貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
炎の中で綺麗に舞う【雷鳴蝶】の姿は一見とても美しいのだが、近くでよく見てみると全身血塗れで美しいとは言い難い。
私が炎の中に飛び込むと、奴は私の方を眺めながらホビットの腕を貪っていました。
グチュ...グチュ。
口元から血を垂れ流す彼女の姿はまるで【悪魔】のようにしか見えない。
「ぷはぁ...、こいつら経験値まっず...、でもまあ...ちょっとはレベル上がったし貴女を片付けるには充分かしらねぇ...」
ニヤニヤと笑いながら私の方を見てくる彼女には悪意しか感じられなかった!。
「【
先制攻撃とばかりに桁違いの雷を生み出す彼女!。
「まずい!!」
私は慌てて砂鉄で避雷針を作るのだが、反応が遅れたせいで間に合わない!!。
これを食らったら終わりなのに警戒心が緩んでいたか!?。
目の前にまで迫る電撃にまるで何もできないでいると...!。
「「【
空から聴き慣れた声が聞こえてきたかと思うと、地面から極厚の石壁が出現し電撃を全て弾いてくれました。
「誰だっ!? 私と彼女の戦いを邪魔する奴は!」
そう叫ぶ彼女に白髪の【魔女】が大きな声を張り上げる!。
「そうですか、でもケロナの戦いならば私たちも入れてください、私たちは同じパーティなのですからね!」
キレる彼女にそう答えたのは私の仲間であるレイナなのでした。
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電撃を防いでくれたレイナは【雷鳴蝶】の方を向きながらこう言いました。
「悪いですけど、これ以上やるなら私たちも相手になります」
「はんっ! 貴女たち如きが私の相手になるとでも? そこの青髪の彼女以外に私の相手が務まるのかしら?」
クスクスと笑う【雷鳴蝶】に彼女はこう言いました。
「私1人では厳しいでしょうね、でも4人だったらどうでしょうか?」
「4人...? 貴女達は3人じゃぁ...」
そう奴が呟いた瞬間に翼が斬り落とされます!。
「なっ!」
驚く奴の後ろには全身に石の鎧を纏ったエリーゼがやっていました。
刀には奴の血を付着させて第2撃を放とうとしています。
「お姉様を怪我させた罪! 私が払わせてあげますわ!」
「ぐっ...!」
突然の奇襲に流石の【雷鳴蝶】も反応が遅れたのだろう。
エリーゼの一撃で奴の機動力を奪った点は大きい。
「サラ、行きますよ! 私は風! 貴女は...」
サラはレイナの言う前に答えました。
「うん! 分かってるよ! 電気系の相手には土魔法だよね!」
それを見たレイナは嬉しそうな表情を浮かべながら杖を構えなおします。
2人の魔女が杖を奴に向けて呪文を唱えます。
「「【
彼女たちの魔法の威力は以前の比ではありません!。
まるで台風のような突風がそこいらじゅうで巻き起こり、周辺の土を混ぜ合わせながらまるで土石流のようになって奴を襲いました!!。
「舐めるなっ!」
全身に電撃を纏いて【土の嵐】に向かってくる【雷鳴蝶】でしたが、属性相性には敵いません!。
こちらが押しているのが目に見えて分かります!。
「さぁ! ケロナの番ですよ!」
そう言われてしまってはしょうがない。
2人の作り出した嵐に私の水で勢いを加速させる!。
「「「【
私の魔法をも乗せたその一撃は最大限の威力を発揮し、ついに【雷鳴蝶】を相手に押し切ってしまうのでした!。