貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「おっ、スライムかちょうどいい!! 【戦闘レベル】90の力! 見せてやるぜ!!」
勇者様は自信満々に90と言う数値を高らかに宣言してスライムに剣撃を入れる!!。
鮮やかに美しい剣技を披露しながら一瞬にして決着をつけた彼は血払いの要領で剣に付着したスライム粘液を弾き飛ばした。
その様子に勇者パーティの女共は「きゃ〜きゃ〜」とはしゃいでいる。
「流石キィア様です!!」
「きゃ〜格好いい!!」
「流石レベル90!!」
などと声援が飛び交っているので、キィアのレベル90と言うのはとても高い方なのだろう。
そうなってくると自分のレベルが気になってきた。
「ちょっと良い?」
「なんだい? ケロナちゃん」
「この先に小さな教会があるから私の戦闘レベル測ってもらっていいかな?」
私の言動に相変わらず女共はピーチクパーチク横槍を入れてきた。
「ちょっと!! 図々しいわよ!!」
「そうよ!! こんな村にわざわざ調査にきたキィア様の身にもなって頂戴!!」
「あんたら、ちょっと落ち着いてムカつくのは分かるけど少しくらい我慢しなさい」
しかしそれだけ文句を言っていても勇者が「ああいいよ、行ってみよう」と呟いた瞬間に手のひらを返すこいつらの根性は本当に腐っている。
私は彼女達の態度にため息を吐きながら教会へと足を踏み入れるのでした。
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遺跡に向かう道中で教会による私達。
「ここで私のレベルが測れるんだよね?」
「ああ、レベルと次にレベルを上げるための経験値が分かるんだ、経験値は敵を倒したり武器や技や魔法を使うことで得られて、一定量貯まるとレベルが上がるって寸法さ」
「レベルが上がると何が起こるの?」
「ステータスが上がり強くなる」
キィアはざっくりと説明してくれたが、要するに敵を倒しまくればレベルが上がるって事か、まあ私は村娘だし戦った事もないからステータスが上がるとかあんまり恩恵ないけどね。
そう思うと別にレベルが低くても良いやと思えるので楽にレベルを測れる。
教会の人に私のレベルを聞いてみると...。
「現在のケロナのレベルは1じゃ」
と言われた。
(やっぱりキィアの言った通り、私のレベルは1なのね)
そこまでは良かったのだが、必要な経験値を言われた時に勇者パーティ全員が驚いた。
「ケロナがレベル1から2に上がるのに必要な経験値は【
しかし、私にはその莫大なる経験値量を聞いてもあまりピンとこないのでした。