貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
(つきあう? 付き合う...? 付き合う!!)
私は思わず何度も同じ言葉を心の中で念じました!。
(えっ!? 待って!! レイナがもしかして若頭に告白されてる!?)
聞いてはいけないと思いつつも聞き耳を立ててしまう私!!。
「突然そのような事を申されましても...」
と否定気味なレイナに食い入る若頭。
「初めてなんです...、僕が一目惚れしたのは...、今まで色んな女の人を見てきましたが、レイナさん! 貴方程の魅力溢れる女性を僕は他に見たことがありません」
そう言われて凄く上機嫌そうなレイナの声が聞こえてくる。
「そうでしょうね、世界中探したって私ほどの美貌を持つ【魔女】で【美少女】なエルフはいないでしょう」
(自分で自分の事を【美少女】って言っちゃう人初めてみた...)
ちょっと私も引きそうになっていましたが、恋の行方が気になってしまい聞き耳を立て続ける。
「ところで...、一目惚れとは言いましたが具体的には私の何に惚れたのですか? やはり顔ですか? それとも魔法の技量?」
自信たっぷりにそう呟くレイナに対し、若頭はこう言い放つ!。
「貴方のその、過剰すぎるほどの自信満々な性格にです!」
「えっ...? 性格に...ですか?」
まさかの内面に興味を持たれてしまってたじたじなレイナでしたが、彼女の言動が面白いのはここからなのでした。
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「えっと...その...」
どうやらレイナは身体的特徴を褒められるのは慣れているみたいだったが、内面的特徴を褒められた経験は少ないように聞こえてくる...。
「レイナさんの自信家な所が僕に刺さりました! 是非とも交際の件考えておいてください!」
おおう...、草食系に見えて意外にも肉食獣だった若頭の行動に流されているレイナ。
「こ...交際って...、は...は〜ん! もしかして私をからかっているんですか? いるんですよね〜、たま〜に私をからかおうとする方が」
簡単に受け流そうとする彼女に対し、若頭はレイナの手首をぐいっと掴む!!。
「からかってなんかいません! 僕は...! 貴方の事が本気で好きなんです!!」
(いいい...言いおった〜!!)
【好きです】とはっきり言われたレイナは思わず「ひゃい!?」という変な声を出していました。
私も思わず同じような声を出してしまいそうになったので思わず口に手を置いた。
(もしかして、私は今とんでもない現場に出くわしているんじゃないのか?)
戸越しに中の様子を伺っていると、やはりいけない事をしているような気にもなってきますが、先の展開が気になりすぎて思わず見入ってしまっているのでした。