貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
「あははっ! レベル1の【村娘】がレベル75の【魔女】に勝てるわけないじゃないですか!」
そう言いながら私に放った【火球】と全く同じ威力の魔法を放つレイナ。
「いいぞ!! 少しくらい怪我をさせても構わん!! 生意気な村娘を
ガーディン指示の元【火球】が放たれましたが...。
ジュウゥ...とケロナお姉ちゃんに届く前に蒸発してしまいました。
炎が蒸発とは意味が分かりませんが、とにかくそのように見えてしまいます。
「レイナ! もっと強力な魔法を放つのだ!!」
ガーディンの指令を聞いたレイナは声を張り上げながら別の魔法を放ちました。
「【
高速の火を帯びた雷がケロナお姉ちゃんに直撃してしまいます!!
「お姉ちゃん!!!」
思わず私は叫びました!
明らかに異常な威力を誇るレイナの【雷火】は確実に命を摘み取る威力を持っているように思えます。
が...。
「あちち...、ちょっと痺れたかも...」
と平気そうな顔で体を起こすお姉ちゃんを見て1番驚いているのはガーディンでした。
「まさか...!、レイナの一撃を受けて5体満足な上にほぼ無傷だと...!?」
ぱっぱっとホコリを払いのけるお姉ちゃんを見て、私を除いた全員が驚いているのでした。
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ケロナお姉ちゃんの頑丈さに皆が驚く中レイナはとある事に気がつく。
「あなた...もしかして」
「なに?」
「水使い?」
と聞いてきたのでお姉ちゃんは素直に答えていた。
「そうだとしたらなに?」
そう答えるお姉ちゃんにとある魔法を放つレイナ。
「【
雷の力が宿る網でお姉ちゃんの動きを封じようとしてくるのだが...。
「甘い!! そんな攻撃には当たらない!!」
そう素早く躱した先にレイナの一撃が待ち受けていた!!。
「【
強力な電気の魔法がお姉ちゃんを襲う!!。
バチっ! バチチ!! と凄まじい電撃の嵐が私の方にまで届いてくる!!。
「ケロナお姉ちゃん!!」
と叫ぶ私でしたが、流石のお姉ちゃんでもこの威力の電撃には膝をついていました。
「くっ...今のは効いたわ」
全身からぷすぷすと煙を上げながらそう呟くお姉ちゃんの姿を見ているだけでもレイナの【電磁銃】の威力が分かってしまいます。
お姉ちゃんだから耐えられるのであって、他の人が食らえば恐らく即死すると思います。
お姉ちゃんのよろけ具合を見たレイナが勝ち誇りました。
「やっぱり水使いのようね、2度の攻撃で察したわ、あなた炎の威力は大きく殺せても電撃の威力は全く殺せてなかった、それだけでもあなたの適性が水である事は大体読めてしまうものなのよ、魔術師と戦うときには魔法攻撃を受けてはダメということ分かっていただけたかしら?」
ふふっと笑い声を上げるレイナに対して膝をつくお姉ちゃん...。
その様子を見ていると、どうしてもこう思ってしまうのでした。
(お姉ちゃんでも【魔女】と呼ばれる存在には勝てないの!?)