貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
紫髪の少女は私達の方を見据えながら微笑を溢す。
「ふふ...あはは...」
「何がおかしいんだ!? ケロナお姉ちゃんをこんな目に合わせて!! 絶対に許さないからな!!」
少女に指を差して怒の声を上げるサラ!
「いえ...、そこまでケロナお姉ちゃんの事で怒るって事は本当にケロナお姉ちゃんの仲間なんだよね?」
「そうだよ!! 分かったら早くケロナお姉ちゃんを返して!!」
必死に叫ぶサラの姿を見て滑稽な笑い声を上げる少女。
「あはは! そんなに取り乱すって事は貴方がケロナお姉ちゃんの妹ね!」
その言葉に真面目に答える弟子。
「そうだ!!」
「...へぇ貴女がねぇ」
エルサと同じ様な気持ちの悪い笑みを浮かべたかと思ったら...。
ずぷぷ...。
「あぐっ...」
ケロナの手に刺さっている刃物を少し押して深く肉に突き刺した!!
痛みに微かにでも反応するあたり、ケロナはまだ生きているようだ。
子供には刺激の強い現場を見てしまったようで、サラは駆け出した!!
「このっ!! お姉ちゃんから離れろ!!」
「サ...ラ?」
サラの声を聞いてしっかり反応できているので、今すぐに救い出せばどうにでもなりそうなのですが...。
(問題はあの娘ね...)
私の強敵センサーがビンビンに反応してしまうほど、目の前にいるゴスロリ少女の強さは本物だと思わずにはいられないのでした。
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「いっく...ぞぉぉ!!」
そう言いながら全身から白い魔力を放つサラ。
「【聖女】サラの名の下に聖霊召喚!【聖馬・ユニ子】!!」
そう叫ぶサラの後ろから美しい白い毛並みを持つ聖馬が現れました。
「ヒヒーン!!」
いきなり召喚魔術を行使したかと思えばその馬をで一点突破を狙う!
「【
強敵だと感じていた黒の玩具の兵隊を次々に薙ぎ倒しながら進む聖馬を見て勝機を見出す私。
(全く...、弟子っていうのはいつのまにか成長している物なのですね...)
と余韻に浸りながらも師匠の意地を見せる。
「【魔女】レイナの名の下に問いに応じて姿を現せ!! 使い魔召喚!!【黒猫のミケ】!!」
「ニャーン!!」
可愛い声と共に出てきたのは身長2メートル強の化け猫でした。
少し前のレベルアップにより覚えた【使い魔】召喚ですが、まさかこんな化け物を従えて戦えることになるとは思っても見ませんでした。
(何この子...、めっちゃ大きいから普段使いしにくそう...、でも戦闘においては最適ね!)
「ミケ! 玩具の兵隊を蹴散らして!!」
「ニャーン!!」
黒猫のミケは真っ直ぐ突っ込んでいき兵隊を蹴散らしていきます。
それらの活躍を見たエリーゼとプラルも負けていられないとばかりの武器を振るいながら、囚われているケロナの元まで突っ走るのでした。