貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
〜とある森の中〜
「そろそろ休みましょうか、まだまだ次の町までは遠いですし」
レイナのいう通り今日は休んだ方がいいだろう。
「じゃあレイナ、いつもの頼んだ」
「はいはい、わかってますよ」
彼女はいつも通り【
すると、初めて見たであろうエリーゼが大興奮していました。
「なんですか!? これは!!」
「エリーゼさんは私の箒に乗ってください、この家は2階に出入り口があるのでケロナくらいはジャンプ力があるか私やサラのように【箒魔法】を覚えてないと入れないですよね」
しかし、彼女はそんなことどうでもいいとでも言うように目を輝かせて【木の家】を見つめています。
ついでに言って置くと、レイナのレベルが以前よりも向上しているので【木の家】の内装も以前より豪華になっていました。
ただの木の椅子だった場所はフカフカのソファのように柔らかく、ベッドも以前より大きくなって寝転がろりやすくなっているようです。
食べる所も増築されていて、後3人くらい仲間が増えても大丈夫なくらいの広さがありました。
「前より広くなってるね、これもレイナのレベルが上がったからなんでしょ?」
「ええそうですね、【限界突破】したからというのもありますが、やはり基本レベルが上がった事による【レベル補正】の影響も大きいでしょう」
「【レベル補正】?」
また知らない単語が出てきてしまったので、彼女に教えて貰う事にするのでした。
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【レベル補正】についてレイナは簡潔に説明してくれました。
「【レベル補正】と言うのはレベルが高くなれば高くなるほど得られる恩恵の事で、例えばですが同じ魔法でもより高いレベルに位置している者が放つ魔法の方が強力になりやすいと言うわけです」
「なりやすい...と言うのは?」
「そうですね...、以前話した【練度】を覚えているでしょうか? 基本レベルが高くても【練度】が低いままだと真の力を発揮する事ができないんですよ、なので【基本レベル】と【練度】の両方をしっかり上げることがこの世界で強くなる為の基本的な行動...と言う訳です」
「妙に歯切りが悪いわね...、どうしたの?」
私の言葉に彼女は答える。
「いえ...、目の前に【レベル1】のままでも強い人がいるなと思っただけです」
「ふ〜ん...まあ私は例外って事にしておいて...、この世界で強くなる方法は経験を積んでレベルを上げることと【練度】をあげるってことでいいのかな?」
「いえ、後は私やサラのように【上級職】に着くと言う物がありますね、上級職というのはレベルが高い者だけがなれる特別な職業でこちらも【上級職補正】が受けられるんですよ、例えば私の就いている職業【魔女】なら攻撃魔力と知力、そして僅かですが筋力や体力にも補正がかかって下位職の【魔術師】や【魔法少女】よりも打たれ強くなるのが特徴ですかね」
その後、彼女は上級職の名称を次々と語り始める。
「上級職には【魔女】【聖女】【大商人】【侍】【忍者】【聖騎士】【魔剣士】【竜騎士】なんかがありますね、勿論これ以外の上級職もあるんですけど、特に印象的なのはこれらでしょうか」
取り敢えずメジャーどころを話してくれたので、思わずこう思ってしまう私。
(うわっ...私のパーティ私以外全員上級職じゃん...)
まあ、こればっかりはレベルが上がらないので仕方がないのだが、つまり【レベル補正】や【職業補正】を受けられない私にとって【練度】のみが唯一成長への道筋と言う訳だろう。
そう考えていると、ふと思った事があるので聞いてみる事にしました。
「上級職という事は...下級職もあるんだよね? 後【村娘】に職業補正はあるの?」
私の質問に彼女は丁寧に答えてくれるのでした。