貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「まずい!!」
カイナ姉さんがそう叫びながら短剣を手に取ってソーラに投げつけたのだが...。
「【風圧】」
と彼女が呟くと同時に風の流れによって短剣はあらぬ方向へと飛び去った。
「一気に叩く!」
そう言いながらカイナ姉さんが残った短剣を片手に突っ込むのを私が援護する。
「【火球】!!」
隠密の為、威力を下げている火球を投げつけた!。
しかし...。
「【風流・流し風】」
という逆風を生む魔法で私の魔法は跳ね返されてしまう。
「なっ!」
私が驚くのも束の間、カイナ姉さんが跳ね返された火球を切り裂いてソーラの懐に潜り込んだ。
「やった! カイナ姉さんならあのまま押し勝てる!」
そう思った次の瞬間!!。
ドンっ!! と蹴飛ばされたのはカイナ姉さんの方でした。
「なんで!?」
と思う私の前には白い髪が美しいメイド魔女レイナの姿があったのです。
「ほうほうほう、侵入者が5人ですか、ガーディン様に知らせる前に片付けてしまいましょう」
と余裕綽々の言葉を並べるレイナに斬りかかる姉さんでしたが...。
メイド魔女はクスッと笑いながら姉さんの攻撃を躱して逆に拘束してしまいました。
それも魔法を一切使わずにず、素手だけで拘束してしまったのだから驚きです!。
「あ〜らら、もしかして私のレベルが75だって事をご存知ない? 【魔女】の名を冠する者が弱いはずないでしょう?」
とクスクス笑いながらカイナ姉さんの腕の骨をボキッと外してしまうのでした。
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ボキッ...という骨の折れる音がしたかと思えばカイナ姉さんが悶絶の声を上げた。
「いっ...ッ!!!!」
どうにか声を抑えているものの、とんでもなく痛そうにしているのはよく分かる。
「もう一本の腕も折ってあげましょうか?」
と小さく呟くレイナの笑みが少し怖いと感じる。
「「「姉さんをよくも!!」」」
「待てっ!! お前たち!!」
盗賊団の3人組が一斉に魔女メイドに飛びかかったのだが...!。
ふっと笑いながら人差し指を上にあげて火柱を立てた。
「グギャ!!」
「ギャァ!!」
「ウボッ!!」
3人は一瞬にして焼かれてしまい、灰となってしまう。
「そんな...」
私がそう呟いた瞬間にカイナ姉さんが動く!!。
「このっ!!」
残った左手でレイナに殴りかかるものの...。
「遅いですねぇ...、そんなんじゃあ美しい私を捕まえる事なんて一生かかってもできませんよ」
簡単に躱されてしまい残った方の腕もボキッと折られてしまった!。
「くっ!...ツゥゥゥゥゥ!!!」
痛みを堪える声を上げながら、どうにか絶叫を抑えようとしている姿を見てふふっと笑う魔女。
「痛みを抑えようと声を抑える姿...、なかなかに無様で良いですよ、後無事なのはそこのお嬢ちゃんだけのようですが...、どうやってこの窮地を凌ぐのでしょうか? 今から楽しみですね」
とかなんとか言いながら、私の方に手を向けてくるレイナを相手に私も負けじと杖を向けるのでした。