貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「えびにはまち、後たまごとマグロも頼む」
「あいよ...」
店主は私に言われただけの量を確かに作ってくれました。
作ってくれるのはいいのだが...。
「う〜ん♡ お姉ちゃん! 寿司って全部美味しいね!」
全部食べていくメイアの胃袋が怖すぎる!。
(ええ〜!! 既に私より沢山食べてるんだけど...、ここまでいったらどのくらい食べるのか試してみたいよね?)
そう思いながらも怖い物見たさで思わず追加注文してしまう私。
「もうちょっと食べれる?」
「うん! まだまだいけるよ!」
その言葉に偽りなしだと言うことはすぐにわかりました。
〜数十分後〜
「嘘でしょ...?」
「これは...たまげたなぁ...」
無愛想な店主ですらそう漏らしてしまうほどの食べっぷりをメイアは見せているのでした。
皿を100個以上重ねて幸せそうな表情を浮かべる彼女。
それを見てしまった私は支払いをついつい躊躇してしまうのでした。
「お会計が...」
「うん! 知ってる! 分かってるから言わないで!」
勿論とんでもない額だったのは言うまでもないだろう。
3000ゴールドの髪留めに続いてご飯をこれだけ奢ったのだからレイナには絶対怒られてしまうだろうな...。
「ははっ...」
とんでもない胃袋を持つ彼女の登場により、私の財布の中身はかなり搾られてしまった...。
「ありがとうお姉ちゃん! お陰でメイアは幸せになった!」
「ああ...うん! 良かったね」
何も良くないけどここはこう言っておきましょう!。
「じゃあまた!」
そう言いながら彼女の前から離れようとしたのですが...。
「待って! 明日も会えないかな?」
そう言われてしまうと弱いが、ご飯を抜きなら問題はないだろう。
「いいけど...、ご飯は奢らないよ?」
「それでもいいよ! また明日同じ場所で待ってるから!」
彼女はそれだけ言うと風のように消え去ってしまうのでした。
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〜次の日〜
私は昨日と同じ場所に向かってメイアと会いました。
「ケロナお姉ちゃん! 来てくれたんだね!」
「ええ、約束を破るほどの性悪女じゃないよ私は...」
えへへと無邪気な笑みを浮かべながら私の手を取ってくる姿は何処と無くサラと重なって見える...。
「なんだかサラを見てるみたい...」
勿論メイアとサラは全くの別人なのだが、何となくそう思ってしまう。
「サラって誰?」
彼女の不機嫌な表情に私は答えました。
「サラっていうのは私の妹だよ」
「妹...?」
「ふ〜ん...ケロナお姉ちゃんにはサラっていう妹がいるのか〜...」
なんだか面白くなさそうな表情を浮かべながら私の方を見てくる彼女。
「ところでさぁ...、そのサラって子とメイアならどっちが大事?」
その問いに私は即返事で返しました。
「メイアには悪いけど、サラだよ」
嘘偽りのない真実の言葉を私が彼女に投げかけると...。
「...」
メイアが凄い顔で私の方を見つめてきました。
「ねぇ...ケロナお姉ちゃん」
「なに?」
「私の家に来ない? そこでならきっと楽しく話せると思うんだ...」
「メイアの家? この町にあるの?」
「うん...」
そう答える彼女は私の手をとりました。
「一緒に行こう...、ケロナお姉ちゃん...」