貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
エリーゼさんが刀を振りかざして光龍の鱗に傷を入れる。
「硬いですわね...! でも何度も斬りつければきっと...!」
プラルは手裏剣を投げながら隙があれば背後から強力な一撃を決めています!
「【暗殺剣】!!」
ただ剣を背後から下ろしているように見えますが、背後から攻撃した時の【忍者】の一撃は他に類を見ない程の威力を誇る!!
「グォォォ!!」
明らかに隙ができたので私は全力の【
「今だ! 【
大きく杖を振りかざし、最強最大の魔法を放ちます!!
ギロリ!!
しかしそこはやはり【Sランク】の魔物です!
1番危険な攻撃が何かを察知して私に【
「でもそれなら...」
「私がいるよ!」
私の後ろから攻撃魔法を放つサラ。
今は【聖女】の職に就いている彼女ですが、別に【聖女】が攻撃魔法を覚えない訳ではありません。
具体的に言えば風属性の魔法と水属性の魔法、そして光属性の攻撃魔法が使えるのです。
一応他の攻撃魔法も使える事には使えますが、【魔女】の職に就いていた時よりは大幅に攻撃力が落ちてしまうので【聖女】の職に就いているときには基本...。
「【光輪の矢】!!」
光魔法を使うのが得策でしょう!
サラの後ろに光の輪っかが出現し、その中央から大きな矢が射られる!!
「グァ!?」
明らかに驚きの反応を見せる光龍の羽に【光輪の矢】が命中しました。
「グギャァァァ!!」
激しい声を放つ奴に今度こそ【
「これで終わり!!【
私史上最強の魔法が【光龍スペル・シール】を討つのでした!
✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎
私の放った魔法が光龍に当たり奴の全身を燃やし尽くします!!
「グギャァァァァ!!!」
甲高い声で悶え苦しむ様を見ながらも攻撃の手を緩めない私達。
遠距離攻撃のできる私達3人は常に魔法を放ったり手裏剣を投擲して少しでもダメージを稼いでいました。
(相手は【Sランク】の魔物! 最後まで気を抜かず全力で当たりましょう!)
3分半もの間、私達はそれぞれの最強攻撃を繰り返してようやく光龍の動きが完全になくなりました。
「やったんですの...?」
恐る恐る倒れ伏した光龍の鱗をツンツンと刀で突くエリーゼ。
私もまだ油断はできないと思い身構えていましたが、それから30秒ほど動きがなかったので討伐したのだと確信しました。
「や...やりましたわ!!」
エリーゼの言葉に私達は有頂天になります。
「【Sランク】の依頼を本当にクリアできたんだよよね!?」
サラも嬉しくなったのか私の方を見てきました。
「ええ、この死体をギルドに持ち替えれば私達4人とも【Sランク】冒険者の仲間入りですね」
「【Sランク】冒険者!!」
その言葉を聞いた瞬間からサラの瞳が輝きを増し始める。
「【Sランク】ってあれだよね! 今のレイナさんよりも凄いって言うやつ!!」
「ええ、今の私が【Aランク】冒険者なのでそれよりも上の階級に皆なれるんですよ!」
自分で言っていて凄い事を成し遂げた物だなと、今更ながらそう思うのでした。