少女と花嫁   作:吉月和玖

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165.駿府学園の汚点

女子団体戦は見事全勝という形で終えることが出来た。

今では女子部員は喜びの表情で肩を組んで円を描いている。

逆に男子のメンバーは、最初は喜んでいたものの、自分達の試合が近づくにつれ、緊張の空気が漂っていた。

 

「あらあら…男子の方々は何やら緊張なさってますね」

「それは…まあ……自分の学校が勝ったのは嬉しいでしょうが……」

「ほぼ大差をつけての完全勝利を目の前で見せられてはねぇ」

 

そんな男子達の様子に、開いた扇子で口元を隠しながらクスクスと笑っている葵さんに、男子達が緊張している理由を芹菜と小百合が苦笑いで答えた。

まあ、芹菜と小百合の言ってる事も分からんでも無いんだが、そこまで考えなくてもなぁ……

何か一言言ってあげようと思ったのだが、そんな男子達の前に仁王立ちで両拳を腰に当てた二乃と、しゃんと背筋を伸ばした憂が立っていた。

 

「何なのあんたたち!しゃんとしなさいよ!」

「二乃先輩の仰る通りかと。これから試合ですのに、そのような状態ではいつもの実力の半分も出せませんよ」

 

二乃と憂の二人の言葉に男子達はピタッと二人に注目した。

 

「あんたたちはここに勝ちに来たの?」

『───っ!!』

 

二乃の呆れるような言葉に男子部員一同は言葉を失った様に固まった。

 

「吉浦先生が榊原副部長に仰ったではありませんか。(わたくし)達はどういう存在なのかと」

「俺たちは挑戦者……」

 

憂の言葉に、馬場が言葉を漏らした。

 

「そうよ。あんた達は毎年予選敗退の弱者。そして、相手は全国大会出場の常連校。実力の差は歴然なのは当たり前でしょ」

「二乃先輩の仰る通りかと。現にことり先輩と綾那は途中まで押されてましたから。まあ、四葉先輩は別として井伊先輩は予想以上の実力が発揮され、榊原副部長も情報以上の実力を発揮されたので、男子部員は恐らく警戒心無く本気でくるでしょうが」

 

二乃の実力の差が歴然だろうという言葉に憂が肯定し、更には女子の試合の結果、男子は最初から全力でくると付け加えた。

その言葉に男子部員達はゴクッと唾を飲み込んだ。忠義を除いて。

 

「しかし、皆様方が駿府学園に劣っているとは(わたくし)は思っておりません。皆さんは、吉浦先生がご用意したあの過酷なトレーニングを欠かさず行ってきました。よって、実力差は拮抗している、と(わたくし)は思っております」

「どうよ!自分たちが駿府学園の本気に勝った時の光景を思い浮かべてみなさい!最高じゃない!」

「しゃーーーーー!!二乃先輩の言う通りだぜ!俺たちはやれる!!」

 

更に憂の、僕の用意したトレーニングを行ってきた事で実力は上がっているという言葉に、二乃が勝った時の自分たちの事を想像してみなさい、とニヤリと声を出すと、忠義が雄叫びを上げるように活を入れると、周りの男子も同調して肩を組んで円陣を取り出した。

 

「女子だけに良いとこ持ってかれるなよ!俺たちもやるぞ!」

『オウッ!!』

 

酒井の音頭に男子達も心が一つになった様だ。

そんな姿に満足しながら、僕はまた武道場の中央に向かってオーダーを持って歩きだした。

 

「ふふっ…中々気合いが入っている様ですね」

「あはは…空回りしないと良いんですけどね」

 

太原さんのにこやかな言葉に、僕は苦笑いをしながらオーダー表の交換を行った。

 

「こちらも、女子の試合を観て男子はやる気満々になっていますからね。いい試合が観れそうです」

 

ご機嫌な様子で太原さんはオーダー表の交換に応じると、そのままベンチに戻っていった。

あの人も僕と同じで、相当な空手好きの馬鹿って事か。

そう思った僕も笑みを浮かべながらベンチに戻っていった。

 

「よし!気合いが入ったところだけど、オーダーはこの間伝えた通りにいく!馬場!先陣切って流れを持ってこい!」

「オッス!」

「向こうのオーダーは、僕が前もって言ってた通りだね。鵜殿(うどの)朝比奈(あさひな)岡部(おかべ)瀬名(せな)。そして、大将に今川家次男の今川氏彦(いまがわうじひこ)。以上だ」

 

やはり()()()()()()()()()オーダーで来たか。鍵を握るのは、副将の山県だろうな。

 

「男子はほぼ全員が全国区レベルだ。一時の隙を見せずにいこう!」

『オッス!』

 

僕の言葉に全員が気合いの入った言葉を返してきた。

 

「勝ち負けに拘らないように。今日の目標は?」

『試合を楽しむこと、です!』

「よし!いこう!」

 

男子部員からの返事に満足した僕は両手で叩きながら、送り出した。

 


 

〜雪斗side〜

 

「良いか!?相手を地区予選敗退する様な弱いチームだと思わず、全国大会だと思って望んでこい!」

「「「「オッス!!」」」」

「大丈夫っすよ、太原コーチ。女子はたまたま強いメンバーが揃ってただけであって、男子はそこまでの成績を残した者はいない。今度はこっちが大差つけて勝ちますって」

 

雪斗の言葉に氏彦以外の男子は気合いを入れて応えるも、氏彦だけは余裕の表情でいた。実際に忠義以外の男子は去年の個人戦と団体戦に出場していない。男子は女子と違って人数が多く、去年は三年生だけの出場となった為である。

だが、今年から部員が大幅に減り、酒井と内藤が三年。馬場と山県が二年。そして、忠義が一年生という学年もバラバラな構成となっている。

それを見て氏彦は余裕の表情でいるのだ。

この今井氏彦。極度に甘やかされて育った為に正親程空手に執着をせず、練習にも参加せずに学園の女子とデートをしているのだ。顔だけは良いので、学園でも結構モテているが、空手部の中では、男子・女子共に評判は最悪である。

そんな氏彦の実力は分かったものではあるが、顧問の義明の命で大将の地位にいるのだ。

そんな事を、氏彦よりも強いにも関わらず団体戦に出れない部員達は憤りを感じていた。

 

「はぁぁ…まあ良い。瀬名。お前に掛かっている。良いな?

「はい!」

 

(今回の団体戦。勿論勝ちに拘ってはいるが、この氏彦の性根を叩く良い機会だ。相手はあの本多忠義。吉浦さんの事だ。相当鍛えてきてるだろう)

 

雪斗も大概に氏彦の性根にはうんざりしていたので、今回の試合で自分の愚かさを刻んでもらおうとも考えていたのだ。

それは他の部員も同様で、小さな声で雪斗は瀬名に指示を出すも、瀬名は分かっていると頷き返していた。

こうして、男子団体戦の試合が切って開始されるのだった。

 


 

男子団体戦は予想通り、白熱した試合展開になっていた。

先鋒である馬場は、勢い良く試合展開を運ぶ事が出来、四対一で勝利を収めることが出来た。

 

「よーし!内藤先輩頼んますよ!」

「おう!」

 

続く次鋒戦。

内藤は何とか先手を取るも、相手の勢いが強くその先手を守る事が出来ず、一対二で敗れしまった。

 

「くっそおおっ!後ちょいで追いつけたんだけどなぁっ!忠之!仇を取ってくれ!」

「おう!任せとけ!」

 

敗れた内藤ではあったが、全国区の選手とほぼ同じ実力であると実感したのだろう。楽しそうに笑顔で酒井に次を託していた。

 

「どうだった内藤?駿府学園男子で一番強い朝比奈は?」

「げっ!?俺の相手一番強かったんすか!?通りで、先手取られた後も冷静だと思いましたよ。けどま、良い勝負が出来て楽しかったっすよ」

「なら何よりだ」

 

僕の問いかけに内藤は驚きつつも楽しい試合だったと感想を伝えてきた。

 

「え!?一番強いのって大将の今川って選手じゃないの!?お兄ちゃん、あんなに強かったのに」

 

そこに驚きの表情で一花が聞いてきた。

 

「いや、実力で言えば、朝比奈、岡部、鵜殿、瀬名、今川の順番だね」

「げ!?じゃあ、俺の相手が一番あの中で弱いって事っすか!?いやいや、でも駿府学園で団体に選ばれてる位だ!五番目だろうが強いに決まってる!!」

 

一花の問いに僕は正直に実力順を伝えた。

 

「て事は、私たちと同じ先手必勝型のオーダーって事だね」

「まあ……そうなりますわね」

「?」

 

ことりは男子の動画を観ていない様で氏彦の実力を知らない様で、女子と同じで先手必勝型だが、前が負けたら後ろがカバーしてくれると思っている様だ。

しかし、氏彦の実力を知っている葵さんは、何か言いたげな言葉でことりの言葉に肯定したので、そんな葵さんを五月が不思議そうに見ていた。

忠義が燃えてるんだ。釘を刺すのは悪いだろう。

そう考えていると、中堅戦が終了していた。

結果は二対三。後少しのところで酒井も敗北してしまった。

 

「くぅぅぅ〜…」

「ドンマイドンマイ!部長よくやりましたよ!」

 

悔しそうに、しかしにこやかな顔でベンチに戻ってくる酒井に馬場が両手を叩きながら出迎えていた。

 

「さてと……」

「山県先輩!頼んます!」

「ふっ…お前はお前の試合の心配だけしてれば良いさ」

 

酒井が負け、現在駿府学園の勝利にリーチがかかっている状況下ではあるが、山県は落ち着いた表情で準備をしながら、声をかけられた忠義に冷静に答えて道場中央に向かって行った。

 

「相変わらずの冷静沈着な男だねぇ」

「ええ。しかも実力もおありでそれを晒す事もなさらない。本多さんもうかうかしてられませんわね」

 

山県の態度に感想を述べると、近くに来た憂が同意して、忠義よりも強くなるかもしれないと意見を述べてきた。

実際、部内稽古でも二人の実力は拮抗してて、忠義も焦ってるみたいだしね。

そんな風に笑みを零しながら山県の試合を見守っていた。

 


 

〜昌也side〜

 

自分達の方が負けている状況ではあるものの、昌也はいつもの如く冷静に定位置に着いていた。

一方の対戦相手である瀬名には、表情の固さが見えていた。

 

「ふふふ…ここで貴方が負ければ駿府学園も終わりですからね。緊張するのも無理はありませんよ」

「──っ!お前知ってっ───!?」

 

氏彦の実力を知っている事に驚いた瀬名であったが、次の瞬間更に驚きの表情となっていた。

昌也から穏やかな雰囲気からも、圧倒的な気迫を感じたからだ。

 

「とは言え、我々も後がない。申し訳ありませんが、始めから全力でいかせてもらいますね」

 

にっこりと笑みを浮かべている昌也の周りでは、濃密な闘気が上がっていた。

 


 

〜忠義side〜

 

(──っ!!あれはっ!)

 

昌也の様子に気づいた忠義は、ばっと和彦を見た。忠義とほぼ同時に四葉も気づいた様で、四葉も和彦を見ていた。

 

「あいつ……いつの間に…」

「あらあら…これは驚きですわね」

 

忠義と四葉の視線が来た所で、和彦と葵は驚きの表情で昌也を見ていた。

 

「なになに?」

「……山県さん。闘気を全身に纏っています…それも、相当な密度です…」

 

結愛が和彦と葵の反応に気になったのか四葉に聞くと、四葉は緊張した趣きで現状の昌也の状態を伝えた。

 

「嘘っ!?」

「私にはやはりまだ見えませんね。ただ、雰囲気は断然に変わったのは分かります」

 

四葉の言葉に、ことりが驚き、綾那も闘気を見えはしないが雰囲気が変わった事には気づいていた様だった。

 

「お。あいつ、珍しく本気出してんじゃん」

 

そんな中、信彦は闘気云々ではなく、昌也の雰囲気で本気である事に気づいた様だ。

 

「馬場先輩。山県先輩はいつからあの状態に?」

 

そんな信彦に憂が興奮するように確認をした。

 

「ん?つい最近だよ。俺と二人でよく家の庭でも稽古してたんだけど、ある日自分にも先生みたいなオーラみたいなのを感じるって、両手を見ながら珍しく驚いてたぜ。で、その後もコントロール出来るように、俺も稽古に協力してたって訳。ま、それでも俺が勝つ時はあるけどな」

 

自分はそんな状態の昌也にでも勝てるとご機嫌な表情で信彦は答えるも、これはとんでもない事であると和彦達は驚いていた。

 

(くっ……山県先輩に出来て、何で俺だけっ!)

 

悔しそうに正座の状態で、ズボンを握りしめていた忠義の両肩に二つの手が置かれた。

 

「え……?」

「なに、暗い表情してんのよ」

「そう…タダヨシには似合わない…」

「三玖さん…二乃先輩…」

 

置かれた手は二乃と三玖で、二乃が忠義の右肩に左手を。三玖が忠義の左肩に右手を置いていたのだ。

 

「別に闘気があろうとなかろうとあんたは強い!でしょ?」

「うん…!なんたって、先生の一番弟子だからね…!」

「──っ!」

 

二乃と三玖が笑みを浮かべながら忠義を励ましていた。

そんな時、忠義が和彦に闘気の出し方を聞いた時の言葉を思い出していた。

 

──は?闘気の出し方?そんなもん無いよ。熟練を磨いた者が自然と出せるようなものだしね。それもあって、四葉も出せないし、ことりだって不安定だ。でもま、強いて言えば……

 

「己の強さを信じ、心は冷静にそして胸は熱く…!」

 

和彦の言葉を忠義が声に出した所で副将戦は、昌也の八対零で終わっていた。時間にして、一分十三秒である。

 

「お二方とも、ありがとうございます!何とかいけそうです!」

「なら、しっかりとした姿見せなさいよねっ!」

「期待してる…っ!」

 

パンッ…!!

 

忠義が二乃と三玖にお礼を伝えると、二乃と三玖はそれぞれ忠義の肩に置いていた手で、忠義の背中を思いっきり叩いて檄を飛ばした。

それに応える様に立ち上がった忠義は、今までに無いくらい頼もしい表情で道場の中央に向かって歩きだした。

試合を終え、満足気な昌也は入れ違いにそんな忠義の表情を見て嬉しそうに笑みを浮かべるのだった。

 


 

〜氏彦side〜

 

「たく、ダラしない試合しやがって。俺が勝利を収めてくるから見とけよな」

 

昌也に為す術も無く敗れて帰ってきた瀬名に、氏彦はそんな言葉を残して中央に向かおうとしていた。

 

「氏彦」

「あん?何すか、コーチ?」

 

そんな氏彦を雪斗が呼び止めるも、氏彦の態度はコーチを敬う様な態度を一欠片も出さない態度であった。

 

「一つ賭けをしよう。この試合、もし氏彦が勝てば、今後の氏彦の行動に私は何も口を挟まない。しかし、もし無様にも負けることがあれば、今後私の言う事はどんな事でも聞く。どうだい?」

「はっ!良いのかよ、そんな事言って」

「ああ。どうする?怖気付いたかな?」

「誰が!!良いぜ!その言葉覚えとけよ!」

「ああ。お前もな」

 

雪斗の提案に怪しんだ氏彦であったが、雪斗の挑発に簡単に乗った氏彦は、悪態をつきながら中央に向かってドスドスと歩いていった。

 

「申し訳ありません、コーチ。うちの学園の恥を晒す様な事になって……」

 

そこに、昌也に手も足も出なかった瀬名が悔しそうに雪斗に謝った。

 

「いや。あればかりは仕方がない。山県昌也。あの男も次元が違い過ぎる。それに、この試合で氏彦にとって良い薬になるだろう」

 

謝罪する瀬名に、雪斗は優しく声をかけると、笑みを零しながら道場中央に目を向けた。

 

「お前、一年坊何だってな!悪いけど、一瞬で終わらせる事になるけど悪く思うなよ?」

 

定位置に着いた氏彦は、先に定位置に着いていた忠義に挑発的な言葉を吐いた。

だが、そんな言葉も聞こえないのか、忠義はただ黙って目を瞑っていた。

 

「ちっ!何だコイツ?さっさと終わらせてやるか」

 

何の反応も無い忠義に面白味が無いと判断した氏彦は、形式的に礼をした後、はじめの合図が入ると構えた。

だが、次の瞬間忠義がすぅぅっと息を吐きながら目を開けると、一気に空気が変わった。

 

(な、何だ!?何やったんだ!?こいつ!)

 

忠義は闘気を出す事に成功し、そのまま構えに入った。

だが、まだまだコントロールが出来ておらず、お互いのベンチにまで闘気が飛んでしまっていた。

 

「ふん!何よ。やればできるじゃない」

「ふふっ…カズヒコさんと同じ様な空気だね…」

 

それでも旭高校のベンチサイドには特に変化は無かった。

殺気も無く、和彦が出す闘気に似ているからかもしれない。

 

「たく……帰ったら、また精神の特訓だな…」

「ふふふ…和彦さん嬉しそうですよ?」

「むっ…ま…まあね…」

 

和彦は呆れ気味に話すも、五月の言葉に言葉を返せなかった。

 

(まさかここまでやる選手とは……終わったな…)

 

「タンカーの準備を!」

「え?は、はい!」

 

一方の駿府学園側では、慣れない闘気に当てられて、何人もがしゃがみこみ体をブルブルと震わせていた。

そんな中、ものともしない雪斗は、この試合は終わったと心の中で囁き、タンカーの準備の指示を出した。

すると、何とか耐えていた生徒が返事をして、他のメンバーを連れてタンカーの用意に向かった。

 

(な……なんだよコイツ!!いきなり雰囲気変えやがってっ…!───っ!!鬼!?)

 

静かに闘気を放ちながら構える忠義に、氏彦は動けず、どちらかと言えば、少しずつ後ずさりしていた。それも、自分の意思が勝手にだ。

すると、氏彦は忠義の後ろに闘気で出来たオーラが鬼へと変貌する様に見え、更に怯えてここから逃げ出したい気分でいた。

しかし、それを忠義の正拳突きが許さず、そのまま氏彦の腹に忠義の正拳突きが決まった。

 

「うっ…かはっ…」

 

ドッ…ドサッ…

 

正拳突きを決められた氏彦は、為す術も無くその場に膝から落ち、前にうつ伏せに倒れてしまった。

 

「は?今までの選手と全然違うじゃねぇか。何でこんな弱い奴を出してんだ?」

 

氏彦のあまりの弱さに呆れた忠義は、消化不良の様な顔で定位置に戻った。

その後、また和彦と雪斗が素早く氏彦の意識確認が入り、和彦が頷いた事で審判が合図を出した。

 

「有効!また、戦闘不能により大将戦、旭高校の勝利とする。よって、三対二で旭高校の勝利です!」

『よーーしっ!!』

 

心配の合図を聞いた、旭高校男子団体戦メンバーは勿論。その他のメンバーもこぞって喜びの歓喜を上げるのだった。

 

 




今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。

今回は、男子団体戦を早回しの一話で終わらせました( ̄▽ ̄)
サブタイトルの通り、駿府学園汚点こと今川氏彦の登場です。こうやって見ると、今川家では正親が一番まともに見えてきますね。全員倒れて気絶してますが(´▽`;) ハハハ

さて、次回は今川家全員が倒れている事もあり、両校による合同練習やちょっとしたお話を書かせていただこうと思っております。

次回の投稿は9月10日を予定しております。
次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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