貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!!   作:カイトGT

110 / 202
【死神】エルサ2〜3

「先程から減らず口を...! 【エルフ】であるこの私を愚弄したことを後悔させてあげます!」

 

 レイナは杖を振りかぶり魔法を詠唱し始めました。

 

「【火球】!!」

 

 彼女の言葉と同時に大きな火の玉がエルサに襲いかかりますが...。

 

「ふ〜ん...、エルサこんなんじゃつまんな〜い!」

 

 なんと! 彼女は指パッチン一つでレイナの放った【火球】をかき消してしまいました!。

 

「もっと強いのできてよ、じゃないとエルサはお姉さんをつまらない人って決めちゃうよ?」

 

「分かりました、お望みとあれば披露しましょう、私の魔導を!」

 

 彼女はそう呟くと杖を大きく振りかぶり連続で魔法を放ちます!。

 

「【土槍(ストーンランス)】【電撃(スパーク)】【風撃(ウィンド)】【水撃(スプラッシュ)】【火炎嵐(フレイム・ストーム)】」

 

 土の槍に雷撃が纏わりつき風の力で前進させた後に拡散する水が放たれ最後に嵐のような炎がそれを追うという壮大な光景が作り上げられた!。

 

 五大魔法を贅沢に使った明らかにオーバーパワーな威力の魔法ですが、それを見てもピクリとも反応を見せないエルサ。

 

「...」

 

 今度は片手を前に出して魔法をかき消しました。

 

「次」

 

「はい?」

 

「次の魔法を見せて」

 

 その言葉に苛立っているであろうレイナはにこやかな笑顔のまま次の魔法を放つ。

 

 あれだけの魔法を扱えるレイナも凄いが、それを片手でかき消してしまえるエルサの力も凄い。

 

 私は2人の戦いをただじっと見つめているのでした。

 

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎

 

「【太陽石(サンズ・ストーン)】【噴射(ライトニング)通電(スプラッシュ)】」

 

 今度は炎を纏った岩をエルサの頭上に降らせながら、その周囲を電撃を帯びた水で取り囲むレイナ。

 

「これならどうですか? 少しは反撃してくれないと貴方の強さが分かりませんよ」

 

 余裕そうな笑みを浮かべながら杖を振るう彼女の声に少女は呟いた。

 

「これはちょっと面白いかも...」

 

 そう言いながらエルサは鎌を掴みながら思いっきり振り回して炎の岩を砕き、電撃を帯びた水の流れを変えてしまった!。

 

「なっ!」

 

 今の攻防でレイナも物理攻撃で魔法攻撃の流れをここまで変えてしまう彼女の存在に異質さを感じ始めたようです。

 

「いくらレベル差があったとしてもこんな事ができるのは...、いえ...私のレベルは75の筈です、たとえ世界を救う勇者と言えどもレベルは99が限界値のはず、限界突破込みでもそれ以上レベルを上げるとなると気の遠くなるような経験値が必要...」

 

「なにをぶつぶつ言っているの? もっと凄い魔法を見せてよ、レイナお姉ちゃん♡」

 

「くっ...!」

 

 彼女の異質さに取り乱し始めるレイナの感情がここまで届いてくるのを感じる。

 

「このっ!」

 

 思いっきり色んな種類の魔法を放つレイナでしたが、ついに一つたりともエルサに届きえる魔法はないのでした。

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