貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私が城の頂上に降り立つと、そこには赤く眼を光らせた白豹が待ち受けていました。
息を荒らげながら殺気だった視線を私に送り続けているのでこいつの居場所はすぐに分かった。
「かなりご立腹なようだけど、私の方が怒ってるんだよ...」
私は怒りの感情をどうにか抑え込み、目の前にいる白豹に目を向ける。
「行くぞっ!!」
この前戦った時のように高速で近づいて蹴りを決めようとしたのだが...。
ザシュ...。
と言う肉の切れる音と共に私は出血していた。
「なっ!? 刃物!? どこから?」
私が一度距離をあけて観察してみるとその正体に脅迫する。
「まさか...! 死体の血を操って刃物にしているとでも言うの!?」
そう!! 【赤眼の白豹】は死体から血液を集めてそれを形取り複数の刃を形成していたのだ。
ひとつひとつは小さいが何せ数が多い。
「ガァァ!!」
それが奴の咆哮と共に私に襲いかかってくる!!。
「くっ!!」
手で触れる事ができないので躱すしかないのだが、このままでは近づく事ができないし、時間が経つごとに奴の手数が増えていく!!。
(このままじゃジリ貧だ...、とにかく隙を突いて短期決戦を狙うしかない!!)
私は回避に専念しながらも、必殺の一撃を叩き込む準備を整えるのでした。
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「ぐっ!!」
勢いのついた刃は次々に向かってくる!!。
「あっ! ッ!!!」
私の肉を切り裂いていく鋭い刃の群れは減るどころか増えていく。
「くそっ!」
手傷を負った部分を抑えながら、私はもう一度チャンスを待つ。
こうやってじっくりと行動パターンを眺めていると、奴の動きが読めてきた。
(よしっ! 行ける!!)
一瞬の隙をついて奴に接近し数発殴り込む。
1..2..アッパー!!。
3発殴り込んだ次の瞬間!!。
「痛っ!!」
背中に奴の鮮血が突き刺さる!!。
(こいつ...わざと隙を見せて...!)
そう思った時にはもう遅い。
無数の刃が私を突き刺した!!。
「がっ! あっ!!」
腕や足、背中に肩から痛みを感じる...。
全身から出血が始まり、このままでは死んでしまうと理解した体は【血眼の白豹】を攻撃していた。
(この生命に変えてもこいつは殺す!!)
そう思った私は奴を蹴り倒し頂上30メートルの高さから奴を落とす!!。
「地獄への片道切符!! あんたにもあげる!!」
私はそのまま奴を足場にしながら下に向かって落ちていくのでした。
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