貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
髪を下ろして綺麗な体を見せつけてくるプラルには少々嫉妬してしまう所ではありますが、出るところが出ていないのでまだ発展途上な体といった所でしょう。
まあ、それは私も同じなんですけどね...。
いや、今はそんな事はどうでも良いのです。
「あ...貴女まさか! 私が意識のない事をいい事にあんな事やそんな事を!! きぃぃ!! ケロナお姉様!! エリーゼは汚されてしまいました!!」
ドンドンドンと床を叩く私を心配したのか彼女はこう言ってきました。
「あんな事やそんな事というのがどんな事なのかはわかりませんが、取り敢えずこちらにきて温まってください」
「えっ...?」
彼女がそう言って焚火をしている所に案内してくれました。
そしてその焚火の上に私の着ていた服と彼女の着ていた服があったので何と無くいきさつを理解してしまう私。
(まさかこの子...、私の服を乾かしてくれていたのかしら...?)
それによく聞くと雨の音が外から聞こえてきます。
そこまで分かれば何故自分が裸にひん剥かれているのかようやくわかりました。
それと同時に人として恥ずかしくなり思わず...。
「...悪かったわよ」
と謝ってしまうのでした。
「えっ?」
驚いた表情で私の方を見てくる彼女にもう一度自分の本心を伝える私。
「悪かったって言ってるの! 勝手に1人で誤解してあんたの事悪い人みたいに思ってた...、それに関して今謝っておくわ、本当ごめんなさい」
突然謝ってくる私に彼女は慌てている様子でした。
「い...いえ、私は当然の事をしているだけですから、皆様の中で1番後輩に当たる私が皆様をサポートするのは当然です」
これだけの仕打ちを私は彼女にしたというのに、彼女はそんな私をサポートしてくれるのだと言う。
ついつい嬉しくなった私は彼女を...。
「プラル! 貴女は今日から【エリーゼ騎士団】の団員No.3にしてあげますわ! 勿論No.1はお姉様でNo.2は私ですけどね!」
突然そんな事を言う私を見て「あはは」と静かに笑ってくれる彼女なのでした。
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パチパチ...。
焚火の燃える音を聞きながら体を寄せ合う私達...。
毛布も何もないこの場所で体を温めるには人肌が1番良いとプラルが言い出した時にはびっくりしましたが、実際効果はありました。
(プラルの体って小さいけどちゃんとあったかいんだ...)
やはり人肌は偉大だと思います。
これがケロナお姉様だったなら昇天しかねない程の幸福感を得られていたと思うと少し残念ですが、今は体を温めて風邪をひかない事が1番重要でしょう。
仕方がないので体を密着させて少しでも体温の確保に勤しむ私達...。
(ああ...やっぱり暖かい...)
私はこの暖かさに心を奪われてしまい、思わずあらぬ方向へと手を伸ばしてしまう。
「ちょっ! エリーゼさん! そこは流石に!」
「...へっ?」
彼女がそう言ってくれたので思わず手の動きを止めました。
知らない内に手が彼女の胸を揉みしだいていたのです。
まるで生まれたばかりの無垢な赤子と同じで、無意識の内に私の体は母親の母性的な物を求めていたのかも知れません。
「はっ! ああっ! すみません!」
思わず彼女に謝る私は恥ずかしさに顔を真っ赤にします。
(私はなんて事を!! ちょっとだけ人肌が恋しくなっただけだと言うのに、出会って間もないプラルにこんな事をするなんて...、どうかしてますわ!)
私がそう思っていると、彼女は静かに笑ってこう言いました。
「流石にそう言う所を触られるのはアレですけど、単純に温め合うだけなら歓迎ですよ」
「そうですわね...」
そう言いながら私より小さな裸体を近づけてくる彼女を私は受け入れるのでした。
これは仕方ない事なのだと自分に言い聞かせながら、人肌の暖かさを堪能するのでした。