貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
ポタ...ポタ...。
右腕の方から伝わってくる自分の血が地面に落ちる音が聞こえる...。
それと同時に激痛が全身を駆け巡りました!
(痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!)
その思考から逃れる為に私は自身の体に回復の魔法をかけます。
「【
どうやら【死の槍】の効果時間は短いみたいで、私を磔にした後直ぐに消えてくれたことだけは幸いでした。
「さあ、ケロナお姉ちゃんどうするの?」
私の眼前には武器を持った玩具の兵隊達が身構えています...。
かくなる上はこれしかないでしょう!
一瞬だけ【砂鉄水】をばら撒いて目隠しをします!
本当に一瞬なので声を出す間もないでしょう。
その間に私はこの部屋から抜け出します!!
(私だけじゃ敵わないけど...、皆と一緒なら勝てるくらいの戦力差だ...、ここは逃げるが勝ち!!)
一目散に逃げだす私に彼女は追ってくる気配がありません。
(なんだ! やっぱり足は遅いんだ!)
見た感じ足の遅さをカバーするために玩具の兵隊達を使役していることは予想がついたので後は逃げるだけです!
そう思って扉から抜け出した先は...。
「えっ...ここって...」
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「ここって...2階だったはずよね?」
思わずそう言わずにはいられないほど私は驚いていました。
なぜなら...、私が扉を開いた先は先程の階段のある部屋ではなく、どこか別の通路だったからです。
しかし、歩みを止める訳には行きません。
私はとにかく動いて脱出口を探す事にしました。
幸いな事にメイア達の動きは遅いので逃げる分には問題なさそうです。
「とにかく足を止めちゃダメだ、傷を手当てしながら進んで行かないと!」
私はそう自分に言い聞かせて【
しばらくダンジョンの中を探索していると、玩具箱の兵隊に出くわしたので速攻で倒します。
どうやらメイアの周りにいる玩具の兵隊だけが異様に強いようで、そこら辺に湧く玩具の兵隊は雑魚当然でした。
詳しく言えば、赤色の装飾がされた玩具箱兵隊は弱く、青い装飾が施された兵隊は強めなようです。
ちなみに、メイアの近くにいた兵隊は全員黒と金メッキと言う豪華な感じだったのを思い出しました。
「とりあえず今はメイアと精鋭部隊に気をつけて進もう...」
ゆっくりとでも確実に進む私はマッピングを施しながら徐々にダンジョンを攻略していく。
「そろそろ出口なんだと思うけど...、なんだろうこの違和感...、出口に進んでいるはずなのにまるで
...。
い...いいえ! これはきっと私の気の迷いでしょう!
そう振り切って私はどんどん前向きに進んでいくのでした。