貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと言われてしまい勇者パーティからは【使えない】宣言されてしまった村娘ですけど仕方がないのでレベルを上げずに最強になります!! 作:カイトGT
私がヒツジの肉を口に含んでみると...!。
「んっ!?」
思っていたよりも柔らかい事にびっくりしました。
(柔らか...!)
それは私以外の人達も思っていたことの様で、皆の顔が驚きに満ち溢れています。
「この肉...、柔らかいですね、とても食べやすいですし甘口のお酒にも合いそうです」
レイナは相変わらずの感想を呟く。
そしてサラは...。
「美味しい!!」
うん、簡潔な感想を述べてくれていた。
しかし...、思っていたよりも美味しいのには本当に驚いている。
味はたしかに薄いのだが、そのかわり食べやすさが群を抜いている。
これなら子供でも楽しんで食べる事ができるだろう。
だが、そうなってくると少々【マトン肉】も気になってくる。
どうやら今食べている【ラム肉】がヒツジの雛肉な様で食べやすく、【マトン肉】と言うのが親肉らしい。
今はサラがいるから食べやすい方を選んだ訳だが、今度一人で【マトン肉】を食べにきてもいいかもしれない。
ヒツジ肉のおいしさに気がついた私達は手が汚れるのも気にせず、鍋に入っている肉を食べ尽くすのでした。
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「ふぅ...」
お腹一杯になるまでラム肉の鍋を食べた私達は極楽にいました...。
「お腹が満たされるっていいですよね...」
レイナがそう呟くと私は当然のように相槌を打つ。
「本当だよね、生きてるって感じがして気分がいい」
「サラも満腹で心地良いよ!」
野菜も肉もしっかりと食べ切り空になった鍋を見て笑みを浮かべる私達。
確かな満足感を味わいつつも程よい余韻に浸っていると...。
「お嬢ちゃん達良い食べっぷりだったな!」
店員さんから声をかけられました。
「それだけ美味しそうに食べてくれたらこっちまで嬉しくなってくるぜ!」
「どうも...」
「あっ! そう言えば知ってるか? この町の名物ヒツジの銅像を」
「ヒツジの銅像?」
その名前を聞いて思い出す。
「ああ、あの観光スポットの」
その言葉を聞いてパチンと指を鳴らす店員さん。
「知ってるなら話は早い! 一度は見てみると良い」
店員さんはそれだけ話すと私達の食べ終わった皿を片付け始めた。
「ヒツジさんの銅像!! 見てみたい!!」
その言葉を聞いたサラがそう言い出したので私はにっこりと笑う。
「お腹も満たした事だし観光地巡り再開と行きますか!」
私達はレジでお金を払った後でヒツジの銅像が立っている場所へと向かうのでした。
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