少女と花嫁   作:吉月和玖

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96.負けない

~女湯~

 

「いやー、偶然ってのはよくあるもんだねぇ~」

「そうねぇ。まさかこんなところで揃うなんて」

「………」

 

静、小百合、芹菜の三人は朝食後に露天風呂に来ていた。今日で帰るので最後に、と静の案である。

そんな三人の眼前には、二組に別れてお風呂に入っている人物達がいた。

一組目は、二乃と三玖に飛鳥の三人。二組目には、四葉と五月と結愛にらいはの四人である。

 

「君たちがいるってことは、吉浦さんも男湯にいるの?」

「いえ。和彦さんは用事ができたと、どこかに行かれました」

 

静が和彦の所在を聞いてきたので、飛鳥がそれに答えた。

 

「へぇー……そういえば、ここって隣が混浴なんだよね?芹菜も吉浦さん誘えばよかったのにぃ」

「な!?何言ってるのよ静!さすがに混浴だなんて、ありえないでしょ!」

 

まさかの静からの飛び火に芹菜は慌てて答えた。

 

「それに……やっぱりまだ裸を見せるのは恥ずかしいし…ブクブク…」

 

そして芹菜は、そのまま恥ずかしそうに鼻あたりまでお湯に浸かってしまった。

 

「ふふっ、まだってことはいずれは見せてもいいんだ。もう、芹菜の裸なんて見せたらどんな男でもイチコロでしょ!既成事実でも作っちゃいなよ」

「静っ!」

「もう発想がおっさんね」

 

笑いながら話す静に、芹菜はツッコミを入れ、小百合が呆れるも静はなおも笑いながらあっけらかんとしていた。

 

「「「きせいじじつ?」」」

 

そんな静の言葉に四葉とらいはと結愛が頭の上にクエスチョンマークを浮かべながら反応した。

 

「そっかぁ、嬢ちゃん達にはまだ早かったか。既成事実っていうのは──」

 

バシッ!

 

そこで静の頭を小百合が思いっきりひっぱたいた。

 

「いったぁー、何すんのさ小百合…」

「何言おうとしてるのよ。あなたは仮にも教師でしょ」

「だからほら、保健の授業を……」

「静の担当は違うでしょ!ごめんねみんな、私の友人が変なこと言って」

 

小百合の注意に尚も話を続けようとする静に、芹菜はツッコミを入れた後に全員に向かって頭を下げた。

 

「ねえ五月さん。きせいじじつってなーに?」

「え!?」

 

そんな時、無垢な目をしたらいはが五月をじっと見て聞いてきた。それに五月は驚きの声をあげた。

 

「そ、それは……えーっと……う~~……無理です!私には言えません!」

 

顔をボンと赤くした五月は、バシャッとお風呂から腕を出してそのまま両手で顔を隠してしまった。

 

「まあ…そうでしょうね。というか、五月がわかってたのが意外だわ」

 

そんな五月の様子に当然だろうと二乃が、少しだけ頬を赤くして言葉を漏らした。その二乃の横では三玖も、顔を赤くしてブクブクと温泉に鼻までつけていた。

 

「二乃と三玖もわかるの?きせいじじつって…」

 

ここにいる姉妹の中で唯一分かっていない四葉が、こちらも純粋な目で二乃と三玖に話しかけた。

 

「ま…まあね……」

「………」

 

分かっているものの、ここでは話すべきではないと悟った二乃と三玖は、お互いに目線を逸らしてしまった。

 

「お姉ちゃんは?」

「え…ええ。多分わかっているわ」

 

(というよりも、一昨日の晩にまさにしようとした訳だしね……)

 

飛鳥も二乃や三玖同様結愛から目線を逸らしながら答えた。

 

「えー!じゃあ教えてよぉ」

「……今度二人の時にね。あ、間違っても和彦さんに聞いちゃ駄目よ」

「むぅー…」

 

飛鳥の言葉にどこか納得がいかない結愛は、頬を膨らませながら飛鳥を見ていた。

 

「そ……それよりもらいはちゃん」

「なーに?五月さん?」

 

五月は話をそらすようにらいはに別の話題を出すことにした。

 

「今日で旅行も終わりですが、どうでしたか?」

「うん、すごく楽しかったよ。昨日はお父さんとたくさん遊びに行ったんだー」

 

五月の質問に嬉々としてらいはは話した。それを、四葉と五月は嬉しそうに聞いている。

 

「お兄ちゃんがいなかったのは残念だったけど凄いところにブランコがあったんだ」

「へぇー、そんなところがあったんだぁ。私も見てみたかったなぁ。私たちは海沿いのお店を中心に回ったから」

 

凄いところのブランコの話を聞いた結愛は羨ましそうに話した。

 

「えへへ...この旅館も最初は驚いちゃったけど...とってもいいとこだって、学校が始まったら友達にお話しするんだ」

 

素直な笑顔を見せながら話すらいはに嬉しくなったのか隣の四葉がらいはに抱きついた。

 

「わぁーっ!やっぱりらいはちゃんは良い子です!戸籍の改ざんという犯罪ギリギリの手を使ってでも、自分の妹にしたいです!」

「思いっきり犯罪ですが」

「あはは...でも、そんなにらいはさんを妹にされたいのであれば、上杉先輩のお嫁さんになればいいんじゃないですか?そうすれば、義理とはいえ妹ですし」

「!」

 

四葉の発言に呆れながら五月がツッコミを入れると、乾いた笑みを結愛は浮かべた。そんな結愛は、らいはを妹にするもう一つの方法を開示したのだが、それに驚き四葉はらいはを抱きしめたまま固まってしまった。

 

「ゆ、結愛さん?さすがにそれも飛躍しすぎではないでしょうか...」

「そうかなぁ。あ、ちなみに私は和彦さんのお嫁さんを目指してるんだぁ」

「「「「──っ!!」」」」

 

結愛の衝撃発言によって、その場の何人かは息を飲んだ。

 

「へぇー、それはそれは。彼女じゃないんだ」

 

そこに面白そうだと言わんばかりな顔の静が結愛に質問をした。

 

「もちろん彼女にもなりたいけど、和彦さんの年齢を考えるとお嫁さんの方がいいかなって」

「あらぁ〜、しっかりと考えてるわねぇ」

 

右手を顎あたりに持っていきながら、小百合は困った表情で芹菜を横目に口にした。その芹菜は動揺した顔で固まっている。

 

「ちょっと飛鳥!どうなってんのよ」

「どうもこうも、結愛が話した通りあの子も和彦さんのことを好きだそうよ。まさかこの場で言うとは私も思わなかったけどね」

「まさか姉妹で先生が好きだなんて...」

「姉妹でって話ならあなたたちも同じでしょ」

 

状況の確認のために、二乃は飛鳥に確認するも少し困った表情で飛鳥は答えた。姉妹で和彦のことを好きだという事実に三玖は驚くも、そこは冷静に飛鳥は返した。

 

「はわぁー、結愛さん大胆だぁ。あれ?そういえばことりさんは?それに一花さんも」

 

結愛の和彦好き宣言で驚きの顔を見せたらいはであったが、その和彦の妹のことりとこういう話が好きそうな一花の姿が見えないことに気づいた。

 

「お…お二人ならそこのサウナではないでしょうか」

「へー!そんなのあったんだ」

「でも…ちょっと長い気がする…」

 

らいはの質問に一花とことりの二人はサウナにいることを五月は伝えた。ただ、四葉が言うように少々長くいるようであった。

 

・・・・・

 

一方のサウナでは、一花とことりがじっと座っていた。

 

「ねぇ~?そろそろ出ないぃ?」

「降参ならどうぞぉ~」

「えぇ~……いつの間に勝負になってたのぉ?」

 

限界が見えてきたことりはそろそろ出ないか一花に提案するも、一花は負けを認めるならどうぞと返してきた。その一花も限界のようではあるが。

 

「あぁ~~、私の負けでいいからもう出るねぇ」

 

そう言ったことりは立ち上がると入口に向かって歩いた。

 

「ことり」

「な~にぃ?」

「私、フータロー君に告白したんだ」

 

一花の言葉に、ことりはドアノブを握ろうとした手を止めた。そして、振り返ったことりの視線の先ではにっこりと笑う一花の姿があった。

 

「私ね。この間の定期試験で一番になったら告白する気でいたんだ。けど、そこはことりに先越されちゃった」

「もしかして見てたの?」

「チラッとだけね。ことりが告白して、それをフータロー君が受け入れるところは見たくなかったから、すぐにその場を離れたんだ」

「そっか…」

 

実際には、告白した後にことりは風太郎に断られている。しかし、一花にとってはことりであれば、もしかしたら風太郎も受け入れるのではないかと考えていたのだ。

 

「だから、もしかしたら二人は付き合ってるんじゃないかってずっと考えてた。だけど、先生が二人は付き合ってないって言ってくれて…」

「兄さんが?」

「うん。それに、フータロー君はちゃんと私のこと見つけてくれたから」

 

風太郎が最後の最後に自分を見分けてくれた時のことを思い出したのか、愛情が溢れるような笑顔を一花は見せた。

 

(見つけたって……もしかして、風太郎君一花を見分けられたの!?)

 

そんな表情を見せる一花を見て、ことりは風太郎が見分けられたのだと驚きを露にした。

 

「だから私は想いを伝えたの。これで同じ場所だよね」

 

そして、いつものイタズラっぽい笑顔を一花はことりに向けた。

 

「…っ!ふふっ…」

 

そんな一花の態度にことりは、一瞬目を見開いた後に笑みを浮かべると一花の隣に座った。

 

「あれ、降参じゃなかったの?」

「うーん…なんだか負けたくないって思っちゃた」

「「フッ……あははは」」

 

この二人の戦いもまだまだ続きそうである。

 

・・・・・

 

「はぁぁ…結局、この旅行で和にぃとの進展はなしか…」

「残念だったね。せっかく抜け駆けしたのに」

 

二乃の言葉に皮肉っぽく三玖は伝えた。

 

「うっさいわね。まさか立川先生と一緒に来るとは思わないでしょ」

「ふふふ…」

 

そんな二人の会話を笑いながら飛鳥は聞いていた。そして飛鳥は結愛達が話している方向をじっと見ていた。

 

(この旅行で和彦への想いを持っている人はある程度把握できたのは大きい。けど、一人だけ読めない人がいる…)

 

そして、飛鳥は昨日の晩のことを思い出していた。

 

・・・・・

 

和彦が一人の時間を作りたいと言って部屋を出ていった後、ことりと飛鳥と結愛の三人はトランプでハバ抜きをしながら会話を楽しんでいた。

 

「そういえば和彦さんから聞いたのだけれど、今年のバレンタインはチョコ以外も和彦さんは受け取ったそうね」

 

自分の手札からことりに引かせながら、飛鳥はことりに尋ねた。

 

「あぁ~…そういえばいたね。て………っ!」

 

思い出しながら引いたカードを見たことりは一瞬固まり、手札を急いでシャッフルした。どうやらババが来たようである。

 

「へぇ~、チョコ以外にも渡すものがあるって聞いたことはあったけど、実際にいるんだぁ。やった、揃った!」

 

ババがことりの手札にあることは結愛も知ってはいたが、なんの躊躇もなく引いたカードと手札のカードが揃ったので、嬉々として場に出した。

 

「むぅー…実際、お兄ちゃんはそのプレゼント気に入ってるみたいだよ。ネクタイピンだけど、毎日付けてるし」

 

ババがまだ手元にあることが気にくわないのか、唇を尖らしながらことりは話を続けた。

 

「それって誰が渡したか聞いてもいいかしら」

 

結愛の手札から引いたカードが揃ったので、飛鳥は場に二枚出しながらことりに聞いた。

 

「まあ、それくらいなら……ヤタッ!ネクタイピンをプレゼントしたのは五月だよ。いつも敬語で話してる娘だよ」

 

ことりも引いたカードが揃ったようで、ニコニコと場に二枚のカードを出しながら答えた。

 

(五月さん……今回の旅行ではあまり話せてないから、和彦のことをどう想っているのか何とも言えないわね)

 

「はい、ことり」

 

思考は別のところに行っていたが、着実に自分の手札を減らしていった飛鳥は、最後の一枚を笑顔でことりに差し出した。

 

「くぅー!負けないよ結愛ちゃん!」

「じゃあ……こっち!やったー、あがり!」

「はぅっ…!」

 

ことりと結愛の一騎討ちを制したのは結愛。無情にも手札に残ったババをその手に持ったまま、ことりは布団に仰向けに倒れ込んだ。

 

「もぉー!飛鳥強すぎだよぉ」

「あなたが弱すぎるのよ。結愛だって私に勝ってるわよ」

「まあ、それも一回だけなんだけどね」

 

飛鳥の言葉に、あははと乾いた笑みを出しながら結愛は答えた。

和彦が出かけてからババ抜きを五回したが、飛鳥四勝、結愛一勝。そして、ことりが全敗の成績であった。

 

「今日こそは勝てると思ったんだけどなぁ。昔から飛鳥にババ抜きで勝てたことないし」

「あなたは顔に出やすいから…………二乃と三玖から聞いたわ。二人は和彦さんに告白したのね」

「えーーー!?」

 

ふとした飛鳥の言葉に結愛が驚きの声をあげた。

 

「ありゃ、聞いたんだ。て言うか、飛鳥が呼びすてなんて珍しいね」

「二人から敬語はいらないって言われてね。後、結愛驚きすぎでしょ」

「だってぇ~…」

 

(あの立川先生を入れたら、これで本命チョコを和彦さんに渡した五人が揃うってことだよ?うー…お姉ちゃんは普通の態度だし、私もこれくらいの余裕を持った方がいいのかなぁ。でも、私だって和彦さんが好きだって牽制しとかないと!)

 

驚きすぎだという飛鳥の言葉に結愛が仕方ないではないかと言わんばかりに反応を示し、そして心の中で一つの決心をした。

 

「ねえ、ことり。あなたから見て他の中野さんは和彦さんをどう想ってると思う?」

 

飛鳥の質問に布団に倒れ込んでいたことりは、『よっ』と一声あげて起き上がり答えた。

 

「そうだなぁ……三人とも凄くお兄ちゃんを信頼してると思うよ。一花は……定期試験で勉強見てくれるようにお兄ちゃんを頼ってたしね」

「あ、私も四葉さんから聞いたよ。困ってる時に助けてくれるお兄ちゃんみたいな存在だって」

「ふふっ…多分一花もそんな風に思ってるんじゃないかな」

「お兄ちゃん……じゃあ、一花さんと四葉さんは和彦さんを兄として慕ってるてこと?」

「そだね」

 

ニコッと笑いながら答えることりに、飛鳥と結愛はどこかほっとした気持ちになった。

 

「じゃあ五月さんは?」

「五月かぁ……う~ん…」

 

残りの五月の話を飛鳥が振ると、ことりは右手の人差し指を顎に当てながら考え込んでしまった。

 

「五月さんって和彦さんのことそんなによく思ってないの?」

 

考え込むことりの態度に結愛が気になって質問をした。

 

「ううん。そんなことないよ。好きか嫌いかであれば、きっと好きだろうし……ただ…」

「ただ?」

 

言葉に詰まることりに飛鳥が先を促した。

 

「なーんか読めないんだよねぇ…一花と四葉みたいに兄として好きなのか。二乃と三玖みたいに異性として好きなのか。もしかしたら、本人がわかってないのかもしれないけどね」

「そうなんだぁ」

「でも……何かしら秘めた想いを持ってるような気がするんだよねぇ」

 

うーん、と考えながらことりはそんな言葉を発した。

 

・・・・・

 

(秘めた想いか…)

 

四人でお湯のかけあいをしながら笑っている五月を見て、飛鳥は心の中で呟いた。

 

「なんにせよ。どんな相手であろうと私は負ける気はないので」

「あら、奇遇ね。私もそう思ってたところよ」

「私も…!負けない…」

 

飛鳥の言葉によって、そこにいた二乃、三玖、飛鳥の三人は静に闘志を燃やしていた。

 

「おやおや。芹菜も負けてられないんじゃない?」

「そうねぇ」

「うん。今回ばかりは譲れない気持ちがあるから。何かあったら頼りにしてるね」

「「ええ」」

 

そんな三人の様子を伺っていた芹菜もまた闘志を燃やしている。そんな芹菜を満足そうに静と小百合は見ていた。

 

(ようやく芹菜にできた好きな人だもの。この恋が成就してくれるのを願うばかりね)

 

小百合はそんな風に考えながら肩にお湯をかけていた。

 

ゴゴゴゴ…

 

「なんだかこの温泉、入った時より熱くなったような気がする!」

「そうかなー…」

 

サウナと露天風呂。両方で負けないという闘志を燃やしている者達がいるからか、らいはは温泉が熱くなってきたように感じた。

それを、大体の予想は出来ている四葉は、乾いた笑みを浮かべながら答えるのだった。

 

「うん!私も燃えてきた!………?五月さん?」

「え…!?どうかされましたか?」

 

周りに触発されるように結愛も闘志を燃やしていたのだが、隣の五月がボーッと二乃や三玖の方を見ていたので声をかけた。

 

「なんだかボーッとしてたみたいだったので」

「あはは…少しのぼせてしまったのかもしれませんね。すみません、お先に失礼しますね」

 

結愛に答えた五月は、その場に立ち上がり脱衣場の方向に向かった。

 

「五月大丈夫かなぁ…」

「心配だね」

「………」

 

五月の後ろ姿を、四葉とらいは心配そうに見守っていた。結愛もまた、心配という気持ちと何を考えて自分の姉妹を見ていたのか、とも考えていた。

 

(あの表情……どこか焦りが見えていたような…?)

 

まだまだ会って間もないのもあり確信を持てない結愛は、今は心配が上を行ってしまい、この事を忘れることとなるのだった。

 

 




今回の投稿も読んでいただきありがとうございます。

今回のお話では偶然にも女湯に全員が集まったので、それぞれの想い人への想いを書かせていただきました。
それを感じた五月の気持ちはどこへ……

さて、この旅行のお話もそろそろ終わりを迎えようと思っております。中々濃厚な三日間だったかもしれません。

次回の投稿は10月10日を予定しております。
次回の投稿も読んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

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