑みを浮かべる聖ロゼの監督へ、驚きに見開いた目ん玉を向けた。

 

 聖ローゼンクロイツ大附属学院と言えば、この大陸において最強の球女(きゅうじょ)が集うと名高い超名門。

 文武両道を唱え、偏差値もべらぼうに高い、そんな学校の教員が……一体全体なんで俺の家に?

 

「勝平、とりあえず座りなさい」

 

 あれ、いつもなら仕事の時間でいないはずの母さんがいる。

 これは……マジで大事な話っぽいな。男子校に入る入らないで父さんと随分揉めたから、当分は家族会議なんてやりたくないんだが。

 

 とりあえず自分の定位置に座ることにする。

 我が王谷家と白神さん全員が席に着いた。

 

「この度はお話の場を設けていただき感謝しております」

 

 白神さんが深々と頭を下げると胸も一緒に垂れ下がりボタンがギチギチと悲鳴を上げた。

 

 や、やめたげてよぉ……そんな、虐めないであげてよぉ……いっそのことボタンの一つや二つくらい開けてくれても良いんだけど「勝平?」へ?

 

「な、なに?」

「あなたは、中学生になっても野球を続けたいのよね?」

「まぁ、だから男子校に入りたくないって父さんと喧嘩したわけだし」

 

 いまだに納得はしてませんよと言いたげな父さんを尻目に、ハッキリと告げた。

 

「白神さんは、貴方をスカウトしたいんですって。マネージャーとしてじゃなく、正式な選手として」

「え……本当? ラッキー! 是非ともお願いします!」

 

 聖ロゼとか入ろうと思って簡単に入れる学校じゃないからな!

 強豪リトルとの試合ですら努力値が沢山入るんだ、強豪校での練習とかどうなっちまうんだ俺……!

 

 今の俺は間違いなく本家SHOHEIの12才時と比べてもクオリティで劣っていないはず。

 そんな俺が、強豪校で中学から猛練習? 努力値使い切れねぇよ(大袈裟)?

 

 両手をグーにして、天高く掲げる。

 脳内には勝利確定BGM。赤ん坊の頃に聞こえた勝利の音が、俺を祝福している。

 

 これは来てる。人生に流れが。

 世界がSHOHEIになれと俺に囁いているぜ!

 

「へ? あ、え、えっと……そ、そんなに簡単に決められてよろしいのですか? スカウトしにきた身ですが、彼は男性ですし……その、まずは断られるものとばかり」

「……なんと言いますか、もう勝平を普通の男性の括りで考えるのはとうの昔に辞めた……としか。この子、全然男の子らしくないというか、野球を始めたいと言ったり魔法を見たいと言ったり、暇な日は毎日素振りや幼馴染の子と投げ込み……現代の男像(おとこぞう)からはかけ離れた子なんです、勝平は」

 

 母さんが俺の頭に手を置いて、困ったように眉を曲げる。

 え? 俺ってそんな問題児みたいな子供と思われてたの?

 勝手に遠くまで外出したりしない、基本は茶子と一緒にいるようにした優良児の間違いでは?

 

「なるほど。男の子の身であの実力に至るからには只者ではないと思っていましたが、話を聞く限りとても破天荒な子なんですね」

 

 納得しましたと深く頷いてしまう白神さん。

 悲しいかな、この美人なお姉さんに俺は男のくせにおもしれー奴、みたいな認識をされてしまったようだ。

 

「(まぁ、聖ロゼには入学出来るし別に良いか〜!)」

 

 以降、つつがなく俺のスカウトは終わり無事に聖ロゼへの入学が決定。

 

 何度も父さんと母さんが「くれぐれも女の子に注意を」と釘を刺していたが、そんなに念押ししなくても良いだろうに。

 

 正直心配し過ぎと言うか、俺も最初は巨体のムチムチ女に戦々恐々としてたが接してみれば意外と普通というか、少しもてはやし気味ではあるが友人関係としては前世と大差ない気がする。

 

 茶子繋がりで会った亜人とリトルのチームメイトくらいしか接した経験はないけど、父さんと母さんが口酸っぱく言う「女の接し方を間違えるな」ってのがピンと来ない。

 

 まぁ、勝利確定BGMが流れてる俺ならどーにか出来んだろ! 目指せ、夢の『二刀流』! 男性初のプロ野球選手! 三冠王! MVP! そしてそしてメジャーデビュー! 

 

 




誤字報告、本当にありがとうございます。
自分で確認しても限界があるので、本当に感謝です。
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