地縛(但しARC-Vの)使いでダークシグナー擬き主の5D's   作:クォーターシェル

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久々の投稿です。腕が鈍ってきたかも……
応援ありがとうございます。


第9話

遊星がアキに近づくと果たして、遊星とアキのシグナーの痣が光りだし眠っていたアキが目覚めた。しかし、気がついたアキは英雄さん達の姿を見ると敵意を露わにした。そして自分が気絶する直前に何があったか思い出したようで、ディヴァインがやられたことに悲しんだ。更に

 

「落ち着け十六夜!」

 

「そうだよアキ。取りあえずは話を…」

 

「貴方達は私を笑いに来たの!?だったらもう一度化け物の力を見せてあげるわ!」

 

と興奮するアキはデュエルディスクを構えた。こうして遊星とアキがデュエルすることになった。そのデュエルの最中にアキが繰り出したブラック・ローズ・ドラゴンは装備魔法、憎悪の棘を装備し遊星を攻め立てた。その様子を見ていた俺達だったが、英雄さんは何を思ったのかブラック・ローズ・ドラゴンの攻撃に対し遊星を庇う様に前に立った。

 

遊星の発動したガードブロックの効果で直撃を受ける事は無かったが、そのまま英雄さんはアキに呼びかけていく。自分はアキを恐れた。そこで考えを止めてしまった。その先にある、信じるべきだったアキを愛していることを。

 

しかし、アキは父の言葉を信じられず、デュエルを続行。罠カード、デス・ペタル・カウントダウンで遊星や周囲にダメージを与える。どうやら力が暴走しつつあるらしい。なおもアキの近くに行こうとする英雄さんの隣に俺は立った。

 

「頼君……!」

 

「アキの事には俺も非がありますから。せめてもの償いです」

 

俺は俺達の前方に小型のジラスを出現させ、デス・ペタル・カウントダウンの影響で放たれる花びら状のエネルギーの直撃をガードさせる。これで完全とはいかないまでも大分楽になるだろう。

 

「頼……なぜ……?」

 

とアキ。俺は

 

「まだ二人とも後戻りできるからね。それにアキも本心で親をどうにかしようとか思ってないだろう?」

 

と答えたその後、遊星の説得もあってかアキは力を制御することに成功し、アキと両親は仲直りすることができた。そして一段落ついた後、シグナー組はゴドウィン長官に呼ばれて治安維持局に行くことになったので、俺はシグナー組に断りをいれ一足先にサテライトに戻ることにした。英雄さんは、

 

「頼君!今回は本当にありがとう!お陰でアキを向き合うことができたよ!」

 

と帰る際に言った。それに対し俺は

 

「お礼なら遊星に言ってください。今回の件の功は彼の方が上です」

 

と言った。俺は原作の展開に乗ったに過ぎないからな。英雄さんは

 

「それでもアキが心を開いてくれたのは君の存在もあったからだと思うよ」

 

と言ってくれた。マーサハウスに戻ると、セクト達が出迎えてくれた。

 

「ただいま頼!用事はどうだった?」

 

とセクト。俺は

 

「丸く収まったよ。そっちは何かあったか?」

 

と答える。あゆみが

 

「それなんですが……」

 

と言った所でセクトが割り込んだ。

 

「そうそう、頼に会いたいって奴が来ててさ、マーサハウスの中で待ってるぜ」

 

と言うセクト。

 

「客が?」

 

と俺。こんなタイミングに誰だ?少なくとも敵って訳じゃなそうだけど……

 

「どんな奴なんだ?」

 

と俺は尋ねる。あゆみは

 

「遊城十代、と名乗っていました。頼さんとそう変わらない年の人です」

 

と言った。

ゑ?

 

「ゆ、ゆゆゆ遊城十代いぃぃ!!?」

 

と俺は分かりやすく動揺してしまった。ちょっと待った。十代ってGXの主人公だろ!?なんでここに居るんだ!?セクトは

 

「知り合いなのか?」

 

言ってくるが勿論十代とは知り合いでない。転生前から一方的に知っているだけだ。俺は

 

「いや、昔のアカデミアの卒業生の中にそんな名前の人が居たような……?」

 

としどろもどろに答える。セクトは

 

「そうか?俺にはアイツは頼と同年代ぐらいにみえたぜ」

 

と言う。あゆみは

 

「ともかく会ってください。ずっと貴方を待っているので」

 

と言う。仕方ないか……俺は意を決してマーサハウスの中へと入る。するとそこには椅子に座っている十代の姿があった。俺は恐る恐る話しかけた。

 

「ど、どうも……」

 

とぎごちなく話しかけた。すると十代は

 

「よお!」

 

答え、そして

 

「お前、土斬頼だよな?」

 

と聞いてきたため俺は小さく頷いた。そして

 

「あの……なぜ俺の事を?」

 

と遊城十代に問う。前作主人公である彼は何故5D'sの舞台であるサテライトに出向き俺に会いに来たのだろう?俺は頭をフル回転させて考えたが答えは見つからない。

 

「いや、最近精霊達の噂になっててさ。別の世界からやって来た精霊と契約した奴が居るってな。それもその精霊は今ネオドミノシティで復活しようしている地縛神の関係者って言うじゃないか。で、俺は念のために来たわけだ」

 

と、十代。俺はその情報の出どころが精霊達であることを理解した。俺は十代に

 

「取りあえず、お掛けになってください」

 

と椅子に座るよう促した。十代は素直に座る。そして言葉を続けた。

 

「で、その精霊はどんな奴なんだ?」

 

と言う十代に対し俺はジラスを呼び出した。するとすかさず遊城十代の背後から悪魔のような容姿のモンスターが現れる。

 

『なるほど噂はでたらめじゃあないみたいだね』

 

と言う。十代のパートナーと言うべき精霊、ユベル。ジラスは

 

『言っとくがこの件については俺達は被害者だぜ。別にこの世界の冥界の王がどうなろうとどうでも良いしな』

 

と、ユベルを見据えながら言う。十代は

 

「そうだな。まずはデュエルしてみないか?」

 

言ってきた。俺は

 

「いきなりですね……」

 

と言う。十代は

 

「デュエリストが2人、人となりを知るならデュエルだろ?お前がどんな奴か紹介してもらうぜ」

 

とデュエルディスクを構える。やれやれ、これだからホビーアニメの世界は……。まあいいかまさか5D'sの世界で過去の英雄、遊城十代とデュエルできるとはまたとない機会だろう。俺は

 

「その挑戦、受けますよ」

 

とデュエルディスクを取り出し、表に出ることにする。

セクト、あゆみ、マーサ、雑賀、子供達といったギャラリーの前で俺達はデュエルすることになった。

 

「「デュエル!!」」

 

――ターン1――

 

「俺の先攻!俺は手札から魔法カード、予想GUYを発動。デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚するぜ!現れろ、E・HERO フェザーマン!」

 

十代のフィールドに翼の生えたヒーローが登場する。

 

「はあ!」

 

E・HERO フェザーマン DEF1000

 

「更に俺は手札から融合を発動!手札のE・HEROバーストレディとフィールドのE・HEROフェザーマンを素材として融合を行うぜ!」

 

フェザーマンとバーストレディが融合する。さて、何がくるか……

 

「現れろ!E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート!」

 

「ハアァ!」

 

フィールドにドラゴンと融合したような戦士が降り立つ。

 

これは、十代のフェイバリット、フレイム・ウイングマン……のリメイクか。

 

「E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュートの効果発動!こいつの特殊召喚に成功した場合、自分のデッキ・墓地から「フェイバリット」カード1枚を選んで手札に加えることができるぜ。俺は「フェイバリット」カード扱いとして扱うハネクリボー LV6を選択して手札に加える!」

 

ハネクリボーLV6は確か妨害効果があるか。注意が必要だな。

 

「E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュートの更なる効果を発動!通常モンスターを素材としたこのカードをリリースしてデッキ・EXデッキからレベル7以下の通常召喚できない「E・HERO」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する!現れろ!E・HERO サンライザー!」

 

エッジマンの強化版の様なヒーローがフィールドに降り立つ。

 

「E・HERO サンライザーの効果!このカードの特殊召喚に成功したことでデッキからミラクルフュージョン1枚を手札に加えさせてもらうぜ!カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

遊城十代 LP4000 手札2

E・HERO サンライザー ATK2700

伏せカード2

 

――ターン2――

 

「俺のターンドロー。俺は手札から地縛囚人 グランド・キーパーを召喚!その効果で地縛囚人 ロード・ウォッチャーをデッキから特殊召喚するぞ」

 

俺のフィールドに2体の地縛囚人が並ぶ。

 

「レベル5の地縛囚人 ロード・ウォッチャーにレベル1の地縛囚人 グランド・キーパーをチューニング!氷獄から解き放たれし魔槍よ、標的を貫け!シンクロ召喚!氷魔龍 ブリューナク!」

 

フィールドに氷で構成されたかのような龍が出現する。

 

「氷魔龍 ブリューナクの効果発動!シンクロ召喚に成功したことにより手札を1枚捨ててフィールドのカード1枚を対象に手札に戻す!俺は対象にするのはE・HERO サンライザー!」

 

ブリューナクがサンライザーに向かって吹雪を放つ。しかし十代は、

 

「この瞬間リバースカードをオープンするぜ!速攻魔法、神秘の中華なべ!その効果で俺はE・HERO サンライザーをリリースしてその攻撃力分のライフを回復する!」

 

サンライザーはリリースされブリューナクの吹雪を躱した。

 

遊城十代LP4000→6700

 

「ならバトルフェイズ。俺は氷魔龍 ブリューナクでダイレクトアタック!」

 

氷魔龍 ブリューナク ATK2300

 

ブリューナクが十代に向かう。それに対し十代はもう1つの伏せカードを発動する。

 

「速攻魔法、クリボーを呼ぶ笛を発動!デッキからハネクリボーを守備表示で特殊召喚する!来いハネクリボー!」

 

十代の前にハネクリボーが現れる。

 

「なら、攻撃を続行!ハネクリボーに攻撃!」

 

氷魔龍 ブリューナク ATK2300

ハネクリボー DEF200

 

ブリューナクは口から氷柱を撃ちだしハネクリボーを撃墜する。

 

「俺はバトルを終了、そしてカード2枚伏せる。さらに通常魔法、異界との取引を発動。この効果で俺は氷魔龍 ブリューナクを守備表示にしてデッキから2枚ドローしてターンエンド」

 

異界との取引

通常魔法

①自分フィールドの攻撃表示の融合・Sモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターを守備表示にし、自分はデッキからカードを2枚ドローする。

その後、このターンのエンドフェイズになる。

 

土斬頼 LP4000 手札3

 

氷魔龍 ブリューナク DEF1400

伏せカード2

 

――ターン3――

 

「俺のターン、ドロー!俺は墓地のハネクリボーを除外して、手札のハネクリボー LV6を特殊召喚!」

 

十代のフィールドにフレイム・ウィングマンのドラゴンの被り物をしたハネクリボーが現れる。

 

「そろそろヒーローの本領発揮と行かせてもらうぜ!俺は魔法カード、ミラクル・フュージョンを発動!墓地のE・HERO フェザーマン、バーストレディ、フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート、サンライザーを融合!現れろ!Wake Up Your E・HERO!!」

 

融合素材となったE・HEROの団体が現れた。イラストと違って融合素材によってソリッドビジョンが変化する仕様の様だ。

 

「Wake Up Your E・HEROの効果!このカードの攻撃力は融合素材となったモンスターの数×300アップする!」

 

Wake Up Your E・HERO ATK2500→3700

 

ヒーローの団体がパワーアップする。序盤で出したからこれだがデュエル終盤なら途轍もない火力になりかねないカードだ。

 

「更に俺は通常魔法、HEROの帰還を発動。除外状態のHEROを2体までデッキに戻して戻したカードの枚数ドローする」

 

HEROの帰還

通常魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

①自分の除外された「HERO」モンスターを2体までデッキに戻して発動できる。自分は戻したモンスターと同じ枚数分デッキからドローする。

 

「俺はE・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュートとE・HEROサンライザーを戻して2枚ドロー。バトルだ!Wake Up Your E・HEROで氷魔龍 ブリューナクに攻撃!ネクサス・ワークス!」

 

Wake Up Your E・HERO ATK3700

氷魔龍 ブリューナク DEF1400

 

ヒーロー達の連携攻撃によってブリューナクは撃破される。

 

「Wake Up Your E・HEROの効果!このカードがモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後にそのモンスターを破壊して、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与えるぜ!」

 

「くっ!」

 

ヒーロー達から光が放たれダメージを受ける。

 

土斬頼LP4000→1700

 

Wake Up Your E・HEROは融合素材の数だけモンスターに攻撃できる能力もある。これは迂闊にモンスターを並べていたら即死だったな。

 

「ハネクリボー LV6でダイレクトアタック!」

 

ハネクリボー LV6が俺に火球を放つ。

 

ハネクリボー LV6 ATK300

 

「…ライフで受ける」

 

土斬頼LP1700→1400

 

「俺はこれでターンエンド」

 

遊城十代 LP6700 手札2

 

ハネクリボー LV6 ATK300

Wake Up Your E・HERO ATK3700

 

 

――ターン4――

 

「俺のターン、ドロー。俺は手札から地縛牢を発動。貴方のフィールドのハネクリボー LV6対象にし、効果を無効化する」

 

「クリッ!?」

 

ハネクリボー LV6が地縛牢に囚われる。これで厄介な効果を気にせず展開できる。

 

「俺は地縛囚人 ライン・ウォーカーを召喚。その効果でデッキから異界共鳴-シンクロ・フュージョンを手札に加える。更に俺は地縛牢の効果で1ターンに2度地縛モンスターを通常召喚できる!俺は地縛囚人 アンノウン・マスクを召喚、そして地縛囚人アンノウン・マスクの効果!このカードの召喚に成功したこのターンの終了時に俺はデッキから地縛カードを1枚手札に加えることができる」

 

地縛囚人 アンノウン・マスク

効果

星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守200

このカード名の②の効果はデュエル中1度しか使用できない。

①このカードが召喚した場合に発動できる。

このターンの終了時に自分はデッキから「地縛」カード1枚を選択して手札に加える。

②このカードが墓地に存在し自分フィールドゾーンにカードが存在する場合、自分スタンバイフェイズに発動できる。このカードを手札に戻す。

 

「更に俺は魔法カード、異界共鳴-シンクロ・フュージョンを発動!地縛囚人 ライン・ウォーカーと地縛囚人 アンノウン・マスクを墓地へ送ってモンスターを特殊召喚する!」

 

「妖獣よ、大地より出でて駆け抜けよ!レベル7、地縛戒隷 ジオユニコーン!」

 

地縛戒隷 ジオユニコーン

シンクロ・効果

星7/闇属性/悪魔族/攻2600/守0

闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①このカードが特殊召喚した場合に発動できる。

相手フィールドの全ての表側表示のモンスターの表示形式を変更し攻撃力・守備力を800ダウンさせる。

②このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

「刑場への道を歩き続ける囚人よ、仮面の囚人と一つとなり大地を割れ!レベル7、地縛戒隷 ジオバイコーン!」

 

地縛戒隷 ジオバイコーン

融合・効果

星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守2400

「地縛」モンスター×2

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。

①自分の「地縛」モンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

②自分フィールドにSモンスターが存在し、相手がモンスター効果を発動した場合に発動できる。攻撃表示のこのカードを守備表示にし、その効果の発動を無効にして破壊する。

 

自分フィールドに地縛の特徴を持った一角獣と二角獣が現れる。

 

「地縛戒隷 ジオユニコーンの効果!このカードの特殊召喚に成功した場合、相手フィールドの全ての表側表示モンスターの表示形式を変更し、攻撃力と守備力を800ダウンさせる!」

 

ジオユニコーンから黒い波動が放たれ、十代のフィールドのモンスターを弱体化させる。

 

ハネクリボー LV6 DEF200→0

Wake Up Your E・HERO DEF2100→1300

 

「どうやらそっちもエンジンがかかってきたみたいだな!」

 

と十代は言った。

 




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