少女と花嫁   作:吉月和玖

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163.井伊直華

『うわぁぁあーー!!』

 

試合終了のブザーが鳴り響くと同時に、僕の周りからは歓声が湧き上がっていた。

試合を行った両者は中央の定位置につき、お互いに礼をしてそれぞれのベンチへと戻っていた。

 

「ふふっ、面白い試合だったじゃないか」

「はぁぁ…(わたくし)は、ハラハラしてそれどころではごぞいませんでした」

 

僕の言葉に、憂は胸を撫で下ろしながら綾那の勝利を噛みしめていた。

 

「和彦さんは綾那が無我の境地に立つと分かって?」

 

そんな所に葵さんがいつもと変わらずの雰囲気で僕に確認してきた。

 

「まさか。今の綾那の実力なら良い勝負が出来る。というか、勝てると、それくらいしか考えていませんでしたよ。あれは、紛れもない綾那自身で自身の殻を破った結果です」

 

葵さんの問いかけに僕は笑いながら綾那の実力を称賛した。

 

「綾那をここまで研究され追い込まれたのは、僕にとっては誤算でしかありませんでした。太原雪斗さん。彼の情報能力を侮りすぎていましたね」

 

綾那がここまで追い込まれてのは、太原さんの情報能力を侮っていた己だと伝えた僕は、歯を食いしばり両手で握っていた力を強めた。

 

「和彦さん…」

 

そんな僕の両手に、五月が心配そうに右手を下にして、両手でそっと置いてきたので、そんな五月に心配ないと言わんばかりににっこりと笑顔を向けた。すると、五月も笑顔を返してくれた。

 

「こほんっ…新婚で仲がよろしいのは良いのですが、その辺で。綾那が戻ってきましたよ」

 

そんな僕と五月に、葵さんが咳払いをして、仲良くするのはその辺にして綾那を迎えるように伝えてきたので、五月は慌てて自分の両手を自分の膝の上に戻した。

全く。自分だって時と場所を考えてほしいんだが…

 

「お疲れ様です、綾那さん!」

「おつかれ〜♪てか、あれは使わない方がいいって言ったのに!」

「すみません。何だかここで使った方が()()()と思いましたので」

「──っ!へえぇぇ〜♪」

 

綾那を迎えた四葉とことりであったが、ことりが前に自分に使った明鏡止水もどきを最後に使った事に、自分の助言を大事にする様に文句を綾那に言った。

しかし、綾那は謝りはしたもののここで使ったら面白いと笑顔で答えたので、一瞬ことりは驚きはしつつも楽しそうにニヤリと笑みを浮かべた。

 

「綾那」

「!師匠!憂様!」

 

僕が憂を伴い綾那に近づくと綾那は笑顔でこちらを見た。

 

「──っ!綾那…?」

 

そんな綾那の雰囲気に憂は少々驚いている様だ。

 

「ふふっ、試合はどうだった?」

「はい!今までの私は勝つ為だけに真剣に空手に取り組んできました。しかし、最後に師匠や四葉さん、ことりさんの言う楽しむ空手というのを思い出し、負けるのを覚悟でこの後どのようにすれば楽しめるか考えたら、相手の動きが急に遅くなったのです。なので、これなら通じるし面白い結果になるのではという思いで技を決めることが出来ました!」

 

驚きの表情の憂をよそに、僕は微笑みながら試合の感想を綾那に聞くと、興奮した様に返ってきた。

 

「それは、綾那が知らず知らずのうちに無我の境地に入ったからだよ。良くやった。これからも、綾那の長所でもある綺麗な型や、相手の動きを見極める洞察力を一緒に高めていこう」

「あれが無我の境地……は、はい!よろしくお願いします!」

 

無我の境地に入った状態を忘れないように、先程の試合を思い出していた綾那ではあったが、僕の頭を撫でる動作と言葉に嬉しそうに返事をすると、元の場所に戻り座って、グローブなどを外しながら、左隣のことりから色々とからかわれている様である。

絆も深まっている様だし何よりだ。さて…

 

「井伊」

「は、はい!」

 

既にヘルメットなどを装着していつでも試合に行ける状態の井伊に超えをかけると、若干緊張した趣きで返事がありこちらを向いてきた。

 

「通常の公式戦であれば、井伊と榊原の二人の出番は無く試合終了だけど、今日はこのまま試合を行ってもらう。相手は既に三敗してるから、これ以上の負けは駄目だという気持ちで、焦っているところもあるだろう。だから、井伊は井伊のいつもの調子でやれば問題無いはずだ。行ってこい!」

「は、はい!!…………あのぉ…一つお願いがありまして…」

 

元気よく井伊を送り出したつもりではあったのだが、何やら両人差し指でつつきながらもじもじと井伊がお願いをしてきた。

 

「お願い?今?」

「は、はい!あの……輝のセリフで私を送り出してくれませんか!!」

「へ?輝のセリフ?」

 

今で無いといけないのか聞くと、井伊はヘルメットを被ったまま両拳を握って、僕の方に身を乗り出す様に輝のセリフで送り出してほしいとお願いしてきた。

 

「何よ、ひかるって…」

「えっと…アニメのキャラクターらしいですよ。最近、井伊さんにオススメされて、和彦さんもよく観られてます。流石に私の勉強を見てくれている時にスマホで観ていた時には怒りましたけどね!」

 

輝の事を知らない二乃が、輝とは何か口にすると五月が説明した。最後には、五月の勉強を見ている時にも僕がスマホで観ていた事を文句言いたげに話していた。

 

「ふふっ…しっかり夫婦やってる…」

「そだね。兄さんをちゃんと叱れてる様で何よりだよ」

「ま、五月ちゃんなら大丈夫だよね」

 

言う時はしっかりと言っている様で、夫婦の関係も良い方向にいっている事に三玖とことりと一花は嬉しそうに話していると、五月は当たり前だと言わんばかりに笑顔を向けていた。

 

(絶対に言えない。そんな時はいつも以上に体を求めているなんて…絶対に…)

 

しかし、そんな五月も冷や汗をかきながら、そんな事を考えているとは、誰にも気づかれずにいた。

 

「えっと…僕と輝の声って結構違うと思うんだけど…」

「それでも良いんです!私に勇気をください!」

 

あっちはあっちで五月が大変そうだなと思いながらも、自分と輝の声が似ていないと井伊に伝えるも、それでも構わないと伝えてきた。よく見ると、井伊の体は少し震えている様に見える。

仕方ない。今回は多めに見ておこう。

 

「分かったよ。けど、似てないとか文句無しだからね?」

「わぁぁっ…!ありがとうございます!」

 

輝ねぇ……確か、僕より少し声が高かった様な…じゃあ、少し高めで話せば良いか。

 

「で?スマホを差し出してるのは何でかな、小百合?」

 

そんな風に考えていると、僕と井伊の間にスマホを差し出している小百合に一言ツッコミを入れておいた。

 

「あははは…ほらっ…!また、直華ちゃんが緊張しちゃった時様に録音しておこうと思って!」

「……本音は?」

「…………今後の為に撮っておこうかなって…ダメ?」

 

全くこの輝マニア達は……

 

「分かったよ。じゃあ恥ずかしいから1回だけね」

「「はい!お願いします!」」

 

小百合と井伊が息ビッタリに返事をしてきたので、若干引きつつもコホンッと咳払いをして、自分なりに輝になりきってセリフを伝えた。

 

『大丈夫だよ直華。直華の努力は僕も見てきたからね。きっとその努力は報われる。いこう!直華の努力のお披露目の時間だよ!』

『──っ!!』

 

自分なりに輝に寄せて話したつもりだったが、大丈夫だろうか。心無しか周りの人達も固まった表情でいる様だが…

 

「よしっ!」

「おっと…」

 

そう考えていると、井伊が気合いの入った声を出して中央に向かって歩いていった。

感想とか聞かせてほしかったんだが……

 

「小百合。今の音声データ私のスマホにも送っといてよ」

「え?」

「あら、(わたくし)にも是非とも送って欲しいですわ」

「は?」

「まどろっこしいから、グループチャットに送ってよ。直華は個人で送れば良いけど、他だったらそれで済むでしょ!」

「へ?」

「了解。じゃあ、後で送っておくね」

 

そこに、芹菜と葵さんと二乃が音声データを自分のスマホに送るように小百合にお願いするものだから、僕はすっとんきょんな声しか出なかった。

一方の小百合は問題ないと答えてスマホを操作し始めた。

 

「凄いですね。井伊先輩からは闘気とはまた違ったオーラを感じます。効果覿面の様ですね」

 

一人、井伊の状態を見ている綾那が現在の井伊の状況を関心しながら伝えてきた。

確かに、何かとてつもないものを井伊から感じてくる。

 

「先生って、本当に女たらしですよねぇ。最愛の奥さんが近くにいるって言うのに」

「だよな。俺たちにもお零れが欲しいぜ」

 

女性陣達とは反対に男性陣からは、文句の様な声が聞こえてきており、馬場と内藤が愚痴を言っている様だった。

 

「なるほど…ああいうギャップもつけた方が三玖さんに振り向いてくれるかもしれないのか…流石師匠。勉強になるぜ」

 

忠義は忠義で、何かを得たかの様にブツブツと考えるように両腕を組んで、目を閉じていた。

ま、井伊のやる気が上がったのならそれに越したことはないから良しとしよう。

そう考えた僕は、周りを気にせず席につき井伊の試合を見守る事にするのだった。

 


 

〜駿府学園side〜

 

時は戻り。綾那に負けた飯尾がトボトボと肩を落としてベンチに戻ってきた。

 

「申し訳ありません、太原コーチ。あと少しのところで逆転を許してしまいました」

「そうしょげるな飯尾。お前はよくやった。最後の木下選手の攻撃は私の予想範囲外だったんだ。次の本番の時に雪辱を果たそう」

「は、はい!ありがとうございます!」

 

申し訳ない顔でいた飯尾であったが、優しい笑みを浮かべて飯尾を労うと、飯尾にも笑みが戻ってきて雪辱戦に燃えていた。

 

「それより飯尾。最後のお前の攻撃。流されはしなかったか?」

 

そして、飯尾が自身の座る場所に正座で座ったところに、雪斗から真剣な表情で飯尾に質問をした。

 

「──っ!コーチの仰っる通りです。私は木下選手の左胸辺りを狙って突きを出したつもりだったのですが、何故か何もない空間に私は突きを出していたのです」

 

雪斗の質問に、飯尾は振り返り雪斗と対面するように正座で座ったまま雪斗の言う通りだと伝えた。

 

「え!それって、あれじゃないの…?」

「だよね。だって、向こうにいるんだもん」

 

そんな飯尾の言葉に周りの部員が何かに気づく様に騒ぎ始めた。

 

「……吉浦選手の明鏡止水、か…」

『──っ!!』

 

そんな中で、落ち着いた声色で和彦の使う明鏡止水の技の名前を雪斗が口に出すと、周りの部員は驚きの表情で固まってしまった。

 

「しかし!いくら、吉浦選手の指導があるからといっても、あれを常人が使えるようになるとは思えません!」

「その通りだ。あれは、吉浦選手だからこそ使える技。相手の次の攻撃パターンを予測し、その攻撃の軸をズラしてしまう技だ。となると、何か違うところがあるやもしれん。編集班は、さっきのところをしっかりと編集しておいてくれ」

『分かりました!』

 

明鏡止水の言葉に対して、ある部員から和彦以外に使えるものではないはずだと意見が上がると、雪斗はそれに肯定して、何か他の方法で飯尾の攻撃を流したかもしれないと察知して、動画の編集を行っている者達に指示を出した。

それに対して、動画編集を行っている部員達は揃って返事をして、すぐに取り掛かっていた。

 

「萩」

「はい!」

 

そして、副将でもあり次の試合の準備が整って中央に向かおうとした萩に対して、雪斗は真剣な表情で呼び止めた。

 

「今回のお前の相手は去年の地区大会の個人戦や中学の頃のものしか無かった。先程の木下選手や、狂乱の乙女。それに先鋒の女子部員同様何が起こるか分からん。格下と思わず、私の指示以外の事があれば、十分に警戒して当たるように!」

「はい!」

 

萩は雪斗の言葉を聞くと、油断する事が無い様にと自分に言い聞かせながら中央の定位置に向かっていった。

 

(井伊直華。高校二年生。昨年は、一年生ながらも地区大会に個人で出場。まあ、それは出場する選手がいないという事もあるが……それもあってか地区大会でも二回戦で呆気なく敗退。中学でもこれといった突起するものは見当たらなかった。今回の団体戦でも、人数の少なさから出場してはいるが…どう出てくる?)

 

雪斗は、今日の試合のデータ収集は別の日と考え、副将戦は初めからしっかりと己の目で観る事にするのだった。

 


 

〜直華side〜

 

女子団体戦副将戦。

始まってから、そろそろ一分が経過しようとしていたが、この試合は始めから直華が主導権を握っており、ポイントも四対零と大きく離していた。

 

(凄い!本当に相手の攻撃が遅く見える!それに、先生に言われた練習メニューのお陰か、全然体力が落ちてこない!これなら、まだ攻められる!)

 

直華は中学から、今と同様に相手の情報を頭に入れて戦う戦法を使っていた。

しかし、その情報を手に入れる事も困難であり、またその情報を元に試合を行う体力や動体視力も無かったので、今まで良い成績を残せずにいた。

しかし、和彦が指導に入るや否や、和彦は直華には体力アップが必要と直ぐに判断し、そのトレーニング方法を授け、更には憂や葵といった今井家からの情報が入ってくる事で、直華の戦法は芽を出し始め、和彦という相談役もありで、あの四葉やことり、綾那といった猛者を相手に勝率を徐々に上げていっているのだ。

そんな直華にとって相手の萩は研究に研究を重ねた相手でもあり、また、文香などといった超人達に比べれば攻撃スピードも遅いので、直華の思い描いた展開に持っていくのは容易かったのだ。

 

「うわぁぁぁ…相変わらず嫌な戦い方だよねぇー」

「ううぅぅ…ことりさんの殺気も嫌ですけど、井伊さんの相手も嫌なんですよねぇ。なぜか攻撃が読まれてて、当たらないんですもん」

「ことりさんや四葉さんといった感覚派にとっては、井伊先輩は苦手な相手でしょうね。勿論、私も少々苦手に感じますが」

 

現在の直華の試合を観ながら、ことりと四葉は嫌な思い出が蘇ってきたのか、直華の事を苦手意識を持って話していた。

それに対して、綾那が相性の問題もあるが、自分も直華の戦法には苦手意識を持っている事を伝えた。

 

「井伊は、試合が始まる前からある程度の試合の流れを既に頭の中でイメージしているからね。ことりも四葉も、攻撃の速さとかはあるけど、行動パターンが単純だからね。井伊にとっては格好のカモなんだよ。それに、今の試合の様に思っていた試合の流れと違う事になっても、瞬時に頭の中で修正しているからね。あれは僕には出来ない代物だよ」

「ですわね。どちらかと言えば、あちらの太原殿の戦い方と瓜二つかもしれませんわね」

 

和彦が直華の戦い方を説明すると、葵が直華の戦法は雪斗と同じであると補足した。

 

「太原選手とか……太原選手の試合ってあんまり見た事ないんですよねぇ。大学一年の時に情報を集めようとしたら、直ぐにその年の全日本選手権の出場は無いって分かったんで」

「なるほど……誰かある」

「はっ!」

 

和彦が葵の言葉を聞いて、雪斗の試合をそこまで見た事が無いという言葉に葵はすぐに行動に移した。

そして、付き人の一人を呼ぶと指示を出し始めた。

 

「太原雪斗殿の今までの試合や練習風景など、ありとあらゆる物を手に入る物を用意なさい」

「御意!」

 

葵の指示を受けた者は直ぐさま行動に出て、何人かと話すとその者達と動き始めた。

 

「今年の全日本選手権に出場してくるのであれば、和彦さんには必要なもの。また、今後の直華殿にも良い材料になるかと」

「何から何までありがとうございます。本当に頭の回転が早くて助かりますよ」

「ふふっ…何でしたら、ご褒美をいただけますと嬉しいのですが♡

 

和彦の感謝の言葉に、葵は口元を開いた扇子で隠しながら舌ずりするように、和彦の右耳元に話しかけていた。

 

「えっと……それは、またお時間がある時にでも…」

「ふふふ…約束ですよ♡」

 

葵の提案に和彦は困った顔でまた今度と返事をすると、葵は嬉しそうに元の位置に座った。

 

「和彦さんも大変ですね」

「はぁぁ……夏休みが怖いんだが…」

 

そんな和彦と葵のやり取りを見ていた五月は、心配そうに和彦に声をかけるも、和彦はため息混じりに夏休みの恐怖を感じていた。

 

(くっ…!この選手っ…!私の嫌なところばかり攻めてくる!それに、私の攻撃も全て読まれているような。これでは、太原コーチと模擬試合をしていると同じではないかっ…!)

 

一方の直華の相手の萩は、攻めずらく守りにくくといった感じで、直華の戦法に悪戦苦闘をしていた。

 

(あれは相当萩の事を研究してきているな。萩がこう動けばこう返し。攻撃を止めればこう動く。恐らく試合前からこの展開を作っていたのだろう。そして、研究していたよりも優先になるや、展開を瞬時に変更する。なるほど、この戦法を行うには周りの指導者や情報収集能力が無ければ発揮されない。この井伊という選手は、前の三人よりも厄介かもしれんな)

 

悪戦苦闘している萩の試合を観ながら、雪斗は直華の戦法について理解し、そして誰もが苦戦するであろうと考えていた。

 

(吉浦選手という指導者に今井家という情報収集能力。この二つが合わされば、正に彼女は最強だな…)

 

ビーーーーッ!

 

雪斗が直華の事を褒め讃えたところで、試合終了のブザーが鳴り響いた。

結果。直華の六ポイントと萩の零ポイントという圧倒的な実力差を見せつける試合結果となるのだった。

 

 




今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。

今回では、副将戦でもある直華を中心に書かせていただきました。
和彦の指導能力と今井家の情報収集能力が合わさり、直華は無双の試合運びを行う事になりました。
一応、アニメオタク気質のところは出しておきました。
和彦を想う女性陣にとっては、和彦の話し方にいつもとのギャップがありで、良い材料になった様です。

さて、残すは大将の康恵だけとなりました。
ここまでの四人の試合を観て、一人緊張しているのは確かでしょうね( ^_^ ;)

次回の投稿は8月31日を予定しております。
次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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