貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
奴が吹き飛んだのを見て一安心していると、とある事に疑問がいったのでレイナに聞いてみる。
「そう言えばなんでレイナ達はここにホビットの隠れ里があるって気がついたんだ?」
その言葉に彼女は普通に答える。
「いや、森の中で火事があったら普通気になりますよね? ケロナの手がかりもないし、これはもしかしてと思ったんですよ! 普通なら放置して逃げる所ですが、ケロナがあの中にいるかもしれないと言う魔女の感が働いたので見にきたんですよ」
「ああ...まあそうだよね...」
普通に考えて森が燃えているのに気が付かない訳がないよね...。
「まあ、なんにせよ助かった、私1人じゃあいつは倒せない」
「そのようですね、でも4人ならどうでしょうか?」
その答えに私はこう答えました。
「なんとかなると思う」
私の答えに彼女は笑顔で返してきます。
「おしゃべりはここまでですね、そろそろ戦闘に集中しましょう!」
そう返してくれた彼女の存在が大きく見えるのはやはり私が彼女の事を信頼しているからだろうか?。
なんとかガレキの山から這い出してきた【雷鳴蝶】が私達を睨んでくるのだが、先程よりも迫力を感じない。
数的有利を取った今と1人だった時の戦闘を比べてはいけないが、やはり仲間がいると言うのが大きいのだと改めて実感するのでした。
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「この...!」
こちらを殺意の目で見てくる【雷鳴蝶】の威圧も凄まじいが、レイナとサラの姿を背後に感じていると凄く安心できる!。
勿論、彼女のことも忘れてはいけない!。
「はぁっ!!」
奴と一緒に私達の魔法に巻き込まれたエリーゼが背後から奴に斬りかかったが...。
「存在さえ知って仕舞えば貴女程度どうにでもなる!」
そう! 数的有利を取ったとは言え、彼女の実力は圧倒的なのだ!。
エリーゼの刀が奴に掴まれた瞬間を狙い私が蹴りを入れる!。
「ぐっ...、このっ!」
奴が一度離れて電撃を纏った瞬間に地面から石柱を作り出し攻撃するレイナとサラ。
「「【
「ぐはっ!」
奴が電撃を纏った瞬間という絶妙なタイミングを狙う2人の技量には脱帽しかない。
「チャンスだ! エリーゼ!」
「はいっ! お姉様!!」
私が彼女を投げ飛ばし、彼女の刀に私の【砂鉄水】を纏わせた!。
「【秘剣・砂鉄水】!!」
エリーゼの攻撃に【砂鉄水】が加わった一撃は確実に奴の命を奪い去る!!。
何度も奴の体を切り裂き、トドメを刺す!。
もはや返り血を浴びても動じなくなった彼女は、キッチリ奴の首を貫いた!。
【雷鳴蝶】の断末魔がそこら中響きますが、全く同情の余地はありません。
何故なら、この惨状を生み出したのは奴なのですから、自分が殺される覚悟もあった筈です。
ズチュ...と言う鈍い音とともに刀を引き抜いたエリーゼは真っ先に私の方に向かってきました。
「お姉様!! エリーゼはやりました!!」
それはもう嬉しそうな表情で私の方に向かってくる彼女の素顔はまるで無邪気な子供を連想させてくれる。
先ほどまで命懸けで戦っていた筈なのに、彼女はまるでそれさえも私に褒められる為の試練程度くらいにしか思っていないのかもしれませね。