貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
ダンっ!! と地面がえぐれるほどに蹴りながら前進する私。
砂埃が舞うほどの凄まじい速度のままエルサに近づいて殴りかかった!
その瞬間にバンっ! という良い音が洞窟内に鳴り響き、彼女の柔肌を傷つけたのですが...。
「や〜ん♡ 流石にケロナは強いですわ〜♡ ここ♡ ちょっぴり赤くなっちゃいました〜♡」
そう言いながら赤くなっている腕を見せびらかしてくる彼女。
「余裕ね、でもいつまでもその薄気味悪い笑みが続くと思わないでよ!!」
バンっ! ドンっ!
私は力の限り彼女を殴り続けますが、なかなかまともなダメージを与えられません!
(くっ...! なかなかにガードが硬い!)
私が確実に急所を狙っても、彼女はそれを的確に守ってくるのです。
(なら、もっとスピードを上げるだけ!)
「いやん♡ 速〜い♡」
ビュン!
風を切るほどの轟音が私の動きに合わせて鳴り響く!
素早く動き続けてスピードをどんどん上げてやった。
(このスピードならついてこられないでしょ! このまま削ってやる!)
豪速とでも呼ぶべきスピードのまま、私は蹴りを放った!
「見えてるよ♡ その程度の動きならね♡」
「えっ...?」
私のスピードを乗せた一撃は、彼女の手によってしっかりと受け止められてしまうのでした。
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「まさか...、ケロナお姉ちゃんの動きを見切ったの!?」
「あの動きを見切るだけでも凄いのに、それを的確に防いでしまうなんて...! ケロナお姉様のスピードも凄いですけど、それを見切って防いでしまうエルサって人の動体視力もどうなってるんですの!?」
私の放った蹴り技が、エルサの手によって受け止められた事に驚きを隠せないサラとエリーゼ。
しかし、私はそんなことで固まっていられない!
「ぐっ!」
続けて水の魔法を回し蹴りとは逆方向に放ち、蹴りの威力を高めて彼女に当てようとしたのだが...。
「その技はちょっと大振りすぎだよっ♡ そんな攻撃じゃエルサにはあ・た・ら・な・い♡」
私の攻撃は空振って大きな隙を見せてしまう。
「そんな大技をエルサに当てようなんて甘い考えは早く捨てちゃわないと...、いくらケロナでも死んじゃうよ?」
トンっ...。
優しく私のお腹を辺りをに指を置いて呪文を唱える彼女。
「【
その瞬間! 凄まじい火炎魔法が私の全身を包み込んだ!
「うっ...うわぁぁぁ!!!!」
このままでは全身が焼ける!!
そう思った瞬間に次の手へと移行しました。
「【生活魔法・軟水】」
普段は飲み水にする魔法を大量に作り上げて自分にぶっかけて火を鎮火します。
その様子を見ていた彼女は口笛を吹きながら拍手をしていました。
「ひゅ〜♡ 凄い凄い、ただの生活魔法でそこまでの量の水を生成できるだけでも凄いと思うよ♡ だ・け・ど、そろそろエルサちゃんにも
その言葉に私は驚きつつも声を出しました。
「そんな事も知っている...、という事は【聖典】のページから私の事を見ていたっていうのは本当のようね」
「最初っからそう言ってるじゃん♡ だからさぁ♡ 勿体ぶらずに【