貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私がメイアに連れられて向かったのは町の中にある奇妙な形の家でした。
「あれがメイアの家なの?」
「...そうだよ」
近づけば近づくほどその家の形はまるで...。
「玩具箱みたいだな...」
〜メイアの家〜
中に入ってみると普通に家のように見えるだけの家具は揃っていましたが、何処と無く不穏な気配を感じとりました。
ただメイアの家に上がっているだけの筈なのに何故でしょうか?。
そんな私を尻目に彼女は2階への階段を登って行きます。
「こっちが私の部屋なんだ...」
そう言いながらメイアの部屋に入ってみると、そこはごく普通の女子部屋と言う感じでした。
彼女の着ている服装がゴスロリなので、もっとそう言う趣味全開の部屋なのかと思いきや、普通の女子部屋で驚く私。
(へぇ...意外と普通の部屋に住んでいるんだな...)
そう思いながら部屋に足を踏み入れると、突然玩具の兵隊が並んで私の元にソファを持ってきてくれました。
「えっ? 何この子達....」
私がそう呟いていると、メイアが答えました。
「その子達は私の玩具達だから安心して、ケロナお姉ちゃんには危害を加えないから...」
「そ...そう...」
私は恐る恐る玩具の兵隊の武装を見て見ると...。
(背中に背負ってるのって本物のナイフじゃないよね...?)
そう思いたいのは山々ですが、見た感じが本物の輝きだったので、おそらく玩具の兵隊の武装は本物なのでしょう。
私がソファに座ると、今度はメイドの人形が現れて私のティーカップに紅茶を入れてくれます。
「ありがとう...」
思わずお礼を呟くとメイドの人形はウィンクをしながらメイアの部屋を後にしました。
しばらく沈黙が続きましたが、メイアが私にこんな事を聞いてきたので答えます。
「ねぇ、ケロナお姉ちゃん」
「なに?」
「私の玩具達はお姉ちゃんからみるとどのくらいできる子だと思う?」
「そうねぇ...」
私はメイアの出した玩具達をしばらく見つめてから答えを出すのでした。
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メイアの玩具の兵隊達をじ〜っと見ながら私は答えました。
「うん、
これは嘘を言っている訳でもお世辞を言っている訳でもありません。
本当に彼女の人形達からは圧倒的な覇気を感じていました。
(こんな小さな人形にこれだけの魔力を流仕込んで簡単な動作を行えるくらい操作できるってことは...!)
私はメイアの方に向き直り「メイアって
「違うよ...私は◯◯◯◯だよ...」
その言葉を聞いた瞬間に彼女から距離を取る私。
「メイア...その言葉冗談じゃ済まされないよ?」
まさかこんな小さな子がそうだとは思いたくありませんが、もしも本当にそうだとしたら手加減をしている余裕はありません。
全力を持って叩きのめすのみです。
クスクスと笑いながら私の方を見てこう呟く彼女の笑みは幼児の放つ物にしてはどうしても醜悪に見えてしまう....。
「ケロナお姉ちゃんに嘘なんてつかないよ? 私は
その言葉を聞いた瞬間に私は彼女に飛びかかるのでした!。