貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
レイナの後ろに張り付いている組の者っぽい人たちに視線を合わせないようにしながら私達は買い物を始めました。
まずはレイナの杖を新規で購入し、次にエリーゼの剣を見に行く。
「ケロナお姉様! 武器屋を見に行きましょう!」
「はいはい」
私はエリーゼに手を掴まれながらゆっくりと歩いて武器屋に向かう。
〜武器屋〜
私達が武器屋に入ると、そこに剣はありませんでした。
「お姉様! 剣がありませんわ!」
「そうだね...、ちょっと店の人に聞いてくる」
私が店の人と話してみると、どうやらこの大陸には剣は多く出回ってないらしく、代わりに【刀】という武器が剣の代わりをしているのだと言う。
仕方がないので取り敢えず刀を購入してエリーゼには握ってもらう事にしよう。
一応店の中で一番彼女が使いやすい刀を買ったのでそこまで不満は無さそうだった。
それと武器屋の店主から耳寄りな情報を得る。
「刀を使うんだったら職業を【侍】に変えるといいよ、【侍】専用の技はとても威力があって我が【カニン】大陸では最もオーソドックスな職業だからね」
「【侍】!! 何故でしょうか...、この言葉にはとてもロマンを感じます!」
〜冒険者ギルド〜
その言葉を聞いたエリーゼは何故かとんでも無く目を輝かせながらギルドへと一直線へと走り去り、職業を【侍】に変更していました。
そしてついでに依頼でもみようかと思っていると...。
突然受付の方から叫び声が上がったので気になり向かってみる。
すると、どうやらレイナとサラのレベルの事が話題に上がっているようでした。
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「れ...レベル99!! しかもそれが2人!?」
受付嬢がレイナとサラのレベル鑑定を見てそう叫んでいましたが、私からすれば別にすごい事でもないような気がしていました。
何故なら、【シュライン】からエルサと戦うまでの経験値があるのですから、それくらいになっていてもおかしくはないと判断しています。
まあ、私もついでに測って貰ったけどレベルは1のままでした...。
私が遠くで悲しくあははと笑っていると、2人にはこんな特典が授与されます。
「御二人共職業の限界までよく経験を積みましたね...、これ以上の到達点を求めると言うのであれば【
この問いに2人は首を縦に振る。
「「勿論! 【限界突破】します!!」」
というわけで【限界突破】の儀礼を行った2人のレベルは100を超えて上がるようになりました。
しかも...。
今まで積み重ねた(特にエルサ戦での)経験がすごかったせいか、レイナのレベルが145に、サラのレベルが124にまで上昇していました。
どう考えても異常な上がり具合に受付嬢もクラクラしている。
実際には100レベルを超えることさえ難しいのだから当然である。
最初の村に現れた勇者ですらレベル90だった事を考えるとすごい事なんだろうけど...。
ザランのレベル200を見ているとそれでもまだまだ低いとさえ思ってしまう。
(もっと強くならないと、これから先の戦いは生き残れない!)
エルサのレベルがいくつだったのかは分からないが、用心しておく事に間違いはないのでした。