貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「近づけさせない! 【光輪の矢】!!」
サラが真っ先に反応して魔法攻撃を行ったのですが、奴の驚くべきスピードの前には無力でした。
「えっ...?」
「まずは1人...」
そう言いながら銀の剣を振るいサラの胸に突き刺そうとした瞬間!!
ギィン! と言う金属音が鳴り響き奴の剣の軌道がズレる!!
その剣筋を捌いたのはエリーゼだった!
「私の仲間を簡単に殺させやしませんわ!」
そう言いながら返す手で銀狼の剣士に一撃をお見舞いする!
「ぬっ!」
エリーゼの剣線に驚いたのか一歩飛び退く彼。
「やるな小娘...、だがこれはどうだ?」
凄まじい剣線が次々と襲いかかってきていると言うのに余裕の笑みでこう返す彼女。
「こんな簡単に捌いて見せますわ!!」
彼女の言葉通り次々に襲いかかってくる剣撃を見事に捌き切っていた!
まるで高難易度の問題を出されたと同時に1秒以内に回答しているかのようにも見える!
(エリーゼさん...、いつの間にか刀の扱いにも慣れた物になっていたのですね...)
私はそう心の中で呟きながら彼女を応援しているのでした。
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銀狼の剣士を相手に一歩も引かないエリーゼの技量に驚く私。
(いくらレベルが上がったからとは言っても、エリーゼさんがあの剣士の攻撃を捌き切れるとは思えません...)
しかし、現に彼女は銀狼の剣士の攻撃を防ぎ切っています。
若干の不利は見え隠れしていますが、防戦一方というわけではなくちゃんと反撃出てきている所に希望を見出す私。
(大丈夫...、エリーゼさんが勝てば一気に士気は上がる...!)
逆に負けた時のことは考えたくありません。
彼女が負ければ壁役がいなくなるという事。
壁役のいないパーティにこの物量をぶつけられれば簡単に圧殺されてしまうでしょう。
「エリーゼ! 頑張って!! 【聖女の加護】!!」
今サラがエリーゼに施したのは全ての能力が1段階上がる【聖女の加護】です。
厳しい修行に耐え切った修道女などが何年もかけて身につける魔法をサラは既に身につけているのでした。
「サラ! ありがとうですわ! お陰でこの勝負勝てそうです!」
サラの【
「ぐぅ...ぬぅ...!」
銀狼を押し切ってついに切先が届く!!
「ここ...ですわ!!」
思いっきり刀を振り切って銀狼の剣士の腹を掻っ捌く!!
「...見事!」
彼はそう言い切ると元の人形に戻りました。
「後は貴女だけですわよ? メイアさん」
刀をメイアに向けて挑発するエリーゼ。
それを見てつまらなそうな顔をしているメイアなのでした。