貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!!   作:カイトGT

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森は食料の宝庫③・キノコ料理

 しばらく採取を行なっていた私達ですが...。

 

「だんだんと蒸し暑くなってきましたね...」

 

 エリーゼの言う通り蒸し暑くなってきました。

 

「雨が上がって太陽が出てきたからね、しばらくは蒸し暑くなるから早めに採取を終わらせましょう」

 

 そう言いながら手分けして採取を行う私達。

 

 しばらくしてお互いに持ってきたキノコを見合わせる。

 

「お姉様! 私も結構取れましたよ!」

 

「おっ、どれどれ...」

 

 アドバイスが聞いたのか毒キノコの数は減ってきたと思うけれど、やはり何個か毒キノコが入っていました。

 

「これはダメ、これもダメ、これは良いけど...まだ小さいわね、エリーゼ、キノコで小さいのは取っちゃダメだよ」

 

「なんでですか?」

 

「小さいキノコまで根こそぎ取っちゃうとそこにキノコが生えなくなっちゃうのよ、だからほんの少し残して置くのが基本なの」

 

「はえ〜...そうなんですのね...、一つ勉強になりましたわ」

 

 そう言いながらも結構キノコ取れたしそろそろ帰りましょうか。

 

「蒸し暑くなってきたし、食用キノコも結構取れたからそろそろ戻りましょうか」

 

「はいっ!」

 

 元気よく挨拶を行う彼女を連れてゆっくりと来た道を変えるのでした。

 

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎

 

 キノコ採取をして【木の家(ツリーハウス)】に帰ってきました。

 

「あっ、お帰りなさい」

 

 とレイナが普段見せない半袖姿で現れます。

 

「レイナ、ただいま」

 

「収穫はありましたか?」

 

「ええ! お姉様と私が採取を行ったのですから当然ですわ!」

 

 偉そうにしているがエリーゼの取ってきたのは殆ど毒キノコだったぞ。

 

 思わず苦笑いを浮かべた私の表情を見てなんとなく察するレイナ。

 

「まあ...良いです、じゃあケロナに水を溜めて貰ってお風呂を沸かしましょう」

 

「それは良いけど、それが終わったら鍋に火をつけて頂戴、今日は栄養のありそうなキノコ達で鍋を作ろうと思ってるから」

 

「キノコ鍋ですか! 良いですね〜♪」

 

 私達の中で1番大人らしいレイナだが、食べる事になると急に少女のように可愛くなる。

 

「じゃあ、私はお風呂に水を入れてくるから、レイナは鍋に火をつけて置いてね」

 

「分かってますよ! ケロナの料理は基本美味しいですから期待してますね♪」

 

 そう言いながらポンっと鍋に火を着ける彼女とお風呂に水を張る私。

 

 私がお風呂に水を入れると彼女と交代します。

 

「じゃあ鍋に水を入れるからお風呂を沸かしてね」

 

「はいはい」

 

 お風呂の中に火の魔法を入れてお風呂を沸かすレイナと鍋の中に水を入れて湯を沸かす私。

 

 勿論キノコで出汁を取って中身もキノコ尽くしと言う最高のキノコ鍋の完成図を膨らませながら、ゆっくりと調理に勤しむのでした。

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