貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
取り敢えず寿司を食べたくなったので寿司屋に入る。
「こんな店に入ったのメイア初めて!」
その言葉に私は愛想笑いをしました。
(まあ...、見た目ゴスロリ衣装だもんな...、きっと他の国から来た不思議ちゃんってだけだろう...)
寿司の一つでも食べさせてあげればきっと満足して帰ってくれるだろうと思い奢る事にしよう。
「じゃあまずはサーモン2つ!」
私の問いに店主が寿司を握りだす。
数秒と言う素早い手つきで立派なサーモンが4貫作られました。
「凄く早い!」
と目を輝かせながら呟くメイア。
「じゃあ食べようか、頂きます」
私の仕草に遅れて彼女も手を合わせる。
「頂きます...」
私が箸を使ってサーモンを醤油に浸す所を見た彼女が真似をしようとしていましたが...。
「あれっ? 上手く持てない...」
箸を握るのが難しいらしく、何度もサーモンを取りこぼしていました。
「上手く持てないの?」
私が聞いてみると...。
「うん」
と素直に返してくれました。
と言うわけで急遽メイアに箸の握り方を教える事になるのでした。
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「お箸の持ち方はね...、こうやって鉛筆を持つようにしたら良いんだよ」
私は目の前で実践しながらメイアにレクチャーします。
「こう...?」
「そうそう! 大丈夫そんな感じだよ!」
彼女の要領がいいのですぐに箸を持てるようになりました。
「掴めた! 寿司を掴めたよ!!」
笑顔で私の方を見つめる彼女は少し可愛くは思えてしまったが...。
(いいや...、サラの方が可愛いさ...)
と思う事で事なきを得る私。
大きく口を開けてサーモンを食べる彼女は「う〜ん♡」と声を漏らしていました。
「お姉ちゃん! これ美味しいね!」
(そりゃあ職人さんが握った寿司だから美味しだろうさ...)
と思いつつも口には出さない。
「サーモン美味しいよね」
「うん! メイアこれ好き!」
そう言いながらサーモンだけで6貫ほど食べた後にイカを頼む私。
「次はイカで」
「あいよ...」
無愛想な店主がすぐさまイカを4貫作ってくれる。
「白い刺身...?」
「イカだよ、これも美味しいから食べてみて」
私の言葉に釣られて恐る恐る手を伸ばす彼女。
ゆっくりとイカを口に含むと想像よりも美味しかったのか目を輝かせていました。
「うん! 少しヌメっとしてるけど...これも美味しい!!」
どんどん食べていく彼女の食べっぷりが面白くてついつい寿司を与えてしまう私。
(どのくらい食べるんだろうか? まあちっちゃい子だしあんまり食べないよね?)
そう思いつつもついつい買い与えてしまった事を後で後悔するのでした。