貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!!   作:カイトGT

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ついに私たちも【Sランク】!!・ケロナの待つ宿屋

 私達のギルドカードに【Sランク】の焼印が施されました...。

 

 これにより名実共に私達は世界中のギルドで【Sランク】認定される事になります!

 

 その事に1番驚いているのはエリーゼでした。

 

「いいのでしょうか...? 私なんかがこんな凄い物を貰ってしまって...」

 

 そう思うのも無理はありません。

 

 ほんの数週間前まで完全に初心者だった事に間違いはないからです。

 

 でも、私は彼女も【Sランク】の称号を貰っていいと思っていました。

 

「エリーゼさん、それは貴方の実力で得た正真正銘本物の称号です、なので誇る事はあっても恥じる事はないですよ」

 

 と静かに呟いてあげました。

 

「そう...ですわね!! これでケロナお姉様も少しは私の事を認めてくれるでしょうか?」

 

 その言葉に私は笑いながら答えましょう。

 

「普通に考えて仲間に【Sランク】冒険者ができて認めない人がいないでしょう!」

 

「で...ですわよね! 心配して損しましたわ!」

 

 あははと笑う彼女の笑みを眺めながらも、私達が【Sランク】になったと知ったらケロナがどんな顔をするのか想像するだけで楽しくなってくる私なのでした。

 

✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎✴︎

 

 ギルドでやるべき事を終えた私達はケロナの泊まっている宿屋に向かいました。

 

「105番室の鍵を返してください」

 

 と私が宿屋の店主に声をかけたところ...。

 

「えっ...? その部屋は今空室になっているんですけど...、105番室に泊まりたいと言う希望ですか?」

 

「えっ? その部屋には青髪の子が泊まっているはずなのですが」

 

「あれっ? その子ならちょっと前に宿から出て行ったきり戻ってきませんでしたよ? ああ、そういえばそれで期限が過ぎたので105番室を空き部屋にしたのを忘れてました」

 

(ケロナがこの宿屋に戻っていない?)

 

「ちょっと詳しく話を聞かせて貰っても良いですか?」

 

 〜少女対談中〜

 

 ...。

 

 〜対談終了〜

 

 宿屋から出て私達はケロナを探す事にしました。

 

「宿屋の店主さんと話した結果、どうやらケロナは数日前に出かけたきり帰ってこなかったようですね」

 

「私達が【Sランク】の魔物を倒している間に、ケロナお姉様がどこに行ったのか探さなくてはいけませんね」

 

「とにかく、私はその辺りを探してみます、夕方くらいに落ち合いましょう!」

 

 そう言って私達は一度別れたのですが...。

 

「ケロナお姉ちゃんのことだからきっとその辺で水に浸かってるだけだよ」

 

 サラだけは余裕そうにそう呟いているのでした。

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