貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「じゃあエリーゼさんに前衛をお任せします!」
そう言いながら私たち3人は後衛に回りました。
「はっ!? ちょっと待ってください! サラとレイナさんが後衛に回るのは分かりますけど、プラルは前衛職なのでは!?」
「【忍者】には手裏剣と言う遠距離武器や【
無理にでもエリーゼを1人で前衛に立たせるのには理由があります。
正直言ってあの光龍の鋭い一撃を魔法使いと言う脆い職である私やサラが受けてしまってはひとたまりもないと今ので実感してしまったのでした。
それも相手が光龍では突然魔法の発動が消されてしまうというリスクがある中で私達魔法使いの職が上手に立ち回るのは難しいのです。
その弱点を克服する為に【魔女】には【箒魔法】という【
「【箒魔法】を封印されてしまった以上、私と一緒に注意を引くと言う事はできません! エリーゼさんには1人戦って貰わなくては私達は確実に
私の言葉を聞いた彼女の表情は急に真面目になって光龍を睨みつけました。
「...わかりましたわ! できるだけやってみます!」
刀を手に彼女は魔法の防御壁を繰り出す!!
「【
猫の肉球が描かれた壁が彼女の前に出現する!
分厚く硬い魔力壁に多少の安堵感を覚える私でしたが...。
(でもこれ...、結局魔力で作られているから奴に睨まれると消えちゃうんだよね...)
と思っているのでした。
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
「【
エリーゼさんの出した魔力壁は光龍の睨み一発でかき消されてしまいました!
「きゃっ! 私の壁が消えてしまいましたわ!」
そう驚く彼女の声と共に私の魔法が再び扱える事に気がつきました。
(...もしかして)
私は杖を振り上げて最強の魔法【
以前よりもレベルアップした高熱の閃光が放たれて奴に襲いかかろうとすると...。
ギロリ!!
と私の体を見て魔法を打ち消しましたが...。
「私の壁が戻りましたわ!」
とエリーゼの【
「そうだ! やっぱり光龍スペル・シールは1人の魔法しか封殺できないんですね!」
そうと分かれば手いくらでもあります!
「プラルさん! できるだけ奴の後ろに回って攻撃してください!」
「分かりました!」
彼女はそれだけ呟くと奴の後ろに回り込み、手裏剣で攻撃を開始する!
ちまちまとした攻撃では奴の意識を逸らす事で精一杯だろうけど、今はそれで良いのです。
(私の【
と言う思惑がある。
私は杖をしっかりと握りしめて皆が戦っているのを見つめながら、奴の隙を伺うのでした。