貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私とエリーゼは一緒に森の中を探索し始めました。
「お姉様っと2人っきり♡」
と楽しそうな彼女を見ながら森の探索を続ける私たち。
「所で...、一体何を狩るんですか? 私的には大型の魔物で腕試しがしたいと思っていますが...」
刀を引き抜いて私に見せてくる彼女は本当に嬉しそうにしているのだが...。
「そうね...、今日は狩りではなく採取をしてみましょうか」
私の言葉に彼女はキョトンとしている。
「採取...ですか?」
まあ、彼女がこんな顔になるのも無理はない。
華やかな討伐と違って採取は地味な行動の繰り返しだからね。
でも...。
「採取も冒険者にとっては大事な仕事の一つだからちゃんと身につけて置いてね」
と呟くとあら不思議。
「はいっ! 分かりました! 沢山取ってお姉様を驚かせて見せます!」
やる気充分に早変わりする彼女を見て私はニヤリと笑いました。
(エリーゼにはこうやって言っておけばやる気出してくれるから楽ね...)
と、少し黒い部分が出てしまいます。
でもまあ、勿論やらなければならない事は全部教えるつもりなので問題はありません。
「じゃあ行こうか」
私の言葉と共に歩き出すエリーゼなのでした。
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「あっ! お姉様アレなんてどうですか!?」
「んっ? どれ?」
「アレですアレ!!」
嬉々として指さすエリーゼの指先には赤と白の混じったヤバそうなキノコが木に張り付くようにして生えていました。
見た感じからして明らかに毒キノコなのを選んでくる彼女の才能には笑うしかない。
「エリーゼ...、ああいう色の強いものは基本的に毒キノコだから食べたらダメよ」
「えっ!? そうなんですか!? ああいう色の強い物って見た事がなかったのでレア物かと思いましたわ!」
(まあ、お金持ちの食卓に毒キノコなんて出てくる訳ないし...、そういう勘違いするのもおかしくはないのかな?)
そう思っていた私ですが...。
「これなんかどうですか?」
今度は笑いダケと言う毒キノコを摘んで来た。
「それも毒だね」
「じゃあこれは?」
「それは毒草...」
なんだかエリーゼの摘んでくる物が全て毒有りの物ばかりのような気がしてきた...。
実際今のところアイテム袋に入っているのは私の選んだ食べれる野草とキノコばかりだったからである。
エリーゼが楽しそうなので別に良いのだが、彼女1人で採取をさせるのは危険だと思う私なのでした。