地縛(但しARC-Vの)使いでダークシグナー擬き主の5D's   作:クォーターシェル

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アンケートで台詞の前にキャラ名を入れるのは別にいいが多かったので取り敢えずやめにします。

後、ご指摘があったので、ターン表示の際に誰のターンか入れるようにしました。


第14話

佐竹と高井戸を倒した十代は、先を進んでいた。デュエルに勝利後、佐竹と高井戸は直ぐに消滅してしまい、詳しい情報を聞き出せなかった十代だが、2人が塞いでいた方向に何かあると踏んで感覚を研ぎ澄ましながら辺りを捜索する。

 

「さて、鬼が出るか蛇が出るか……っと」

 

 

 

◇  ◇  ◇

 

 

 

ゴースト骨塚に勝利した俺は、骨塚に詰め寄っていた。

 

「さて、お前達のボスがどこにいるか吐いてもらおうか?」

 

「し、知らないゾ! 本当だゾ~!」

 

デュエルに負けた骨塚は、俺の質問に答える。……本当に知らなさそうだが、こいつからはもっと情報を引き出さないとな。

 

「なんで、究極神に従っているんだ?」

 

「そ、それは、究極神様が素晴らしいお方だからだゾ! 究極神様は闇を彷徨っていた俺達を助けてくれたんだゾ! あの御方こそ我々の支配者に相応しいんだゾ~!」

 

「……」

 

俺は、骨塚の言葉に嘘がないことを確認し、更に質問を続ける。

 

「……究極神の名前って『アルティマヤ・ツィオルキン』とかだったりしないか?」

 

「な、なぜそれを……、ハッ!」

 

俺の質問に答えていた骨塚が、慌てて口を塞いだ。だが、もう遅い。俺は確信する。やっぱりな……。

 

「やっぱりアルティマヤ・ツィオルキンって奴が究極神なんだろ?どうしてかは言わないが、心当たりがあったんだ」

 

「し、しまった! つい……」

 

「お前らって結構間抜けな奴なんだな」

 

俺の言葉に骨塚が項垂れる。そんなに簡単に自分のボスの正体を喋るとは……。こいつら本当に大丈夫なのか?

 

「ひ、ひぃ~、このままじゃ究極神様の怒りを買うゾ~!」

 

そう言ったゴースト骨塚はそのまま黒い粒子となって消えてしまった。

 

さて、恐らく連中のボス、『究極神』は漫画版遊☆戯☆王5D'sに登場したラスボスである究極神のことなのだろう。しかし、世界が違う漫画版のボスがなぜこの世界に?まあ、ARC-Vからやって来たジラスも居る事だし今更か。

 

その時、

 

『クリリ~』

 

とハネクリボーが俺の元に飛んできた。十代の使いかな?

 

『クリ、クリリ』

 

と言ってくるハネクリボーだが、

 

「ジラス、なんて言ってるかわかるか?」

 

『ああ、それらしいものを見つけたから付いてこいってよ』

 

とジラスに訳してもらう。

 

「そうか、分かったよ。十代さんと合流するか」

 

と、俺はハネクリボーの案内で十代の元へ向かうのだった。

 

「おう!そっちは大丈夫だったみたいだな!」

 

ハネクリボーに連れられ十代さんと合流する。

 

「十代さんこそご無事で」

 

と俺は言い、

 

「それで、見つけたそれらしいものとは何ですか?」

 

と質問する。すると十代は

 

「あれだよあれ」

 

と指をさす。その方向を見てみると、

 

「あれは……」

 

空間に大きな裂け目のようなものができていた。その裂け目の中は異次元の空間になっているのか、ぐにゃぐにゃと景色が歪んでいる。

 

「どうやら、奴さんはあの中に居るみたいだ」

 

と十代。ゲームだったら事前にセーブをした方がいい雰囲気だ……。

 

「十代さん、俺の予想も入るんですが……」

 

と俺は十代に究極神の事を言う。奴のカードとしての大まかな効果も話す。

 

「別の世界の神様ね……」

 

と十代は、空間の裂け目を見ながらつぶやく。

 

「で、どうする?行きます?」

 

と俺は十代に質問する。

 

「もちろん!行くに決まってるだろ!」

 

そう言った十代と共に俺は空間の裂け目に突入した。内部は変な色の空の下に荒野の様な大地が広がっており、異次元の空間らしく異様な光景だった。

 

「不気味な空間だな……」

 

「ああ」

 

十代も俺と同じ感想を持ったようだ。そんな風に警戒しながら俺達は進む。すると、前方に1人の人影が見えた。近づいていくとその人影は男性だった。そして、俺とジラスはその男性を知っていた。

 

「あれは……」

 

『ジャン・ミシェル・ロジェ!』

 

そう、そこに居たのは遊戯王ARC-Vの登場人物であるロジェだった。十代は

 

「知ってる奴か?」

 

と俺に尋ねてくる。

 

「ジラスの昔の持ち主の上司だった男です」

 

と俺は答える。するとロジェが

 

『こんな所までやって来るとはな、余の邪魔をする決闘者どもめ』

 

と言ってくる。よくよく見ると、その目は原作にでてきたロジェの目の色では無く、まるでダークシグナーの様に黒く染まっていた。

 

『ロジェ……、じゃねえのか?』

 

と言うジラスにロジェは、

 

『ロジェ、次元の狭間を漂流していた余の器となったこの男の名か。余はロジェであってロジェにあらず……』

 

と言ってくる。

 

『ロジェの奴に憑りついたのか?』

 

と言うジラスにロジェは、

 

『……察しがいいな。その通りだ』

 

と肯定する。どうやらロジェに究極神が憑依しているらしい。すると十代が、

 

「究極神とかいう奴だろ!出てこい!俺達がぶっ飛ばしてやる!」

 

と言う。そんな十代に対してロジェは鼻で笑ってから答える。

 

『余は貴様等ごときに倒されるような存在ではない!』

 

と言いながらデュエルディスクを展開したロジェを、ジラスの闇の力の受けた俺は偽ダークシグナーモードになり十代と共にデュエルを展開して迎え撃つ。

 

『2人纏めて相手をしてやろう。LPはお互い8000からで、そちらのフィールド、墓地、除外されたカードは共有しターンも交互に行う。それでよいか?』

 

とロジェは言ってくる。よくある2対1の変則タッグマッチだ。俺は

 

「それでいいぞ」

 

と返し、十代も

 

「ああ!行くぞ頼」

 

と言う。ロジェは

 

『余の新たなる支配はここより始まる!まずは貴様等の世界からだ!』

 

と言い強烈な殺気を放つ。デュエルが始まる。

 

「「『デュエル!』」」

 

――ターン1――遊城十代

 

「俺のターン、俺はマスマティシャンを召喚!こいつの召喚に成功したことにより、デッキから、クロス・ポーターを墓地に送るぜ!」

 

十代のフィールドに長い髭を生やした学者風のモンスターが召喚された。あれは元々三沢が使っていたカードだったか……。

 

「墓地に送られたクロス・ポーターの効果!このカードが墓地に送られたことによりデッキからネオスペーシアン1体を手札に加える!俺はデッキからN・グラン・モールを手札に加えるぜ」

 

十代のデッキからネオスペーシアンの1体、通称鬼畜モグラことグラン・モールが手札に加わった。

 

「さらに俺は魔法カード、ENコールを発動!デッキからレベル4以下のE・HEROモンスターまたはNモンスター1体を墓地に送り、さらにデッキから墓地に送ったモンスターとカード名が異なるE・HEROモンスターまたはNモンスター1体を手札に加える!」

 

ENコール

通常魔法

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①デッキからレベル4以下の「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体を墓地に送る。その後デッキからこの効果で墓地に送ったモンスタ―とカード名が異なる「E・HERO」モンスターまたは「N」モンスター1体を手札に加える。

 

「俺はデッキのN・フレア・スカラベを墓地に送って、E・HERO オネスティ・ネオスを手札に加えるぜ」

 

「そして俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

遊城十代 LP8000 手札3

 

マスマティシャン ATK1500

伏せカード2

 

――ターン2――究極神ロジェ

 

『余のターン、ドロー!余は1000LPを支払い、魔法カード簡易融合を発動!その効果により余は古代の機械暴竜(アンティーク・ギア・レックス)を融合召喚する!』

 

究極神ロジェ LP8000→7000

 

ロジェのフィールドに巨大なカップヌードルの様な物体が現れ、中から機械でできた肉食恐竜風のモンスターが現れる。

 

古代の機械暴竜

融合

星5/地属性/機械族/攻2500/守0

地属性モンスター+機械族モンスター

 

『更に余は手札からチューナーモンスター、古代の機械模造人形(アンティーク・ギア・コピードール)を召喚!』

 

古代の機械暴竜の横に小型の玩具のロボットの様なモンスターが並ぶ。

 

古代の機械模造人形

チューナー・効果

星1/地属性/機械族/攻0/守500

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①このカード以外のフィールド上の機械族モンスター1体を対象として発動できる。このカードのレベルとカード名は、対象としたモンスターのレベルと元々のカード名と同じになる。

 

『古代の機械模造人形の効果発動!このカードのレベルと名前を他の機械族モンスターのものと同じにする!余は古代の機械暴竜を選択!』

 

古代の機械模造人形の形が、古代の機械暴竜に似た形に変形する。

 

古代の機械模造人形→古代の機械暴竜 レベル1→5

 

「レベル5のモンスターが2体で、内1体がチューナー!」

 

と十代。俺は

 

「来ますよ十代さん!」

 

と言った。この布陣、あのカードが来るはずだ。

 

『余はレベル5のチューナーである古代の機械暴竜ともう1体の古代の機械暴竜を生贄に捧げる!マイナスチューニング!』

 

古代の機械暴竜同士に強力な力場が発生し、引きあっていく。

 

『混沌の次元より湧き出し力の源!!原点にして全ての頂点!!この現世でその無限の渇望を暫し潤すがよい!!神降せよ!!究極神、アルティマヤ・ツィオルキン!!』

 

ロジェの言葉とともに、赤き竜にそっくりな神々しさを感じられる巨大な竜のモンスターが出現する。

 

「こいつが究極神か!」

 

と十代。俺は

 

「気をつけてください!こいつの効果は……」

 

と言いかけた所に、

 

『余はカードを1枚伏せる!これによりアルティマヤ・ツィオルキンの効果発動!パワー・ツールSモンスターまたはレベル7・8のドラゴン族Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する!出でよ、閃珖竜 スターダスト!』

 

アルティマヤ・ツィオルキンによってロジェのフィールドにスターダスト・ドラゴンそっくりのモンスターが現れた。

 

「遊星のスターダストに似ている!?」

 

と十代。そういえば映画の事件で遊星と共闘した時にスターダストを見ていたはずだな。

 

『バトルだ!閃珖竜 スターダストでマスマティシャンを攻撃!流星閃撃(シューティング・ブラスト)!』

 

閃珖竜 スターダスト ATK2500

マスマティシャン ATK1500

 

スターダストがブレス攻撃をマスマティシャンに行い、そのまま撃破する。

 

「うっ!」

 

遊城十代 LP8000→7000

 

「この瞬間、マスマティシャンの効果と罠カード、ヒーロー・シグナルを発動!このカードが戦闘で破壊され墓地に送られたことで、デッキから1枚ドロー!そしてヒーロー・シグナルの効果でデッキからE・HERO ブレイズマンを守備表示で特殊召喚するぜ!」

 

十代はカードをドローし、Hの文字のシグナルによってHEROの1体が呼び出された。

 

「E・HERO ブレイズマンの効果!特殊召喚に成功したことによりデッキから融合1枚を手札に加える!」

 

『……余はターンを終了する』

 

究極神ロジェ LP7000 手札3

 

アルティマヤ・ツィオルキン DEF0

閃珖竜 スターダスト ATK2500

伏せカード1枚

 

――ターン3――土斬頼

 

「俺のターン、ドロー!」

 

『この瞬間、余は罠カード、供物の棺を発動!その効果により、余の墓地の簡易融合をセットする!』

 

「なにっ!?」

 

供物の棺

通常罠

①自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。対象のカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードは発動できない。

 

『それによってアルティマヤ・ツィオルキンの効果発動!余はEXデッキより、月華竜 ブラック・ローズを特殊召喚!』

 

アルティマヤ・ツィオルキンによってブラック・ローズ・ドラゴンそっくりのモンスターが呼び出される。

 

『月華竜 ブラック・ローズの効果!このカードの特殊召喚に成功したことにより、貴様のフィールドのE・HERO ブレイズマンを手札に戻す!退華の叙事歌(ローズ・バラード)!』

 

ブラック・ローズの効果によってブレイズマンが俺の手札に戻った。これは地味に厄介だな……。だが!

 

「俺はお前の閃珖竜 スターダストを対象として魔法カード、反逆の罪宝-スネークアイを発動!対象のモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く!」

 

『ならば、閃珖竜 スターダストの効果!自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択してそのカードの破壊をこのターン1度だけ無効にする!余は月華竜 ブラック・ローズを選択!波動音壁(ソニック・バリア)!』

 

スターダストはスネークアイに閉じ込められ、ロジェの魔法・罠ゾーンに置かれた。その際にブラック・ローズの周りにバリアを張られる。良し、スターダストは居座られると厄介だから封じられたのは良かった。

 

「俺は、地縛囚人 ライン・ウォーカーを召喚!その効果によりデッキから地縛牢を手札に加える。でもって今手札に加えた地縛牢を発動!その効果で月華竜 ブラック・ローズの効果を無効にする!」

 

地縛牢にブラック・ローズが囚われた。これで厄介なブラック・ローズの効果も封じたぞ!

 

「俺は地縛牢の効果によって追加で地縛モンスターを召喚できる!俺は地縛囚人 アンノウン・マスクを召喚!召喚に成功したことによりアンノウン・マスクの効果でこのターンの終了時に俺はデッキから地縛カード1枚を手札に加える!」

 

「そして俺は、レベル4の地縛囚人 アンノウン・マスクにレベル3の地縛囚人 ライン・ウォーカーをチューニング!妖獣よ、大地より出でて駆け抜けよ!シンクロ召喚!レベル7、地縛戒隷 ジオユニコーン!」

 

俺のフィールドにジオユニコーンが現れる。

 

「地縛戒隷 ジオユニコーンの効果!このカードの特殊召喚に成功したことにより、相手フィールドの全てのモンスターの表示形式を変更し攻撃力・守備力を800ダウンさせる!」

 

ジオユニコーンから黒い波動が放たれる。

 

月華竜 ブラック・ローズ DEF1800→1000

アルティマヤ・ツィオルキン ATK0

 

「バトルだ!地縛戒隷 ジオユニコーンで月華竜 ブラック・ローズに攻撃!」

 

ジオユニコーンがブラック・ローズに突進する。

 

『月華竜 ブラック・ローズは1ターンに1度、戦闘・効果では破壊されない!』

 

「だが、地縛戒隷 ジオユニコーンは貫通ダメージを与えることができる!」

 

地縛戒隷 ジオユニコーン ATK2600

月華竜 ブラック・ローズ DEF1000

 

『ぐう!』

 

究極神ロジェ LP7000→5400

 

「俺はカードを2枚伏せてターンエンド、地縛囚人 アンノウン・マスクの効果でデッキから地縛囚人 ティターン・ハンマーを手札に加える」

 

土斬頼 LP7000 手札3

 

地縛戒隷 ジオユニコーン ATK2600

地縛牢

伏せカード3

 




駄文閲覧ありがとうございました。ご感想お待ちしております。
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