貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私が決め手を失い戸惑っていると、蒼き電撃と水の螺旋が弾かれました。
「くっ!?」
このまま私の方に向かわれたらまずい!。
そう思っていたのですが...、ボロボロになった【雷鳴蝶】はこちらに目も暮れず上空に飛び上がりました!。
「えっ!?」
私が声を上げた瞬間に彼女はホビットの村の方に向かって行ったのだと判断し慌てる私!。
「まずい! あいつ!
その行動の意味を私が理解できたのはレイナのお陰でしょう。
〜少女回想中〜
「さて問題です、何故魔物は人間の肉を食べるのでしょうか?」
その言葉にサラが勢いよく腕を上げる!。
「はいはいは〜い!」
「はいサラさん!」
「魔物からしたら人間の肉が美味しいから!!」
そう答えるサラの頭に軽いチョップを食らわすレイナ。
「残念ハズレです」
次に私がこう言いました。
「力試し? 魔物同士の仲でより強い人間に勝てたら群れの族長になれるとかか?」
「それもハズレですね、正解は...」
〜現在〜
(魔物が人間の肉を食べると、その者の
レイナのその言葉を思い出した私は勢いよくジャンプし、このダンジョンからいち早く抜けて【雷鳴蝶】を追うのでした。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
私は一度のジャンプでダンジョンの上の階に登り、そのままホビットの里に向かって一直線に向かいました。
(まずいまずいまずい!!)
全力で走りながらも自身に回復の魔法をかけて拷問による蓄積ダメージを少しでも多く回復しておく。
正直言って【蒼いオーラ】のない状態で【雷鳴蝶】に一矢報いれるのかは謎ですが、やるしかありません!。
私がホビットの村にたどり着くと、既に村は焼き払われており、その仲で蠢く人影が見えました。
そう...、【雷鳴蝶】です。
奴はホビット族の血肉を喰らい、自身の経験値としていました。
そんな中、私の方によろりよろりと向かってくる人影も一つ見えたので急いで近寄る私。
「大丈夫!?」
そう叫ぶと彼女は地面に倒れ伏しこう言いました。
「なぜ...なぜなのですか...? 生贄はちゃんと用意した筈...、約束を守っていたのに何故私達ホビットがこんな目にあうのですか...」
そう、私の目の前で倒れたのはプラルです。
彼女は涙を流しながらも、私の顔を見てこう呟きました。
「貴女は...! ふふっ...、もしかしたらこれは天罰なのかもしれませんね...、今まで他人を犠牲に生き残ってきた浅ましい私たちへの天罰...」
そう呟いた彼女はだらんと腕を地面につける...。
「プラル...」
私はサラよりも小さい彼女の体を優しく地面に置くと、炎の中に舞う奴の元へと向かうのでした。