貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私が2人の【限界突破】を祝福していると、エリーゼもレベルが測りたいと言い出した。
「ケロナお姉様! 私もレベルを測っておきたいですわ、結構魔物を倒してきましたし、レベルもそれなりに上がっていると思います!」
彼女はそう言いながら受付嬢にレベル鑑定してもらう。
「ふむふむ、エリーゼさんのレベルは...、あっ! 凄いですねレベル72ですよ! 高ランク冒険者の仲間入りですね!」
と言われていたのに何故か彼女の表情はあまり良くない。
「エリーゼ?」
気になった私が彼女の名前を呼ぶと...。
「う〜む...、レベル72ですか...、サラは124レイナさんは145なのに...」
どうやら2人と比べて自分が遥かに劣っていると思ったらしい。
だけど普通に考えてみて欲しい。
ちょっと前まで初心者だった娘が短期間でレベル72になっているのだからパワーレベリングをしたと言っても過言ではないだろう。
そうなってくると一緒に旅して強敵とも一番多く長い時間を戦っているであろう私のレベルが【1】のままだと言うのはちょっと恥ずかしく思った。
ちらりと【限界突破】した2人をみて羨ましいと思う私。
【限界突破】を終えてからの2人からは、まるで別人のような存在感を感じるからだ。
もしも私が【限界突破】できればどのくらい強くなれるのかという想像だけでも夢が広がるのだが、私は一生レベルが上がらないので【
職業も最下位の【村娘】だし...。
...いつまでも卑屈になっていてもしょうがないし、2人が【限界突破】したみたいにいつか私にもいい事があるよね? と思う事にしたのでした。
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さあ気を取り直してこの町初の依頼を受けよう! と依頼版を見ていると、突然レイナの後ろについていた強面の男達が言い寄ってきた。
着物家にいた辺りからずっと一緒についてきていたので今更言い寄ってきても何も思わないが、そっちがその気なら返り討ちにするつもりで身構える。
「そこのお嬢さん! 恐れながらその長い耳を見る限りエルフと見受けますが間違いはないでしょうか?」
(思ったよりも紳士的!!)
怖い顔からは想像もつかないくらいに対応が良かったので思わずズッコケそうになった。
レイナはそんな男達にちゃんとした言葉を返す。
「はい、私は確かにエルフですが何かエルフに用でもあるのでしょうか?」
「はっ...、実は...」
〜少女対談中〜
「はい、なるほど、その組の若頭が最近寝込んでしまったと...、そして町の医者達ではどうしようもなかったと言う事ですね」
「へい、エルフと言えば長い時の間を森の中で住んでいると聞きます、その知恵を駆使してどうか若を救ってくれないでしょうか?」
「報酬次第ですが、取り敢えずその人の状態を見ない事にはなんとも言えませんね...、取り敢えずその方のいる場所に連れて行って貰えませんか?」
「へい、喜んで」
2人の会話を聞いていた私達も当然連れて行かれる事になったんだけど...。
あれっ? これってもしかしてヤ◯ザの家に上がり込む感じ?。